はにわ日記

映画・本・テレビ・出来事・食べ物 
感動したら書く

チャーリーとチョコレート工場

2010年05月16日 | 映画
チャーリーとチョコレート工場をテレビで見ました。

チョコレートにしのびこませた5枚の
ゴールドカードを獲得するため、世界中の子供たち
ウォンカチョコレートを買って買って食べまくります。


おかげで虫歯の子供が急増。
チャーリーのお父さんが働くハミガキ工場は、
おかげで大繁盛。そこで経営者は儲けたお金で
製造ロボットを導入します。人間の工員は用無しに
なってしまいました。父さんもロボットに職を
奪われ、一家は貧乏のどん底に・・・。
ファンタジーの世界でもチョコレートと虫歯の縁は
切っても切れないようで。そして、
富む者があれば貧する者があるのも現実と同じのようで。

3Dテレビ

2010年05月07日 | Weblog
石川遼君つながりで。
3Dテレビの試写会をしていたので見てきました。
遼くんがCMをしているVIERAです。
Panasonicのサイトは
こちら→ http://panasonic.jp/viera/products/vt2/


専用めがねをかけるんですよね。で、
なるぼど、画像が立体的に浮き出て見えます。

遼くんがプレーしている映像では、カメラが正面に
据えられ、打った打球がこちらに飛び出してきました!
バンカーショットでは、砂が飛び散ってなかなかの迫力!
もちろん、テレビですから、ライブ感は、ないですね。
飛び出すテレビ体験そのものがとても人工的な感覚です。
といいますか、まるでゲームの画像を見ている
ような、そう、ともかくやっぱり、人工的、なんです。
最先端の技術には違いないでしょうが、期待したほどの
感動はありませんでした。
なぜかな?
メガネが堅くて重くて鼻が痛かったから?

25年も昔のこと。ハイビジョン映像を初めて見たとき。
それは、ミツバチの映像だったのですが、モニターに
映るミツバチの触角やら花粉は、顕微鏡で拡大したように
きれいにくっきり見えました。ミツバチの足に生えている
細かい毛とか、花粉のゴロゴロしたかたまりとか、
自分の目では見えないものを、ハイビジョンテレビという
“観察する目”を与えられたような感覚でした。
自然の造形物ってなんて美しいんだろう、と感じました。
虫嫌いなのに、目が離せなった。
人間の目より、正確に映す技術に、驚きがありました。
曇り空が晴れたように、クリアで明るい映像は、
今にも飛び出してきそうな臨場感がありました。

そして21世紀。
今、ハイビジョンに慣れ、チデジに慣れ、
高度な技術に慣れすぎてしまった私たちの目は、
飛び出すゴルフボールぐらいでは驚かなくなってしまったの
でしょうか?たしかに、体験としてはおもしろかった。
でもそのオモシロさはテレビという家電に必要なのか?
サンプルビデオの遼くんのゴルフは、確かに面白かったよ。
スローモーションだったから余計にね。
砂の飛び散り方も興味深かったし、
遊園地のアトラクションのようでしたよ。

でも、
世の中のテレビ番組が全部3Dになったらどうよ_?
相撲やオリンピックはどうかな?競馬とか、スピード感の
あるものはおもしろいかも。
じゃあ、ニュースは?どうでもいいワイドショーは?
お笑い番組は?CMは?
犯人の顔が飛び出してきたら怖いし、おしゃべりな
タレントが目の前に飛び出してきたら、想像しただけで邪魔
臭いな。
映画は?
2時間も飛び出しっぱなしは、疲れるだろうな。
世の中の人はどう感じてるんだろう?
少なくとも、あの重くてデカいメガネは改善の余地あるよね。



Mr.58

2010年05月04日 | エクササイズ
石川遼君、中日クラウンズで優勝!しかも世界新記録!
当日、ギャラリーとして至近距離で観戦していた人から、
お昼前にメールがありました。
「遼くんすごい、優勝かも」と。
え?たしか遼くんは不調のはず。
前日までスコアが伸びず、やはり和合は難しいから、とか
今年は丸ちゃんが優勝を狙って頑張っているとか、
池田勇太とか、若手の上井とか、遼くん以外の話題が優勢
でした。すっかり期待も失せていましたので、このメールも
信じられず。テレビの中継も夕方からだし、確かめる術も無く、
打ちっぱなしに。
で、行って帰ってきたら、「優勝したよ」と。
しかも、すごいことになっていたらしい。世界初づくしで、
遼くん本人もびっくりした優勝インタビューだったとか。

最終日一日でバーディ12、パーが6。私は超アマチュアですが
この数字のすごさはわかります。
神がかりですね遼くん。自信も「ゾーンに入った」って
言ってました。ワールドレコードだそうです。18歳が、ですよ。
翌日の新聞で、16番が印象的だったって答えてましたが、
その16番をテレビカメラの前で見ていたという、件のメールの
人が見てきた感想は。
「グリーンの手前にバンカーの海。そのうえ
テレビで見ると平らなグリーンが、間近で見ると意地悪なまでに
波打っていて、プロが次々とパットをはずすのもうなずける。
なのに遼君だけは会心のパターさばき。ころころと吸い込まれる。
これぞ神がかり。」
「和合で優勝経験のない丸ちゃんが、今回こそは優勝をと
意気込んで来たのに、遼君のスコアが掲示されると、
をれはもうがっくり落胆して、ホールを進むうちにやる気をなく
していったのが手に取るようにわかった。」

いずれも生々しい話である。
神がかりでワールドレコードかもしれないが、プロも人間。
試合が終わるとすぐに練習に精を出す様子まで見てきたらしい。
2日目も観戦に行ったらしいが、試合後は多くの選手が
パターの練習をしていたという。テレビで見る華やかなプレー
以外の地道な努力の現場に触れることができ、感心しきりだった
とか。
なるほどーーーー 
上手な人ほど努力する。
すばらしく現実的なエピソードでした。

それにしても、遼君コメントがいちいち謙虚で立派なので
存在自体が神がかりだと思うのは私だけではないはず。
若い身体と老成した思考を持つベンジャミンバトンを
地で行く遼くん、次はいったい何をやらかすのでしょう。