食べたい話

６月２８日

一週間ぶりくらいに気温が４０度以下になったみたい。

おお～涼しく感じる。いや、それでも暑いけどさ。

ところで。

どんなもんでしょう、ふと、しみじみ「食べたいな～」って思うものって、子供のときに馴染んだ味なんでしょうかね。

ここ数年、時々「あ～、食べたいな～」ってわたしが思う筆頭選手は

「筋子のおにぎり」

なのだ。

筋子のおにぎり。

もちろん、「イクラのおにぎり」じゃあダメなのよ。

たらこだってキャビアだってダメ。

筋子のおにぎりじゃなきゃ。

子供の頃お弁当に作ってもらったおにぎりって「筋子のおにぎり」が一番多かったような気がする（それともそれが好きだったからその時のことだけ覚えているのか？）。

そして当然「筋子のおにぎり」とセットになって記憶によみがえるのは

ぴしっと冷えた空気。

つまり、冬に食べていたんだよね。

小学生の１年か２年の頃、体育の授業で近くの山にスキーをしに行って、マイナス２０度以下の吹雪の中で（ロッジなんてなかった）雪に埋もれながら食べたのも筋子のおにぎりだったかなあ。

連日猛暑だもん、吹雪でさえ恋しくなるけど、それより何より、

筋子のおにぎり、食べたいな～。

ま、食べられないと思っているから余計食べたいんだろうけど。

いざ食べてみると、それほど感動しないかもしれないけど。

毎晩、「筋子のおにぎりを食べる夢を見ようっと」と思いながら眠りにつくひとぴょんでした。

いろいろな話

６月２７日

まだ暑い．．．。

今日も４０度以上だよ、こりゃ。

ところで最近のお話をまとめてみました。

その①

実家から「航空便」で食料品を送ってもらったのに、一向に届かない。２週間が過ぎ、３週間が過ぎた。もしかして「粉イースト」や「粉ゼラチン」が麻薬検査に引っかかっているのか（そんなばかな）と思っていたら、やっと届いた。
しかし、箱が違う。おまけに「ブダペスト郵便局」と書いてあるビニールテープがべたべたと貼ってある。さらに頼んでおいた魚の缶詰がいくつもぼこぼこにつぶれている。さらにさらに、「ブダペスト郵便局」と書かれたビニール袋にぐるぐる巻きにされた中に、つぶれて中身が出ている鮭缶が（臭い）．．．。
どうやらブダペストで、荷物が落っことされた模様。それはいいけど、こんなに時間がかかったなら、一万三千円の航空便料金の、少しでもいいから払い戻せ～。

その②

以前ベランダに植えた「大豆」。芽が出てきたところで、鳥に食べられてしまい、あっけなく全滅。仕方がないので、今度はベランダの外側に置いてあったプランターを建物側にずらした。またまた芽がでて、今度は何者にも食べられず、すくすくと大きくなっている。おまけに実もなっている！すごい！
しかし、食べられるほど大きく育つかどうかは不明。
おまけにのんたん曰く、「実の中の豆、全部合計したって、植えた分よりも少ないよね」だって。
確かに。

その③

お買い物ができないって、思ったよりつらい。
スネジャーナは黄色い（新鮮じゃなさそうな）ブロッコリーを買ってくる（日曜日だったし、時間も遅かったので市場では空いている店が少なかったらしい）。
ラディッツアは「やわらかい仔牛肉」の代わりに「堅い牛肉」を買ってくる。
のんたんときたら、「とりもも肉」を頼んだら、「とりむね肉」を買ってくるし、「とりドラムスティック」を頼んだら、「とり手羽先」を買ってくる。
おまけに通勤途中に（翌日の朝食用の）パンを買うように頼んだら、７割以上の確率でそのパンをオフィスに忘れてくるし。
極めつけは牛乳。１リットル入りパックの１２個入り箱をいつも買うのだけど、この暑い中、のんたんはその牛乳を二泊三日、車に置きっぱなしだった。
．．．まあロングライフの牛乳だったし、一応味見（毒見？）してから飲んでいたけど、なんだかはらはら（掛け言葉）どきどきしながら飲んでいたよ。
（そんなんなら捨てればっていう声が聞こえてきそう．．．。でももったいないし．．．）

今日の話

６月２４日

いやあ、ものすごく暑い日が続いています、マケドニア。

去年はこんなこと、なかったように思うのだけど、まず春先に「雷を伴う大雨」が毎日のように降っていた。まるでヨーロッパというよりは東南アジアのような気候。

そしてそれが終わったかと思うとちょっと涼しくなり、次は猛暑。

３０年ぶりの暑さだという巷の噂。

まだ六月なのに、二日前なんか「日陰で４３度」だったらしいと、のんたんが言っていた。

ほんとお？

省エネ派のひとぴょんもさすがにクーラーをつけている今日この頃。

さてさて。

日曜日の今日、のんたんはエカテリーナとお出かけ。

このブログにも時々ご登場いただいている、アール氏、実は「指揮者」なのですが、彼のコンサートが今夜スコピエ美術館で催されるのです。

そしてアール氏夫人は「ピアニスト」。

本番前のリハーサル（『ゲネプロ』っていうんだって。知ってました？わたしはこんな言葉、初めて知った）で、アール氏もアール氏夫人も忙しいので、その間会場でアール氏のご子息（赤ちゃん）をベビーシッターしているのだ。

のんたんとエカテリーナが。

でも子供二人にのんたん一人じゃあ、ちょっと心許ないので、ラディッツアも呼んだ。

いいなあ。

オーケストラの練習風景なんて、普通見られるものじゃないもんねえ。

わたしも行きたかったなあ。

エカテリーナは「アン○ンマン」が指揮棒を振っているコップを持っていて、そのせいで

「エカテリーナも指揮棒欲しいの～。今度お父さんに買ってもらおうかな」なんて口走る。

今頃、本物の指揮棒を見ているんだろうなあ（いや、指揮者か）。

ところで、最近以前にも増して歌を歌うのが好きになったエカテリーナだけど、だけど、歌詞の覚えはいいくせに、音程がどうも．．．。外れているというより、メロディーが存在していないかのような．．．。

某有名バイオリニストは二歳のときに、すでに素晴しい音感を身につけていたそうだけど。

やはり親の子か。

三人目の話

６月２１日

痛くも痒くもないのにずっと寝ているというのは、それなりにストレスになるもんですねえ。

寝ながらストレスをためているひとぴょんに対し、のんたんは休みなく働いてストレスをためていた。

仕事でもへろへろになっているのに、帰宅してからも慣れない家事や育児を一手に担っている。

最初はこういう状況も長くは続かないだろうとタカをくくっていたのだけど、どうやら長期戦になりそうなもんで、毎日家政婦兼子守を雇うことにした。

エカテリーナも慣れているし、ラディッツアが毎日来てくれればいいんのだけど、こちらがいつまで彼女を必要とするかわからない状況下で、他の仕事を辞めさせてまで来てくれとは言えないし。

で、エディという人に来てもらった。

そして一日で辞めてもらった。

やっぱり狭い空間でずっと顔を付き合わせるには、相性というものが重要なのねえ。

バスタブをこちらの指示通りに洗わない、洗濯物を干すのに洗濯バサミを使わない、エカテリーナの服が散らかっていてもそのまま放置、そのくせこだわりを持っていて、

「お肉はわたしの行きつけの肉屋が一番よ。わたしのダンナに電話して買ってきてもらうから。あ、でもその店はレシートが出ないの」

とか、

「今度からバスタブを洗うのに、いいスポンジを買ってくるわ。そしてパーフェクトに洗うから」

とか。

いちいちいちいち指示するのも面倒なのでやめた。

次。

スネジャーナ。

こちらはラディッツアのお友達。英語がとっても不自由だけど（それが原因で、最初はエディを雇ったのだ）、まあ性格がわたしに合っているし、こういう仕事をするのは始めてらしく、とっても一生懸命だし、おまけに仕事のやり方を知りたいからと言って、二日もラディッツアの仕事の日に一緒に来ていろいろ教わっていたし。

しかし、ちょっとしたミステリーに気付いてしまった。

昨日、わたしがクッキーの作り方を教えて、作ってもらった（わたしとエカテリーナが昼寝している間に）。

とってもおいしかった。

しかし、かなり減っているはずのバターの量がそのまんま冷蔵庫に存在している。

気のせいか？

それとも何か別のものが．．．。

明日、聞いてみようっと。

まだまだ寝ている話

６月２１日

お久しぶりです。ひとぴょんです。

まだ寝ています。

実は、担当医のドラ先生（仮名）の休暇中、ドラドラ先生（仮名）に診てもらった時、

「出血が止まったら寝ていなくてもいいよ」

と言われていたのだ。

で、１０日の日曜日から三日間出血がなかったので気を良くしてエカテリーナを床屋に連れて行ったら、再び鮮血がっ。

慌てて病院に行ったら、その時はドラドラドラ先生（仮名。女医さんだった）が診てくれて（ドラ先生はまだ休暇中）、

「何の手当てもされていないの？」

と驚かれて、そして注射一本と薬の処方をしてくれた。

この時は、３～４週間は寝ていろと言われた。

．．．。

どうでもいいけどさあ、注射のせいなのか、薬のせいなのか、それとも単にタイミングなのか、ドラドラドラ先生に診てもらった後は、すぐに出血が止まったんだよね。

まあ、処方された薬を飲んで文字通りぶっ倒れたけど（くらくらする副作用があると注意書にあった）。

そんなんなら、もっと早く注射とか薬とか、欲しかったよ。

ちなみにさっきも病院に行ってきました。

おかげさまで赤ちゃんは順調、手も足も出来ていました。

けれどドラ先生は、

「まだ今後２週間は寝ているように」

と言っていた。

やれやれ。

寝ている話

６月５日

「二度あることは三度ある」となるか、「三度目の正直」となるか。

最近すっかり更新が滞っていますが、いやあ、とうとう医者から

「寝ているように」

と言われてしまったのだ。

妊娠発覚時に始まった出血はだらだらと未だに続いているし、時折いやぁ～な感じの腹痛はあるし。

エカテリーナのときは、この時期一ヶ月に一度医者に行っていたもんだけど、今回は週に二度医者に行っている。

しかし、その「安静指示」も先週末からなんだよね～。

出血について訊いてみても、

「全妊娠の３０％に出血はつきものだから心配はいらない」というようなことを繰り返すばかりだし。

そんなもんか？

とりあえずビタミンと葉酸は処方されたので飲んでいるけど。

う～ん。

まあ、二日前の日曜日には、動いている心臓が確認されているんだけどね。

「無事生まれたら名前は忍にしよう（耐え忍んでいるから）」とか、

「ミドルネームはミラクルにしよう」とか、

のんたんと話しているけど。

．．．。

まあとにかく、「座ってもいけない。なるべく寝ているように」と言われているので、ブログもしばらく寝かせておきます。

ぐう。

テレビに出る話 のつづき

６月１日

すみません、下の記事に書いた、テレビ番組ですが、昨日アール氏から連絡があり、放送が６月１５日に暫定的に延びたとのことです。

おまけに我が家のインターネットがまたまた接続不可能になってしまい、今やっと復活したところ。

楽しみにテレビを見て、「え？結局誰のことかわからなかったよ～」なんていう方がいらっしゃいましたら、本当にすみません。

でも、許してね。