Dr. フロッガーのブログ

内科医フロッガーのブログです。
医療大麻についてなど、いろいろ書いてます。

ブログ案内

2012-01-01 00:00:00 | はじめに

[ご挨拶]
 私は内科の医者をしています。このブログは、大麻や医療大麻について多く記載しています。大麻と聞くと多くの人が、悪いドラッグと感じるでしょう。しかし、実際の害は「ダメゼッタイ」で言われているほどではなく、欧米では医薬品としての有用性も注目されてきています。
 日本では、大麻の基礎的(薬理学的)研究では優れたものが多くあります。しかし、臨床系の医学会では、医療大麻の話題はほとんど上りません。おそらく大麻取締法が大麻の医薬利用を禁止していることと、医者の世界が保守的であることによると思います。
 私のこのブログは個人の小さな声ですが、誰かに興味を持ってもらうきっかけになれば、と思っています。

[ご案内]
このブログの記事は、いくつかのカテゴリーに分けています
1.大麻医療用
 大麻の医薬利用に関する記事です。なるべく学術的で中立に書くようにしています。
2.大麻検証ダメゼッタイ
 麻薬・覚せい剤乱用防止センターの「ダメゼッタイ。ホームページに対する反証記事です。
3.大麻
 
その他の大麻関連記事です。
4.医療
 医療に関する記事です。
5.医療大麻物語
 医療大麻のフィクション。日本で医療大麻を使ったらどうなるんだろう?という物語です(実話ではありませんよ)。手探りで書いてます。ぜひコメントを下さい。注:「医療大麻物語」の著作権はフロッガーが保有しています。
6.雑記
 日々の雑記などです。

おまけ.
フロッガーの本棚
 何か面白い本があったら挙げていこうと思います。
フロッガーのTwitter つぶやいてみたいと思います。

↓よろしければクリックしてください↓
人気ブログランキング

System biology系情報倉庫

2010-03-09 00:53:57 | 医療

グラフ理論
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B0%E3%83%A9%E3%83%95%E7%90%86%E8%AB%96

ARACNe
http://amdec-bioinfo.cu-genome.org/html/ARACNE.htm
http://amdec-bioinfo.cu-genome.org/html/caWorkBench/doc/BMC%20ARACNE.pdf

ベイジアンネットワーク
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%99%E3%82%A4%E3%82%B8%E3%82%A2%E3%83%B3%E3%83%8D%E3%83%83%E3%83%88%E3%83%AF%E3%83%BC%E3%82%AF
http://staff.aist.go.jp/y.motomura/paper/BSJ0403.pdf

Master regulator analysis (MRA)
http://wiki.c2b2.columbia.edu/workbench/index.php/Tutorial_-_Master_Regulator_Analysis

Gene Set Enrichment Analysis (GSEA)
http://www.broadinstitute.org/gsea/

Twitter 倉庫

2010-02-22 21:29:45 | 雑記

・Twitterだと情報が流れてしまい残らない。
・ブログがアップされていない。(見ていただいていて大変ありがたいです。)
という指摘を受けました。

確かにTwitterでは情報が検索しにくいですし、フォローしている人からの有用な情報もあり、ときどきブログに残しておこうと思います。倉庫なのでまとまりはないです。

【大麻系】
・San Francisco Chronicleの記事。アメリカ連邦政府による臨床研究で大麻の医療効果(多発性硬化症や神経疾患による痛み、筋けいれんの緩和)が認められた。UC San Diegoの医療大麻研究センターによるもの。ディレクターのDr. Igor Grantは「レポートは大麻はニューロパシーの痺れや痛みの効果的なフロントライン治療であるかもしれない良いエビデンス」、とコメント。カリフォルニアの医療大麻合法化から14年目のこと。http://bit.ly/bXO7YX
これがレポート現本CENTER FOR MEDICINAL CANNABIS RESEARCH http://www.cmcr.ucsd.edu/

・2010年2月16日i-morleyで大麻特番。大麻アンケートの生データ。皆さん大変リベラル。 http://i-morley.com/blog/2010/02/18/cannabis_questionnaire.pdf

・複合性局所疼痛症候群(CRPS)と医療大麻についてちょっと調べた。
CRPSとは→
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E8%A4%87%E5%90%88%E6%80%A7%E5%B1%80%E6%89%80%E7%96%BC%E7%97%9B%E7%97%87%E5%80%99%E7%BE%A4
この論文ではCRPS type1が含まれているいよう。効果はsome。 
http://www.ukcia.org/research/InitialExperiencesChronicPain.pdf

この論文のperipheral neuropathic painはCRPS type1。44例中22例。
http://www.jpain.org/article/S1526-5900(08)00369-6/abstract

【動画系】
1933年・日本製アニメ http://snipr.com/ufv5c
Groove Armada, At the River http://www.youtube.com/watch?v=aTObBNQ1anQ

【その他】
ハウス加賀谷さんインタビュー。 http://www.ocn.ne.jp/game/og/35-labyrinth/special.html

 

医療大麻−クローン病

2010-02-22 21:09:02 | 大麻−医療用

話題になっているためクローン病と大麻についてまとめたものをupします。

[クローン病とは]
クローン病(Crohn's disease; CD)は炎症性腸疾患の一つであり、主として口腔から肛門までの消化管全域に、非連続性の炎症および潰瘍を起こす疾患である。原因として免疫機能の異常に加えて食事因子が係っていると考えられている。症状は多岐にわたるが、腹痛・下痢・体重減少などである(1,2)。

[医療大麻の治療効果]
クローン病や炎症性腸疾患に対する治療効果については今のところエビデンスと言えるようなまとまった臨床研究はない。
患者の証言(3,4)やケーススタディー(5,6)はある。
また、大麻の主要成分であるカンナビノイドに対する受容体 CB1とCB2が消化管に存在することが知られており、カンナビノイドの刺激により腸の修復や保護を促すという実験データがあることから治療薬として有望視されている(7,8)。
症状に焦点を合わせてみると・・・。クローン病の患者は慢性の疾患で、腹痛・吐き気・食欲低下といった症状が長期にわたって続くが、大麻は古くからこれらの症状に対して効果があることが知られており、欧米政府がまとめた文書(Institute of Medicine (IOM), the U.K. House of Lords Science and Technology Committee, the Australian National Task Force on Cannabisなど。)でも記載されている(9-11)。

参考:コメント欄より、クローン病患者さんから、
「食欲低下」に対する効果について、「炎症性腸疾患は活動期は絶食をするのが普通なので」、食欲増強が患者の不利益となる可能性について指摘された。
クローン病においては、いまだ医療大麻のエビデンスが無く、各種情報を参照のうえ判断願いたい。

参考文献:
1) 難病情報センター:http://www.nanbyou.or.jp/sikkan/023.htm 
2) Wikipediaクローン病: http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%AF%E3%83%AD%E3%83%BC%E3%83%B3%E7%97%85
3) Gahlinger, Paul M. 1984. Gastrointestinal illness and cannabis use in a rural Canadian community. Journal of Psychoactive Drugs 16: 263-265.
4) Swift et al. 2005. Survey of Australians using cannabis for medical purposes. Harm Reduction Journal 4: 2-18.
5) Baron et al. 1990. Ulcerative colitis and marijuana. Annals of Internal Medicine 112: 471.
6) Jeff Hergenrather. 2005. Cannabis alleviates symptoms of Crohn’s Disease. O’Shaughnessy’s 2: 3.
7) Wright K et al. 2005. Differential expression of cannabinoid receptors in the human colon: cannabinoids promote epithelial wound healing. Gastroenterology 129:437.
8) Massa and Monory. 2006. Endocannabinoids and the gastrointestinal tract. Journal of Endocrinological Investigation 29 (Suppl): 47-57.
9) Marijuana and Medicine: Assessing the Science Base (1999). Institute of Medicine (IOM), USA.
10) Cannabis: The Scientific And Medical Evidence. (1998). The House of Lords, Science and Technology Committee, UK.
11) The Australian National Task Force on Cannabis.

モーリー大学に行ってきました

2009-11-27 08:55:26 | 雑記

先日モーリーロバートソンさんの講演会、モーリー大学に行ってきました。
http://i-morley.com/blog/2009/11/post_523.html

11月21日、飯田橋の日本歯科大学で行われました。
モーリーさんは皆様ご存知だと思いますが、wikiが充実しています。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%83%A2%E3%83%BC%E3%83%AA%E3%83%BC%E3%83%BB%E3%83%AD%E3%83%90%E3%83%BC%E3%83%88%E3%82%BD%E3%83%B3

実は、僕は高校生の頃、受験勉強をしながらモーリーさんのラジオを聞いていました。当時はJ-WAVEがとってもかっこ良くて(いまも?)、ひたすら環境音楽みたいなのを流していたりなど、かなり実験的だったと思います。自意識過剰な年頃の僕は洋楽を覚えるためにTOKIO HOT100を全部覚えたりしていたものです。

そんな中、モーリーさんは異彩を放っていました。僕は高校では理系クラスにいたのですが、理系はなんだかおたくっぽくてダサいと思っていました。現に全くもてないダサい高校生でした。しかし、モーリーさんは数学の話など理系っぽい固い話題を軽やかにラジオで話していたのです。他のDJは、アメリカのショウビズの話とか、おしゃれな話題を話していたのに。ああ、こういう人もいるんだ、と勇気付けられたものです。

その後モーリーさんのpodcast i-morleyでカンナビストの方や大麻堂の麻枝さんと対談しているのを聴き、その中立的で冷静な態度に再度感銘を受け、すっかりi-morley中毒となってしまいました。

今回、初めて生モーリーを聴きに行きました。モーリーさん、2時間以上もよどみなくしゃべり倒し、圧倒されました。
内容は現代史を20年単位で分析するというものですが、その主題は民衆の力が世界を変えると言うことです。 1960年代後半のベトナム戦争反戦運動、フラワーチルドレンに始まり、ベルリンの壁崩壊、そして、現代のイランでのツイッター革命に話が及びました。インターネットの動画やニュースサイトを駆使し、その動きを多角的、多元的に語りつくす様は圧巻でした。

そして、現代がインターネットの力により、マスメディアに載らない情報を個人が発信していけること、それは希望であることが伝えられました。

世界がつながっている事の負の面として、資本主義の活動が、世界の貧しい人たちをさらにつらい状況に追いやってしまっている事。風が吹けば桶屋がもうかる的に、安いコーヒーを飲むことがエチオピアやイエメンの農民を貧困化し、現金収入になるKhat栽培(khatは中東の嗜好品。興奮性のアルカロイドを含む植物。)を促進し、khatが水不足を引き起こし、JICAがイエメンの水不足支援を行い、JICA職員が誘拐される、という繋がり。

khat: http://en.wikipedia.org/wiki/Khat

資本主義は基本的にもうけを追求し、労働力は安く買いたたかれてしまいます。企業の幸福が民衆の幸福としばしば相反することが明らかとなってきました。そのために我々に何が出来るのか?という命題を突きつけられました。それを良くしていくのもまた、情報の拡散であろうというヒントを与えられました。
個人が情報を発信していくこと、そして、商品の裏にある人々の暮らしを考えてみようと思いました。

また、インターネットで知り合った方と直接お話しできる機会があったのも収穫でした。 i-morley司会者の女優の池田有希子さんと少しお話できたのもうれしかったです。いろいろとイベントに行くのは楽しいですね。

アレロケミカル

2009-11-24 14:38:03 | 雑記

 この世界は弱肉強食であるとよく言われるが、それはある一面にすぎないと思う。植物を動物が食べる。いわゆる食物連鎖であるが、植物は弱いから食べられているわけではない。植物と動物はただ餌と捕食者の関係ではなく、そこにはコミュニケーションが存在すると思う。それは互いに閉じた自己ではなく、相手のことを考えているかのような共存関係がある。

 人間のコミュニケーションは言語であるが、自然界では化学物質によるコミュニケーションもある。個体内ではホルモンや神経伝達物質で細胞が「会話」している。同種間では、フェロモンというものを分泌して「会話」している。そして、異種間でも植物−昆虫などで化学物質を介した「会話」をしている。アレロケミカルと言うようだ。

アレロケミカル
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%A2%E3%83%AC%E3%83%AD%E3%82%B1%E3%83%9F%E3%82%AB%E3%83%AB

 人類は自然界とコミュニケーションできているだろうか?弱肉強食をキーワードに、ただ搾取するものと思っていないだろうか?
植物は我々に語りかけているのではないか。かつては、シャーマニズムやアニミズムの場で精神に働きかける植物を取り、精霊たちと交信をしただろう。

 煙草から神聖さをとりあげたのは誰なのか?
 http://native.way-nifty.com/native_heart/2009/02/post-95c2.html
 ペヨーテ伝説
 http://www.entheo.org/blog/?p=422

そして、花の香りはいつだって人を優しくするだろう。

それは、人間に対する植物の化学物質による語りかけ、アレロケミカルだと思いたい。

 人類は地球上で話し相手のいない孤独な存在なのか?地球のがん細胞でよいのか?
環境破壊が叫ばれる今だからこそ、植物の言葉ではないささやきを感じ取ることが必要となるのではないだろうか。

写真は、キダチチョウセンアサガオ。エンジェルストランペット、ダチュラの名でも知られる。ナス科で、アトロピン、スコポラミンなどのアルカロイドを含む。

麻枝さんのイベント

2009-11-23 21:13:39 | 雑記

遅ればせながらイベント報告。

麻枝光一トーキングレボルーション「大麻解放への道」
第3回目『大麻ヒステリー 〜思考停止になる日本人〜』(光文社新書)の著者、武田邦彦さん(中部大学教授)をゲストに招集。http://taimadobrog.livedoor.biz/archives/51538477.html

10月30日、阿佐ヶ谷ロフトAでありました。
司会は、大麻堂店主の麻枝さん、THCの白坂さん。
ゲストは、中京大学教授の武田邦彦教授でした。

まず、この会は武田教授の人物というものに感じ入るところが第一だった。
武田教授は、似非エコロジーに対して、科学的かつ合理的な批判を行ってる。環境問題の恐怖感や不安をあおることで利権を生み出そうとしている事があるということ。
たとえば、温暖化で海面が上昇するというのは嘘である。北極の氷が溶けてもアルキメデスの原理で水面は変わらない。南極の氷は温暖化で減らない。
ここで疑問点があったのだがツバルの海面上昇がTVなどで流れているがあれは何なのか。それについてもお答えをいただいた。あれは、米軍滑走路建設のための土砂掘削による地盤沈下であり、また、NHKの映像は大潮の時にとられたやらせ映像であるということだった(まじで!?)。氷河期に海面が低かったことについて質問したら、氷河期まで寒くなると海面は低下するが、現在の温度上昇では海面は変化しないということだった。
ペットボトルのリサイクルに関しては、補助金目当てでリサイクルしているかのように偽装されておりリサイクルなどされていない。リサイクルする方がエネルギーを使ってしまうとのこと。

ただ、武田先生は環境破壊を認めているわけではない。CO2削減とか、エコポイントなどよりも、エネルギーをたくさん使う生活スタイルを改めなくてはいけないと言っていた。バイオエタノールなどは、人道的な点でも全面否定していた。エタノール作成のために食べ物をなくす、食べ物を燃やすようなことは人類の歴史上なかったと。人を飢えさせてまで車を動かすことはひどいことである!

大麻に関しては、大麻を利用した生活は日本の伝統文化であるとはっきりおっしゃっていた。それがアメリカにより禁止されたのはおかしい。日本人は2000年間大麻と付き合ってきていて何も問題はなかったのだから、大麻が合法になっても問題はない。とのことだった。大麻を取り戻すのは日本らしさを取り戻すことだということをおっしゃっていた。

白坂さんからは、NHKの偏向報道についての報告があり、NHKがひどいということのコンセンサスが得られた。

医療大麻−投与法

2009-11-23 20:58:49 | 大麻−医療用

2.投与方法
・気管吸入:薬物動態は静脈注射の場合と似ている。摂取から効果が出るまでの時間が短く、使用者が自己調整しやすい。問題点は使用者の吸引技術に影響を受ける。喫煙の場合は肺・気管支への影響がある。
・静脈注射:THCが水に溶けず注射剤が作りにくいため一般的ではない。
・経口投与:緩除に効果が出現し、ピークも吸入より低くなる。THC製剤内服で、食欲増進効果は24時間持続する。問題点は血中濃度が安定しにくい。効果が出るのに時間がかかり、量が調節しにくい。
・口腔内投与、舌下投与:サティベックスはこの方法で投与される。生物活性も良く、有害性も低かった。
・坐薬:肝臓を通過しないので経口よりも生物活性が高い(2倍程度)。しかし一般的な方法ではない。
・エアロゾルの気管内投与:THC単独の気管内投与は刺激が強く、まだ実用に向かない。
・気化蒸気の吸入:Vaporizerと呼ばれる機械。煙が出ずタールなどの発がん物質に暴露されない。今後有望な方法だろう。

1) Walsh, D., Nelson, K. A. & Mahmoud, F. A. Established and potential therapeutic applications of cannabinoids in oncology. Support. Care Cancer 11, 137-143 (2003).

医療大麻-剤型

2009-11-23 20:57:24 | 大麻−医療用

1.剤型
代表的なものとして以下を挙げる。
・大麻草:葉と花を乾燥させたもの、樹脂を固めたものなどがある。品種も多くある。
・大麻抽出物の口腔内投与スプレー:サティベックス、カナドール。THCとCBDを含有する。
・THC製剤:合成THC ドロナビノール(マリノール)
・大麻に含まれるTHC以外のカンナビノイド:CBDなど。
・カンナビノイドアナログ
  ナビロン 制吐剤として米国で承認。
  CP-55940, WIN-55212-2 CB1、CB2に作用。
  JWH-015CB2特異的。向精神作用なし。
  HU-210, CB1、CB2低親和性。
  SR141716A CB1拮抗薬。肥満の食欲低下。

大麻 ( マリファナ ) を吸うとこうなる! [Facts about weed...

2009-10-15 00:11:48 | 大麻−その他
大麻 ( マリファナ ) を吸うとこうなる! [Facts about weed] for japanese


きれいな動画。
大麻を吸ったって、その人の人間性は変わらないよね。
それがよく分かって、いい映像だね。