奄美ロングステイ

奄美の自然の中でロングステイのできるペンションを作りました。毎日のできごとを紹介していきます。

イソヒヨドリのヒナたちの様子

2013-06-02 20:00:46 | 奄美の自然
今我が家の軒先ではイソヒヨドリが子育ての最中である。
毎日せっせと親鳥が虫を捕まえては巣にいるひな鳥に運んでいる。
いつもピーピー鳴いているが、餌をくわえた親鳥が屋根に舞い降りるパタンという音が聞こえると
その声は一層大きくなりほとんど騒音の域に達する。
「かまびすしい」というまだ自分では使ったことのない日本語が頭に浮かんでくる。





あまりうるさいので巣を覗いてみる
どうもひなは3羽のようだ
以前よりは見られるようになってきているが、はっきりいってまだグロテスクだ





数日後気になってまたカメラを穴から差し込んでみる
かなり羽がはえ揃っているようだ
あれだけ親鳥が交代でひっきりなしに餌を与えているのだから、大きくもなるだろう
時間を計ってみると2分ごとに餌を運んでいた。
父と母とが交互に運んでいるようだが、それにしても忙しそうだ





ある時戸を開けて外に出ようとしたときにふと足元をみると、なんとひな鳥が隅でうずくまっている
巣から落っこちてしまったらしい
以前見たテレビのドキュメント番組で、巣から落ちたひなはもう助からないといっていたのを
思い出して憂鬱な気分になってしまう






だまって見捨てるわけにもいかず、畑に出てバッタをつかまえて割り箸でつまんでくちばしの
近くに差し出してみるが、食べるはずもない
動物に詳しい知り合いに対処を相談すると、猫やカラスに襲われる心配がなくて親鳥に見える場所
に置いておけば、親が餌を運んでそのまま育ててくれることもあるとのことだった
早速巣のそばに置くためにカゴに入れようとしたのだが、このひな鳥すでに歩くことはできていて
カゴにいれてもすぐに逃げ出し、フンを撒き散らしながらそこらじゅうを走り回る
しょうがないのでまた捕まえて巣の中に押し込んでおいた
考えてみると最初からそうすればよかっただけの話なのかもしれない




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