ジャスミンは、私が買い物から帰ってくるのを待ち構えている。
それは、淋しかったからだけではなく、何を買って来たんだろうという好奇心だ。
買って来たものを冷蔵庫にしまっていると、何買って来たの?とチェックがうるさい。
は~い、今日はジャスミンの好きなもの。卵のパック!
ピ――! とシールをはがす。
あっ
ジャスミンは、なぜか卵のパックのシールが好き。
毎度この頂戴頂戴攻撃をうけるのだ。!
ちょうだい
今冷蔵庫に全部しまってからね。
はい、ジャスミンの好きなシールじゃらしをどうぞ。
わぁ~い
家には正統派ジャラシがいっぱいあるというのに・・・・。
えへえへ
ぱっくんぱっくん
はげしくて、ブレブレ・・・
投げて
はいよ。 ポ~~ン
ドドドド・・・ダダダダダ・・・・・
あれ?ジャスミンの姿が見えないと思ったら、
と・と、取れな~い
どうやらソファの下にシュートしたな。
うんしょ うんしょ
そこまで頑張られると、ソファをどけてあげないわけにはいかない。
あったぁ
ごちゃごちゃ・・・
ソファの下からは、ひとりサッカーでなくしたじゃらしが姿をあらわす。
シールちゃん
パックシールの何がそんなに魅力的なのか・・・・。 猫のきもちはわからない。
そういえば友人、「アタシなんか主人の気持ちだってわかんないわよ~!」って
言ってたな。
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