先日モーリーロバートソンさんの講演会、モーリー大学に行ってきました。
http://i-morley.com/blog/2009/11/post_523.html
11月21日、飯田橋の日本歯科大学で行われました。
モーリーさんは皆様ご存知だと思いますが、wikiが充実しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%B3
実は、僕は高校生の頃、受験勉強をしながらモーリーさんのラジオを聞いていました。当時はJ-WAVEがとってもかっこ良くて(いまも?)、ひたすら環境音楽みたいなのを流していたりなど、かなり実験的だったと思います。自意識過剰な年頃の僕は洋楽を覚えるためにTOKIO HOT100を全部覚えたりしていたものです。
そんな中、モーリーさんは異彩を放っていました。僕は高校では理系クラスにいたのですが、理系はなんだかおたくっぽくてダサいと思っていました。現に全くもてないダサい高校生でした。しかし、モーリーさんは数学の話など理系っぽい固い話題を軽やかにラジオで話していたのです。他のDJは、アメリカのショウビズの話とか、おしゃれな話題を話していたのに。ああ、こういう人もいるんだ、と勇気付けられたものです。
その後モーリーさんのpodcast i-morleyでカンナビストの方や大麻堂の麻枝さんと対談しているのを聴き、その中立的で冷静な態度に再度感銘を受け、すっかりi-morley中毒となってしまいました。
今回、初めて生モーリーを聴きに行きました。モーリーさん、2時間以上もよどみなくしゃべり倒し、圧倒されました。
内容は現代史を20年単位で分析するというものですが、その主題は民衆の力が世界を変えると言うことです。 1960年代後半のベトナム戦争反戦運動、フラワーチルドレンに始まり、ベルリンの壁崩壊、そして、現代のイランでのツイッター革命に話が及びました。インターネットの動画やニュースサイトを駆使し、その動きを多角的、多元的に語りつくす様は圧巻でした。
そして、現代がインターネットの力により、マスメディアに載らない情報を個人が発信していけること、それは希望であることが伝えられました。
世界がつながっている事の負の面として、資本主義の活動が、世界の貧しい人たちをさらにつらい状況に追いやってしまっている事。風が吹けば桶屋がもうかる的に、安いコーヒーを飲むことがエチオピアやイエメンの農民を貧困化し、現金収入になるKhat栽培(khatは中東の嗜好品。興奮性のアルカロイドを含む植物。)を促進し、khatが水不足を引き起こし、JICAがイエメンの水不足支援を行い、JICA職員が誘拐される、という繋がり。
khat: http://en.wikipedia.org/wiki/Khat
資本主義は基本的にもうけを追求し、労働力は安く買いたたかれてしまいます。企業の幸福が民衆の幸福としばしば相反することが明らかとなってきました。そのために我々に何が出来るのか?という命題を突きつけられました。それを良くしていくのもまた、情報の拡散であろうというヒントを与えられました。
個人が情報を発信していくこと、そして、商品の裏にある人々の暮らしを考えてみようと思いました。
また、インターネットで知り合った方と直接お話しできる機会があったのも収穫でした。 i-morley司会者の女優の池田有希子さんと少しお話できたのもうれしかったです。いろいろとイベントに行くのは楽しいですね。