暇人の帰省旅行

さて年末年始のお休みに入りました
今回のお休みは 曜日の関係で いつもより少し長めとなります
昨年は 北海道から自宅に戻るのに 寝台特急「北斗星」を使ってのんびり帰りましたが
今年は 残念ながらチケットを取ることができませんでした
予約が取れなかったことは残念ですが 廃止が迫りつつある状況で厳しいことは予想していましたので 
次の手として 特急列車と新幹線を乗り継いで帰る方法も計画していました
この方法で 朝 小樽を発てば 夜には自宅に帰りつくことはできますが 一日中列車に乗り続けるのもしんどいので
以前からじっくり回ってみたかった函館で途中下車して 1泊することとしました

鉄道で 小樽から函館まで行く方法は 2通りあります
1つ目は 小樽から札幌に出て 札幌から特急列車に乗って 苫小牧 東室蘭を経由して函館に行く方法(海線)
2つ目は 小樽から函館本線で 倶知安 ニセコを経由して長万部に出て函館まで行く方法(山線)
時間的にも列車本数的にも1つ目の方法が一般的です
2つ目の方法は 小樽―長万部間が 超ローカル線状態で 
特急列車どころか 列車本数自体が極端に少なく 時間もかかります
本来は 山線が函館本線としてメインであるはずなのですが カーブと急こう配が多く
スピード化のニーズに対応できず 海線がメインルートになってしまいました
今回は そんな不遇の扱いを受けている山線を往くこととし 
小樽発の各駅停車に約3時間揺られ 北海道の豪雪地帯を抜けて長万部まで出ることとしました

各駅停車で3時間もかけて長万部まで行く物好きは自分だけだろうと思っていましたら
意外にもさにあらず 2両編成の車内は 満席状態で そのうち半分は 長万部まで乗り通しの乗客で
さらに そのほとんどが 中国系の外国人でした
外国人のみなさん なかなかたくましいです

長万部からは 特急列車を利用しますが 待ち合わせ時間があるため
一旦駅から出て 駅前の老舗食堂で かにめしを食べることとしました
すると列車内でいっしょだった外国人も後から入ってきて 顔を合わせると こんにちはと日本語で挨拶してくれました
時にマナーが問題視される外国人観光客ですが 日本人よりも礼儀正しい人たちもいることを実感しました

函館にはお昼すぎに着き その日の午後と次の日の午前中に市内巡りをしました
そして 函館を お昼前の特急列車で発ち 長い長い青函トンネルを抜けて本州へと渡りました
新青森からは 東北新幹線のはやぶさ号で一気に東京まで駆け抜けます
東北新幹線のお陰で北海道から1日で帰ることが可能なのですが やたらトンネルが多く 
時速300kmから見える車窓もあまり風情を味わうこともできませんでした
飛行機と同じように 高速移動のための交通手段ということで 電子書籍に没頭するつもりだったのですが
その電子書籍を 函館に向かう特急列車の車内に置き忘れてしまい ひたすら寝るしかありませんでした
なお 電子書籍は 札幌駅で保管され 後日 北海道に戻ってから 引き取ることができました

途中の宿泊代も含めると 飛行機の正規料金より高くなりますが 観光を兼ねると思えば こういう旅もいいかなと思えます

掛け値なしにすばらしかった函館市内の様子は 後日掲載します


1 出発時の小樽駅
  風雪がホームに容赦なく吹きつけます


2 8時7分の長万部行きを寒さに震えながら待ちます


3 積雪のため長万部行き列車の連結作業が遅れ 発車が20分ほど遅れました
  この先の豪雪地帯を無事抜けられるか心配になります


4 途中の雪が心配されましたが何とか無事長万部に到着です
  各駅停車に3時間も乗る物好きはいないだろうと思っていたら 意外と外国人(中国系)が大勢乗っていました


5 長万部名物かにめし
  列車乗り継ぎの間に途中下車をして こちらでお昼をいただきました


6 長万部駅で列車を待っていたら JR貨物の力持ちDF200がやってきました
  レッド・ベアの愛称を持ち基本的に北海道でしか見られない機関車ですが
  JR九州の豪華寝台列車「ななつ星」の機関車に採用されています


7 長万部からは特急スーパー北斗に乗ります
  JR北海道の特急列車はどれも混んでいますが この特急も満席状態でした


8 函館駅到着です
  函館駅のホームは緩やかにカーブしています
  かつてはこの先(手前側)に青函連絡船の桟橋がありました


9 函館駅で途中下車して函館市内巡りをします


10 翌日は特急白鳥に乗り津軽海峡を越えて本州に入ります


11 函館駅で調達した駅弁
   北の家族という名前でニシン カズノコ ホタテ イカ サケ スジコ コンブ と北海道特産品のおかずが詰まっています


12 新青森駅から東北新幹線に乗り継ぎ
   新青森から東京まで約714kmを3時間少々で走ります


13 乗り鉄ついでに新宿駅から小田急のロマンスカーに乗車
   7000形のロマンスカーはデビュー当時のオリジナル塗装になり大人気です



〔DSC-RX100M2〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

百合が原公園 晩秋風景

今週 北海道はスーパー爆弾低気圧で大荒れの天気でした
北海道は 台風の影響は少ないのですが 冬から春にかけて 爆弾低気圧の襲来があるのが困りものです
冬は まだまだこれからですが 強烈な先制パンチでした

画像の方は 相変わらず晩秋の風景が続きます
今回は 札幌市北部に位置する百合が原公園の10月下旬の様子です


























〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

小樽 晩秋風景

長い長い冬を迎える直前の小樽の風景です
どこかうら寂しい雰囲気が漂います

1 晩秋の小樽


2 小樽公園


3 小樽公園


4 小樽公園


5 裁判所


5 函館本線


6 旧手宮線


7 小樽駅



〔DSC-RX100M2〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

札幌 晩秋風景

季節は すっかり冬ですが 撮り貯めた晩秋風景が続きます
今回は 札幌市内の紅葉風景です



1 北海道大学イチョウ並木


2 北海道大学イチョウ並木


3 サッポロビール園


4 野幌森林公園


5 野幌森林公園



〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

後志地方の10月風景 小樽公園

通勤途中に時々立ち寄る小樽公園です
あまり洗練されていませんし 観光客も訪れることもありません
それでも四季折々地味に楽しめる公園です























1-6 〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
7    〔DSC-RX100M2〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

後志地方の10月風景 小樽運河周辺

「地域ブランド調査2014」の全国市町村の魅力度ランキングで 小樽市が4位にランクされました
この調査は 株式会社ブランド総合研究所という会社が 全国の約3万人に対して 
認知度 魅力度 情報接触度 観光意欲度 居住意欲度などなど 74項目に及ぶアンケートを実施してまとめたものです
ちなみに 1位は函館市 2位は札幌市 3位は京都市 そして4位が小樽市 5位が横浜市となっています
近年の小樽市は 人口減少と高齢化が進み 市内の商店街の賑わいも衰退気味ですので 
全国4位という順位は あまり実感できず 正直びっくりです 
やはり観光的知名度が大きいと思うところですが 他に有名な観光都市は多数ありますし 町の規模も考慮すると大健闘です 
さらに 都道府県別でのランキングは 1位北海道 2位京都府 3位沖縄県 4位東京都 5位神奈川県となっています

観光都市小樽市の代表的観光スポットは小樽運河周辺です
この界隈は 春夏秋冬 外国人を含め大勢の観光客で賑わっています
























1 - 5  〔α6000/E PZ 18-105mm F4 G OSS〕
6 7    〔DSC-RX100M2〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )

後志地方の10月風景 小樽 蔦の紅葉風景

北海道の街路の紅葉は モミジよりナナカマドやツタが主役です
秋が深まると 古い建物に絡んだ蔦が パッチワークのように小樽の街角を彩ります





















〔DSC-RX100M2〕

コメント ( 0 ) | Trackback (  )