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たかつき環境市民会議ブログ

たかつき環境市民会議のブログです

たかつき市民環境大学

2025-08-14 23:32:20 | たかつき市民環境大学

第10回 買うから始めるエコ 始めようグリーン購入

日時:2025年8月7日(木)10:00~12:00

講師:グリーン購入ネットワーク事務局 竹内 孝曜 さん

会場:クロスパル高槻 401会議室

酷暑・大寒波など気候の極端化が進み気候変動のリスクは、もはや将来の話ではなくなっていている。我々消費者として取るべき持続可能な行動とは・・・。

環境省が中心となり1996年2月に<グリーン購入ネットワーク(GPN)>が設立された。

<グリーン購入>活動の促進により、環境負荷の少ない、製品やサービスの市場形成と持続可能な経済活動の構築に寄与することを目的として設立されました。

私たちの社会経済活動は、製品やサービスの提供(上流)とそれらの消費(下流)で成り立っている。

誰もが行う行動<消費>や<選択><購入>という行為は社会を動かす潜在的な力がある。

まずは<買う>から始まる<グリーン購入>:環境配慮型製品の購入

毎日の生活の中でできる環境行動とは

  • 使い方を工夫する:ものを大切に使いエネルギーの使用量やゴミの量を減らす。
  • 捨て方を工夫する:リユース・ごみの分別・リサイクルをする。
  • 商品の選び方(買い方)を工夫する。→<グリーン購入>

環境に配慮した製品・サービスを選ぶことにより事業者を応援することになる。

市場を環境配慮へ誘導することにつながる。

SDGs:国連がすべての人々の権利の実現を目指す、世界を変えるための17の目標
    17目標の中央にグリーン購入の<つくる責任><つかう責任>位置している。
    購入という手段をつかえば、いろんな社会課題の解決につながる。

グリーン購入は取扱いについての<優先的購入>であり、<グリーン購入法>は取り組むための基準・仕組み作りとして2000年5月に制定されました。

企業は国民とともに一般責務ですが、できる限り環境配慮製品を選ぶとされている。
また地方公共団体は努力義務として調達方針の作成・目標の作成・調達の実施が求められている。

エコマークは先進的な環境配慮型商品を一つ一つ審査してクリアした商品に付けられるマークでありグリーン購入のひとつの指標となる。

製品・サービスの環境情報データベースとしてグリーン購入ネットワーク(GPN)が運営している<エコ商品ねっと>があり、グリーン購入法適合商品が記載されている。
年4回更新されている。

私たちが消費・購入することは環境・社会課題解決の潜在的な力となり得ることが理解できたので、グリーン購入、エコマーク(環境ラベル)に注視して環境にやさしいして買い物をしていきたく思います。

 

第11回 「食べること」と持続可能な社会

日時:2025年8月7日(木)13:00~15:00

講師:明治国際医療大学 山本 奈美 さん

会場:クロスパル高槻 401会議室

私たちの日々の<食べる>について考え、理想の食事、社会における持続可能性の課題について講義いただいた。

30年後の社会を思い浮かべて<理想の食>を考えてみる。

食事は旬のものを楽しく調理して仲間と一緒に楽しく食事できる社会を理想と考える。

この理想とする食事は持続可能なのか考えてみる。

現在のフードシステムは地球上で人間という一種のだけが、地球から多くの資源を奪いほとんど何も返していません。これは持続可能な状況とは言えない。

世界では<飽食>と<飢餓>の両極端が存在している

食品ロス;世界の食料廃棄量は年間約13億トン
人の消費のために生産された食料のうち約3分の1を捨てている
それは世界中の人々の消費カロリーの24%に相当する。
年間一人当たりの廃棄量は日本では64㎏

食料廃棄は資源の無駄であり、廃棄によるCo2排出、可燃ごみとしてのCo2排出埋め立て
による土壌、地下水の汚染------------------汚れた地球を作り出している。

 

フードセキュリティ:すべての人々が日常的に活動的で健康な生活を送るために、
          十分な量の食料があり、安全で栄養かつが豊富であること。
          <食の安全保障・食の確保>

フード・インセキュリティ:社会経済的要因により十分な質と量の食事をとることができ
             ないという食の問題
            <食の安全保障・食の確保>

我々の日常的な<食べること>を地球規模で社会的に考えると、現状のフードシステムでは食品ロスなど様々な社会問題があり、このままでは持続可能な食事は難しいのではないかと講義では問われ、課題解決へ向けて考えるきっかけをいただきました。

 

次回の講座は以下の通りです。

8月21日(木)10:00~15:00 クリンピア前島 エネルギーセンターにて

午前 第12回講座「私たちのくらしとマイクロプラスチック」

午後 第13回講座「エネルギーセンターの見学」


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打ち水大作戦を行いました

2025-08-04 09:26:16 | たかつき市民会議

第55回高槻まつりは、8月2日、3日に開催されました。

両日の16時30分~ 熱中症警戒アラートが発令されている中

先人の知恵で暑い夏を少しでも涼しく過ごそうと、高槻祭りのパレードの前に「打ち水大作戦」を行いました。

場内公民館の散水栓を使わせてもらい、準備

今年のパレード会場は、第一中学校と現代劇場の間です。

バケツ30個をセンターラインに配置

準備完了

ところが人が少ない!!

暑すぎるせい?みんなで、近くの子どもたちに声をかけて回りました。

いよいよ打ち水音頭の合図で、打ち水開始

スタートギリギリでしたが、たくさんの子どもたちに参加してもらえました。路面温度が1日目は49℃から40℃に、2日目は47.7℃から42.5℃に下がりました。

1日目の参加メンバー

2日目の参加メンバー(写ってない方、ごめんなさい)

お疲れさまでした!!


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たかつき市民環境大学

2025-08-02 18:47:49 | たかつき市民環境大学

日 時:2025年 7月31日(木)10:00~15:00           

会 場:城内公民館

7月最後のカリキュラムは、高槻市内で環境保全活動を行っている団体の紹介と受講生交流

をテーマに開催されました。

 

<午前の部>

テーマ:高槻市内の環境保全活動団体の紹介①

講 師:高槻市内の環境保全活動団体

 

最初にNPO法人森のプラットフォーム高槻の小柿さまより「ボランティア活動」について

お話をいただきました。

「ボランティア」の語源は、ラテン語で「自由意志」を意味し、「自主的」かつ「無報酬」

が大原則であること。そして「楽しい活動」であることがとても大切だとも教えていただ

きました。

 

続いて、高槻市環境政策課の藤本さんからは、「たかつき環境行動ネットワーク」について

説明をいただきました。

 

 

本日おいでくださったのは5団体の代表の皆様で、順番に各団体の取り組みをご説明いただ

きました。

 

★NPO法人森のプラっとフォーム高槻 さま

今年20周年を迎えられた団体で、高槻の森林・竹林の整備を中心に、様々な地域環境保全

活動を行っておられます。毎年開催されている「市民林業士養成講座」の修了生が会員と

なって活動されています。 

 

 

★一般社団法人たかつき環境市民会議 さま

「津之江公園自然再生活動」、「淀川・芥川クリーンアップ活動」、「高槻まつり打ち水大作戦」

などの全体活動のほか、「水環境保全グループ」「里山グループ」「省エネ推進グループ」「エコ

事業所グループ」「チャレンジグループ」など、5つのグループ活動を行っておられます。

 

 

★NPO法人シニア自然大学校ネイチャーたかつき さま

あくあぴあ芥川での「自然工作教室」や小学校への「出前教室」から「ナガエツルノゲイトウ

の駆除」活動までさまざまな環境保全活動を行っておられます。現在はNPO法人シニア自然

大学校の修了生に限らず、どなたでも入会が可能だそうです。

 

 

★NPO法人芥川倶楽部 さま

芥川流域のアユ等「魚類遡上調査」や、「魚道の点検・補修」「水辺の学校」「おとなのための

魚とり講座」などの環境学習活動等々 芥川を中心にした様々な環境保全活動に取り組んで

おられます。

 

 

★たかつき市民環境大学OB会 さま

たかつき市民環境大学の卒業生を中心に「津之江公園の自然再生活動」や「自然観察会」等

の学習会や親睦会の開催等を行っておられます。

 

 

 

******************

<午後の部>

テーマ:受講生の交流

講 師:運営スタッフ

 

午後からは、「私たちにできる温暖化対策」というテーマで、各班で自由に話し合っていた

だき、その後発表をしていただくという「受講生交流会」を行いました。

 

事前に簡単な資料もお渡しして参考にしていただき、当日は、各班の進行係さんを中心に、

普段の身近な取り組みや考え方、情報などをざっくばらんに意見交換していただきました。

 

わずかな時間でしたが、普段から個人で心がけていることや 意識したり考えていること、

各地で取り組まれている情報などなど様々な発言が活発に飛び出していて、とてもなごやか

で楽しい時間となっておりました。

 

 

 

最後に、各班からの発表もしていただきましたが、受講生のみなさんが大変積極的に取り組

んでいてくださったことがとても印象的でした。

 

 

 

「受講生同志のコミュニケーションがとれてよかった!」

「いろいろな考え方が知れて参考になったし楽しかった!」

「自分の家庭でできることを少しでも実践したいと思った!」

などなどの嬉しい感想もいただけ、無事に「受講生交流」を終えた後は、「班長・副班長会」

「卒業文集委員会」「自主観察委員会」と3つの委員会に分かれて初のミーティングも行って

終了いたしました。

 

おいでくださった各団体の皆様、

活発に参加くださった受講生の皆様、ありがとうございました!

 

 

次回の講座は以下の通りです。

8月7日(木) 10:00~15:00 クロスパル高槻にて

午前 第10回講座「買うから始めるエコ はじめようグリーン購入」

午後 第11回講座「食べること」と持続可能な社会

 

 

 


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「南大冠なつやすみこどもまつり」参加しました

2025-07-30 13:01:56 | 省エネ推進グループ

日時:2025年7月26日(土) 13時~15時

場所:高槻市立南大冠公民館

対象:市内在住または通学の小学生

今年初めて、公民館から出展の要請を受け参加してきました。

短時間でしたが、我々のブースには40人~50人の子供たちが来場してくれました。

PETボトルのけん玉作り、牛乳パック利用の紙コプター(紙トンボ)

発電体験 (自転車発電、手回し発電、うちわ風力発電)

 

公民館の方からは、風船飾りがついた楽しい大きな部屋を用意していただき、

ゆったりと子供たちに楽しんでもらえました。

来年も是非 呼んでください。 有難うございました。


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阿武山公民館講座「竹細工」の講師をしました

2025-07-27 11:18:12 | 里山グループ

2025年7月26日(土)晴れ

場所:阿武山公民館工芸室

講師・スタッフ参加者:13名

阿武山公民館の多世代交流講座「竹細工を楽しもう!!」に、里山グループから講師・スタッフとして参加しました。

講座は10時からと11時からの二交代制で、各12名、計24名の受講者予定でしたが、付き添い保護者も体験に加わり、多くの方が楽しまれました。また一人も怪我することなく、無事に終わったことも良かったです。

 

講師とメインの担当者で、当日のために綿密な計画を立て、準備を進めてきました。

一講座3班に分かれて工作を進めました。各工作机に準備された材料・マーカー等です。

多世代講座なので、大人も子どもも楽しんでいます。どんぐりに、どんな絵を描こうかな。

  

 

順番に竹切り体験も行ないます。身体が大人の陰に隠れるくらいのお子さんでも、ちゃんと竹の輪切りができました。

大人や若者も竹切りは体験したい‼ 大きな太い竹に挑戦です。

自分で切った竹の枠に、自分が絵付けをしたどんぐりをボンドで付けて、乾くまで待っています。

後は、チャームとしてぶら下げるための紐を付けて完成です。

   

多くの方から「楽しかった」の声をいただいた講座でした。

この日の参加メンバーです。

 


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