ドバイ駐在員ノート

一人の中年会社員が、アラブ首長国連邦ドバイで駐在事務所を立ち上げて行く過程で体験し、考えたことの記録。(写真はイメージ)

引越

2007年02月15日 23時49分37秒 | 暮らす
午後2時ちょうどに日通の海外引越便の若い衆3人がやってくる。あらかじめダンボールに入れてあった荷物を、持ってきたダンボールに手際よく詰め替えていく。3時すぎにはあらかた片づけてしまった。

会社が費用を負担してくれる航空便の重量40キロは結構余裕があって、ひとめぼれ5キロに変圧器と炊飯器、それにノートパソコンを全部合わせても20キロにしかならなかった。それならということで、船便に載せる予定だった自作パソコンを航空便で送ることにする。もっとも、キーボードが船便のままだったことに気づいたのはトラックに積み込んだ後で、機内持ち込みにするために新品のキーボードをPCデポに買いに走る羽目になった。さすがにドバイには日本語のキーボードは売っていないだろうと思ったのだが、探せばどこかにあっただろうか。

船便はさらに余裕があって、規定の5立方メートルの半分くらいにしかならなかった。こんなことなら、もっとせんべいやらカップ麺など日持ちのするものをたくさん買っておけばよかった。もっとも、当初送る予定がなかった、コート、セーターなどの冬服やスキーウェアは船便で送ることにした。冬服は、壮行会で、冬のロンドンに出張することになったら何を着ていくのか、という至極ごもっともなご指摘をいただいたからだ。スキーウェアは、もしかしたらヨーロッパですべる機会があるかもという期待から持っていく。ドバイにも、日本では今はなくなってしまったザウスのような施設がモール・オブ・ジ・エミレーツにある。1年間勤務した長野でスキーを覚えた私としては、高い金を払ってまで行く気は全くない。

近所のダイエーで、今度入居するアパートに住む日本人の方に差し上げる手ぬぐいを買い、サービスカウンターでのしをつけてもらう。引越挨拶は、昔からてぬぐいと決まっている気がするが、これはどういう由来があるのだろうか。

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