しどろもどろな猫生活

~猫飼い初めてのダメ飼い主と後片付けが出来ない猫の甘い生活~

嵐のあと

2011年09月23日 | 日記

台風15号の脅威的暴風雨に見舞われた東京。
その翌朝、昨日の明け方の空は、なんとも不気味だった。

陽が昇ってくると、悪魔が退散していくように、みるみるきれいな青空になった。



それをじっと見つめる猫。



そして、外を見ていたジャスミンが、突然、小さく「ミャッ。」と鳴いた。

普段鳴かない猫である。
びっくりして、どうしたの?何を見たの?と駆け寄って、ジャスミンの目の高さから
外を見てみた。

カラスがいるのか、猫がいたのか? ・・・・何も見えない。



この時私は、あ!と気がついた。

昨日の台風の時、ひとりで家に居たジャスミンは、窓から見える景色がすごく怖かったに
違いない。

大きな木々が、ユサユサ、バサバサ揺れに揺れ、風が唸り声をあげて吹きすさび、雨が
窓を叩きつけていたのだ。

友人からマンションが揺れて恐い、とメールが入ったくらいだ。
安普請の我が家じゃ、相当揺れた筈だ。



そうか……、怖かったんだね。

台風を知らずに居ただろう、なんて昨日の記事で書いたけど、ごめんね。
台風の中、ひとりでじっと耐えていたんだね。


そして、今日。
祝日で休みの私が、朝ゆっくりと目を覚ますと、ジャスミンが私の見える自分のベッドで
寝ていた。

               別に~。


            こわいからじゃないよ。


わかった、わかった。 ママはひとりでいるとこわいから、ジャスミンがそばに居てね。

                      いてあげる

             ありがとう

嵐の後は、絆が深まる猫と人間。


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