タイガース気迫の連敗脱出 この一勝は大きい?!

阪神中村豊、勝利呼び込んだ好走塁 阪神２－１中日(4/16 日刊スポーツ)

スコア (日刊スポーツ)

昨日の試合は岡田監督が先頭に立って見せた気迫が選手に乗り移って掴み取った勝利だったのではないでしょうか。10回表の勝ち越しのシーンもさることがながら、個人的には以下の3シーンに執念を感じました。
①. 6回表の攻撃のときに見せた好投安藤投手への代打に桧山選手を出したシーン
②. 同6回に今季まだノーヒットだった関本選手のタイムリーが出たシーン
③. 同点なのに勝ちパターンの藤川、ウィリアムス、久保田の3投手を注ぎ込んだシーン

現在シーズン3連敗中、ナゴヤドームでは昨季からあわせて12連敗中というシチュエーションがそうさせたのでしょう。まずシーズンの連敗はスタートダッシュに成功していたかに見えたタイガースの勢いを一気に失速させてしまうことになります。優勝した一昨年を思い出してください。星野タイガースは夏場まで殆ど連敗をしませんでした。この戦い方はカード勝ち越し、苦手を作らないといったある意味優勝するには必要な条件になります。それだけに監督就任二年目での優勝を本気で考えている岡田監督にとって、昨日は絶対に負けられない試合であり、その試合での勝利は非常に大きい意味を持っていたのではないでしょうか。

この気迫、執念が全選手に伝わっていれば、今日先発予定の能見投手の初勝利も見えてくるのではないでしょうか。14試合連続安打とコンスタントに打てている今岡選手会長を中心にまた驚異のつながりを見せてほしいです