エコポイント&スマートグリッド

省エネ家電買い替え促進で有名となったエコポイントとスマートグリッドの動向を追跡し、低炭素社会の将来を展望します。

グーグルは、原子力オプションではなく再生可能エネルギーオプションを選択

2009-12-12 07:07:33 | Weblog
グーグルのスマートグリッド活動に関して、マイケル・テレル(グーグル政策顧問(Policy Counsel)、エネルギー担当。米司法省などで勤務した後、ワシントンDCの法律事務所でエネルギー関連のコンサルタントとして働く。2007年にグーグルに入社)は、パワーメーターを紹介した後で、 
 「さらにグーグルは米ゼネラル・エレクトリック(GE)と共同して、ワシントンDCで政策提言活動を始めている。GEは多くの電力機器を作っているが、グーグルはハードウエアを作っていない。多くの点で協力できると考えている。政府が再生可能エネルギーを推進できるように、米下院で証言するなど、多くの時間を割いている。
 加えてグーグルは(多くのベンチャー企業に出資するなど)再生可能エネルギーに対して多くの投資を行っている。また。社内でも多くの技術者がエネルギー効率の改善を研究している」と説明しています。
 注目されるのは、グーグルがスマートグリッドを推進する目的について、「目的は、再生可能エネルギーのコストを(現在最も安価なエネルギー源である)石炭よりも安くすること。グーグルのエンジニア達は、エネルギー業界で始まっている革命的な動きに一役買うことになるだろう」と述べていることです(を参照くださいこちら)。
 今やIT企業の雄となったグーグルが、原子力オプションではなく、再生可能エネルギーオプションを選択していることが注目されます。

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