昨日、認知症のひとつである、大脳基底核病変の方で歩けなく、車いすで、失禁、会話が通じず、体が右に傾き、いつも寝ているような、意識の悪さを感じる方を再診で見ました。以前より悪化しており、何とか、以前ぐらいにもならないかと言ってこられ、5%ブドウ糖液+タチオン2000mg+ビタミンC+ソルコセリル2A+シチコリン250mgを点滴してみました。点滴はものの5分ぐらいです。点滴、直後に立ち上がって歩くように言うと最初は娘さんが立たしたのですが、あとはすたすた歩き、眼もはっきりと開いてこちらの問いかけに、はっきりと目が合い意識の回復がはっきりと表れました。これはこの点滴がよく効いた例です。我々医者は、患者の意識が悪いか、はっきりしているかは、問いかけで相手の目の反応をみればわかります。こういう難しいケースの治療がうまくいくと、自分が今までのレベルを一歩超えた感じがします。
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