統括安全衛生管理の進め方：点検の意義

作業開始前の点検
作業場所が安全かどうか、法令等を参照のうえ点検事項
を定め、作業前に点検する。
また、安全装置、保護具などは、導入時に所定の性能
を有していても、使用時間の経過とともに材質が劣化したり、
部材が磨耗したりして、機能の低下が生じてくるので
作業前点検を実施する。
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統括安全衛生管理の進め方：ミーティングの流れ

①安全ミーティングの流れ
a安全衛生責任者がリーダーになって進める。
b全員の服装、体調などをチェックする。
cグループ責任者を指名するとともに、その日の人員配置、
作業予定を指示する。
そのためには、安全衛生責任者は、前日の元方事業者との
安全工程打合せ会の結果に基づき、前日中に自ら監督業務
を果たせるような計画を作っておく。
（段取、手配、支持、点検、確認等の事項）
d作業予定については、５Ｗ１Ｈの手法でなるべく簡潔・明瞭
に説明する。
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安全施工サイクル：狙い

安全施工サイクルの狙いは、次のとおりである。
①施工と安全の一体化を図る
②元方事業者あるいは他の関係請負事業者の協力関係の円滑化
③安全衛生活動を習慣化する
④安全の先取りのための創意工夫をする
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安全施工サイクル：概要

現場で行う毎日、毎週、毎月等の基本的な安全衛生実施事項を
定型化し、かつ、その実施内容の改善、充実を図りながら、
継続的に実施する活動を「安全施工サイクル」と呼んでいる。
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統括安全衛生管理の進め方：連絡調整

安全ミーテイング
安全朝礼においての伝達事項は、作業所全体に共通的事項を
列挙するに留まることが多いので、安全ミーティングでは、
安全衛生責任者を中心に自社のその日の作業内容、作業方法、
人員配置、安全上の注意事項についての指示、連絡調整を行う。
特に作業に対する危険性について作業者からの発言を求め、
安全対策の決定にかかわっているという参画意識により、
決定事項の実施に責任を持たせる。
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