謎の日常

 「観光」に”感動”などといった余計な”感情”は必要ない・・・
 ただ”事を終わらす”とだけ考えれば良い・・・

ニエット・ハラショー・キタイスキー(タジキスタン)

2007-09-01 18:02:32 | 2ndミッション+1 東・中央アジア
2007.09.01


 結局ドゥシャンベは一泊で去ることにして・・・

 エースと共にパンジャケントへと向かうことにした。




 出発は当然朝早く、前回見逃した景色のリベンジも兼ねて今度こそ日中の峠の景色を堪能してやる予定だった。






 朝の0830時には郊外のシェアタク乗場に到着

 群がるドライバー達の中から条件の良い一人をチョイスする。

 聞いていた情報では一人100ソムニ(3500円)で4人で出発だが、今は過当競争らしく2人で100ですぐに出発というのがチョイスの理由だ。

 でもそれなら4人待って50になりそうなものだが・・・


ちなみに今回選んだボルガ。韓国製のネクシアや日本製の四駆等もあったが・・・あえてロシア製に・・・


計器はちょっと古めかしい・・・、まあ大丈夫だろう・・・





 ちなみに最新の情報でパンジャケントまで7時間・・・まあ日没前には余裕で到着だろう・・・




景色はこんな感じで・・・





 3372mのアンゾーブ峠も無事に通過。




頂上の看板。今回はちゃんと日中に通過!!


頂上付近からの景色





 日中に景色を堪能するために出発という我々の作戦は、道中に見える景色から成功の確信に近いものがあった・・・




 それに・・・こんなものまで・・・




残った雪が・・・


道の横に残っている・・・ 


とりあえず記念の落書き



 そしてパンジャケントへの手前の町、アイニーへ到着する10km程手前で・・・







 またしても・・・中国人の道路工事が・・・・


 一昨日とは違う場所だ・・・


 まだ時刻は1330時・・・


 しばらく・・・







 というかずぅ~っと待たされて1700時頃・・・


 「ぼががが~ん!!!」


 という大きな音が・・・


 道路を爆破処理したらしい・・・


 「・・・」


 「・・・・・・」





 これが爆破直後。粉塵が結構俟っている





 近づいて見てみると・・・





 工事中のショベルカー・・・これじゃ通れんだろう・・・


 それに見守る人々







 そこからさらに2時間・・・砂利や石をどけるのにかかって





 

 まあ6時間弱も通行止めになっていれば・・・車両はごった返しになるだろう・・・






 出発できたのは1900時・・・




 その後の景色など・・・堪能出来る筈も無く・・・


 パンジャケントへは・・・2300時着となった・・・







 しかし行も戻りも「中国人の工事」の為に・・・計画をずたずたにされてしまうとは・・・


 私、東城は”プロフェッショナル”として声を大にして言いたい




 「ニエット・ハラショー・キタイスキー!!」


 と・・・



注:「ニエット・ハラショー・キタイスキー」は大体「中国人、だめ~」みたいな感じの意味です。
正確なロシア語では違う言い方ですが私の語彙力が極端に無いのとこれで通じるのでこのまま載せています。