はならぁと事務局企画で、にじみ絵のワークショップをさせていただきました。
▼はならぁとブログ
http://blog.hanarart.jp/?eid=132
シンプルな三原色のお絵かきですが、奥深い
私がこれまで行った場所の中では最も暗かったのですが、これもまた新鮮で美しかった。
参加してくれた方それぞれの、その時だけの状態が現れたのかなーと思います。
絵だけでなく、取り組み方にも、その時の状態が表れるなぁと感じて、
ときどき、我が子と家でもしよう!と決意するも未だ実現できず。
嗚呼!家で絵の具をつかって絵を描く事の難しさよ…家事に追われるのか?片付け切れない状態だからか?
暮らし方そのものを見つめなおしたい、というところに行き着きます
・・・
私のワークショップは、基本的に「遊ぶ」ということを主軸に置いています。
そこから、何かを得ようとしなくてよし。なるべくやりたいことをやってよし。
入り口はアートであっても、解釈ややり方は本人が思考して、できればその後体内か脳内の片隅で居残るような…という壮大なことを一応考えています。
でも、それは「ナイナイ尽くし」でもあり…(「完成品」も「ハウツー」なし。特別な道具もなし。。。)
完成度の高い持ち帰り品がなくて申し訳ない...と思ったり、目に見える成果がなくて大丈夫かな...と不安になったりもしています。
そんな中、今回のワークショップで、紙の前に座った瞬間目をキラキラさせて「ワクワクする〜!」っていう女の子♥️♥️
後日、その母様から有り難いお言葉も頂戴して、どれだけ励みになったことか!
「だれかに道筋を決められるんじゃなくて、自分の思うように筆を持てるっていいなーっと強く思った」
自分のために、ちゃんと遺しておこうと思った出来事でした。
ありがとう
そして、こんな機会をくださったはならぁと事務局の皆様、参加してくださった皆様、心を寄せてくださった皆様、
本当にありがとうございます
母いわく、幼い頃の私は弟とよく雨降りの最中、公園の泥の中で泳いでいた...
今年の田植えの時に、娘は横の小川で水面を触り続けていた…
そんななんにも成果のないような事だけど、愛しく向き合うようなワークショップがしたい。
美術の力で、そんなことに光を当てたい。