ポーランドからの報告

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アメリカンスタイルとヨーロピアンスタイル

2006年09月27日 | ホテル

ヨーロッパのホテルは、通常アメリカンスタイルの大手チェーンホテルとヨーロピアンスタイルのホテルの二つに大きく分かれます。

クラクフにあるホテルでは、アメリカンスタイルは、ヴィスワ河沿いに建つシェラトンを筆頭に、ラディソン、ホリデーインなどが人気のホテルです。一方ヨーロッパスタイルのホテルでは、ホテル・コペルニクスホテル・グルーテック 、アマデウス・ホテル、オストヤパレスホテルなどが高級ホテルとなっています。部屋数がすくなくこじんまりとしているのが特徴です。

  

アメリカンスタイル、ヨーロピアンスタイル、どちらもそれぞれ利点があり、人によって好みが分かれるところですが、一般にアメリカンスタイルの大手チェーンの方が部屋数も多く日本国内に代理店もあるため、予約は取りやすいようです。


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ホテル・コペルニクス

2006年09月27日 | ホテル

カノニチャ通り(ul. Kanonicza)は、クラクフ旧市街でもっとも歴史が古い通りです。円形要塞のバルバカンからフロリアンスカ通り、中央広場、グロツカ通りを経てカノニチャ通りと続く道は、その昔「王の道」と呼ばれ、王様が遠征から帰国した際に居城まで行進した道でした。その最終地点にあたるカノニチャ通りは、目の前にヴァヴェル城を望み、クラクフで一番美しい通りといわれています。

 

そのカノニチャ通りでひときわ古いゴシック様式のファサードが目立つ建物が、ホテル・コペルニクスです。コペルニクスはポーランド北西部の街トルンの出身で、クラクフに上京してヤゲウォ大学で天文学を学びました。 このホテルはかつて16世紀にコペルニクスが滞在していた建物を改装してホテルにしたものです。

料金はツイン1泊35,700円とポーランドの物価水準と比べるとかなりの高額なのですが、ツイン29部屋、アパルタメント8部屋と部屋数が大変少ないため、いつも満室の人気のホテルです。


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ボローニャ旅行記 V

2006年09月27日 | その他のヨーロッパ

ボローニャは北中部イタリア各都市へのゲート都市としての役割も大きい街です。古代ローマやさらに昔の時代から交通の要所であったこの街は、21世紀の現代でも鉄道のジャンクション地点となっており、フィレンツェ、ラヴェンナ、モデナ、ピサなど中部都市をはじめ、ヴェネチア、ミラノ、ローマなどイタリア国内の主要都市へのアクセスが大変便利です。

空の便の場合も同様で、日本からイタリアへ来る場合はローマかミラノがゲート都市となりますが、ヨーロッパ内から北中イタリアへ飛行機で乗り入れる場合、ミラノと並びボローニャがゲート都市になることが多くなります。今回私もクラクフからミラノ路線、ベルガモ路線、ローマ路線、ボローニャ路線を調べましたが、ボローニャ路線がミラノ路線、ベルガモ路線、ローマ路線と比べ格段に値段が安く、予約も簡単でした。市内から8kmの所にあるボローニャ空港も非常に便利で、アエロバス(BLQ)という循環バスで、空港から市内各所まで5ユーロでアクセスできます。

  


次回は年末にパリ旅行の予定。今から楽しみです。


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