いきものつながり

~淀橋第四小学校で観察された「いきものたち」を紹介します~

2020年5月2日 屋上ビオトープ「クロメダカ」生息の経過と近況。

2020年05月02日 | クロメダカ

      屋上ビオトープ:経過サイト    屋上田んぼ:経過サイト

〔2010年〕
5月2日 「屋上ビオトープ」と隣接の「田んぼ」が完成。
 「ビオトープ」には、クロメダカを放流する予定でしたが、実際には、間もなくヒメダカが放流されました。
5月2日 隣接の「屋上田んぼ」には、「クロメダカ」が放流されました。

〔2013年〕
6月25日 「ミナミヌマエビ」が「屋上ビオトープ」に放流されました。
 PTAさんから提供の打診が有り、学校と相談の上、30匹余りが放流されました。

〔2014年〕
7月30日 「屋上ビオトープ」のヒメダカは、教室飼育へ。

 学校側と相談の上、ヒメダカは、五年生や他の教室でも飼育できます。

〔2017年〕
6月18日 「屋上ビオトープ」のヒメダカは、教室飼育へ。
 元々、ビオトープが完成した時は、クロメダカを放流する予定でした。「自然環境の中には、クロメダカ。鑑賞飼育には、ヒメダカ」を念頭に、環境を整えます。

〔2018年〕
8月26日 「屋上ビオトープ」にクロメダカを放流しました。

〔2020年〕
1月11日 「屋上田んぼ」に透水性シートをかぶせました。
 強い雨や、雪などからクロメダカを守るためです。このシートは、先の校庭人工芝化の際に使われたものです。
3月13日 「屋上ビオトープ」にクロメダカを、再放流。
 となりの「屋上田んぼ」には、クロメダカが群れで泳ぐ姿が見られます。一方で、「屋上ビオトープ」にはクロメダカの姿が見られません。生息環境は良いと思いますが、藻などの隠れ場所が多いせいでしょうか。念のために、屋上水槽から、クロメダカ(20匹)、ミナミヌマエビ(20匹)を再放流しました。


2020年2月23日 「ヒキガエル」が姿を見せました。

2020年02月23日 | ヒキガエル

   昨日、春一番が吹き、暖かさに誘われて「ヒキガエル」が姿を見せました。昨年より、15日余り早いので、やはり暖冬の影響でしょうか。


2019年10月9日 「クビキリギス」~屋上芝生で見つける。

2019年10月11日 | いきものと話題

   屋上の雑草刈りをしていた所、珍しいバッタを見つけました。ネットで調べた所、バッタ目の「クビキリギス」のようです。


2019年8月31日 「エンマコオロギ」、コオロギの中では大型です。

2019年08月31日 | 昆虫・コオロギ

  屋上の堆肥作りの畑の除草をしていた所、エンマコオロギが、複数出てきました。写真のコオロギは、産卵管が有るのでメスです。


2019年8月31日 「イボバッタ」、小さなゴジラみたいです。

2019年08月31日 | 昆虫・イボバッタ

 幼稚園庭の裏側花壇で、初めて見つけました。ネットで調べると「イボバッタ」でした。体長は1㎝ほどですが、小さなゴジラのようにも見えました。


2019年8月29日 「田んぼは、生物の宝庫」との嬉しい報告~(読売新聞)

2019年08月30日 | いきものと話題

        
  農業・食品産業技術総合研究機構は、有機水田と農薬を使う水田の、動植物の生息状況を調べた結果を発表しました。それによると、農薬を使わない有機水田は、使う水田に比べて、動植物の生息数が多い事が報告されました。特に、トンボは、通常の水田の約5倍も生息してたそうです。地域小学校の「ミニ・田んぼ」や「バケツ稲」も、は形態は有機水田と同じですから、狭い限られた環境ながら、色々な種類のトンボが観察されています。


2019年8月18日 全身真っ赤な「ショウジョウトンボ」~2年ぶりに観察。

2019年08月21日 | 昆虫・トンボ・ショウジョウトンボ

   噴水が復活したのと合わせるように、ショウジョウトンボが訪れました。このトンボを初めて見たのは7年前ですが、いつも単独行動です。図鑑によると、「オスは、広く開けた水面の抽水植物の葉に止まって、メスを待ち受けます。他のオスが近づくと、執拗に追い回します。」(赤トンボのすべて)と記述されていますが、確かにその通りの行動をしています。また、ショウジョウトンボは、「アカネ属」以外にある三種のトンボの代表種です。アカネ属が、秋に成熟するのに対し、ショウジョウトンボは、真夏に繁殖期を迎え、「夏の赤トンボ」とも言われています。また、生息分布は九州から本州、北海道の南部まで広く分布しています。


2019年7月25日 「アオモンイトトンボ」~ペアを見つけました。

2019年07月25日 | 昆虫・トンボ・アオモンイトトンボ

   先の6月30日には、アオモンイトトンボのオスを見かけました。今日は、珍しくペアを見つけました。今年の校庭田んぼは、防水ライナーの工事を行い、水位が保たれているので、繁殖に期待が持てます。
  アオモンイトトンボのメスは、オスと同色タイプと、オレンジ色からミドリ色に変化するタイプが有ります。以前、本ブログで「ベニイトトンボ」と紹介していたのは誤りでしたので、削除しました。


2019年7月14日 「ウスバキトンボ」、お盆の中日に訪れました。

2019年07月14日 | 昆虫・トンボ・ウスバキトンボ

    


2019年3月8日 「ヒキガエル」、救出!。

2019年04月30日 | ヒキガエル

    今年は校庭の人工芝化工事が行われ、ヒキガエルが産卵出来るか心配でした。田んぼは水漏れが有るため、シートで仮の水場を作りました。一方で、クロメダカ保護のため、ビオトープはネットで覆いました。所が、ネットで覆われた中で、カエルが産卵しました。カエルが溺れてしまう心配が有ったので、主事さんが救出してくれました。
 例年のカエルの産卵~オタマジャクシの育ちは、こちらを参照して下さい。
  https://blog.goo.ne.jp/econess06/e/66b632eff5ee9fb43b55adbf4ccd27ac

 

 

 


2018年10月20日 「ウスバキトンボ」、指先に長期滞在?

2018年10月20日 | 昆虫・トンボ・ウスバキトンボ

   子どもたちが、花殻摘みなどの花壇の世話をしていると、指先に「ウスバキトンボ」が止まりました。今頃のウスバキトンボは、薄いオレンジ色をしています。また、このトンボは遠く東南アジアから飛来して、世代を繰り返していますが、寒さには弱く、冬を越すことが出来ません。指先の暖かさが余程心地よかったのか、暫くの間じっと止まっていました。


2018年9月2日 台風通過後の「生き物観察」。

2018年09月06日 | 観察・いきものたち

       台風が去った後の屋上では、バケツ稲の防鳥ケージが倒れたりしましたが、水槽やビオトープは、水が溢れ出たりする事もなく無事でした。強風をどこでやり過ごしたのか、か細いながら元気なイトトンボも複数見つけました。ビオトープをすくってみると、イトトンボのヤゴが入っていました。先頃放流したクロメダカの子も育っていました。こんな自然に近い環境なら、子どもたちに、昔懐かしい「ガサガサ」と、水辺の生き物を捜す体験をさせてあげられそうです。


2018年9月2日 「池作り」~新宿DASH(NTV)

2018年09月04日 | 観察・「新宿DASH」(TV)

 2月4日 浄水装置を作る準備。
   
 池を作り、きれいな水を流す計画が進められています。
9月2日 池を作り、水を入れる。
    
       
 構造の軽量化を図るため、大規模な造成場所を見学。基礎に発泡スチロールが使われている事を応用。後日、アメンボ・トンボ・ヤゴ・イモリなどが確認されました。


2016年~2017年 新宿で「人間と生き物が共に暮らす空間作り」~新宿DASH(NTV)

2018年09月04日 | 観察・「新宿DASH」(TV)

       
「新宿DASH」は、「都会に生き物を呼び戻し、人間と生き物が共に暮らす空間を作ろう」として、2016年8月7日から、日本テレビで始まった新企画です。ベースは、新宿・高田馬場の東京富士大学の屋上に定めました。この大学は神田川にまたがるユニークな建物構造です。神田川は、昭和40年代に死の川と呼ばれるぐらい汚染されましたが、上下水道や浄水場の整備により、現在は途中まで鮎が遡上するほどに水質が向上しています。
   
 その後の放映では、近隣の環境調査や、見つけた生き物たちが紹介されました。
   
 屋上の一部で、畑を作り、野菜の栽培も行いました。
 2年間で、10数回の番組が放映されました。


2018年8月31日 「虫の知らせ」の虫って何の虫?

2018年08月31日 | いきものと話題

 この考え方は、中国の代表的な宗教「道教」からきています。道教では、人の体内に三匹の虫がすんでいて、人の行動を監視していると考えられていました。この虫たちは、60日毎にめぐってくる「庚申の日」に、寝ている人の体を抜け出して神様にその人の罪を告げると云われてきました。江戸時代には、この日に虫が抜け出さないように、寝ずにお経を唱えたり、酒盛りをして過ごした「庚申待ち」という風習もありました。
 それにしても、「虫」にまつわる言葉には、色々な言い方があるものです。
  虫の居所が悪い・腹の虫がおさまらない・虫が好かない・虫がいい・勉強の虫・本の虫・泣き虫・弱虫など。私にはどんな虫がすんでいるのかな。
 
(読売KODOMO新聞)