１０月２日（土曜日）、午前３時５分。
昨日、午前中穏やかで無風状態だったので（天気予報では波の高さ１．５メートルと発表されていた）、急遽ウニを買いに行き、中村さんを誘い、昼食後釣りに出掛けた。
中村さんは、親切で優しい。昨日も「〇つ〇とさん、左足を、この岩に掛け、右足は、ここに置いて、あの岩を掴んで上れば良い」と教えて、上の岩から、竿と荷物を引き上げてくれた。中村さんの前では、僕はヒヨコ。中村さんは、自分の体と竿を一体化させ、弓なりになり、その反動をうまく利用して、撒き餌の入った樽籠浮きを、はるかかなたの沖へ飛ばす。動画にも取って残したい位、その動作が美しい。
午後から、正面から東風が出てきて、釣り辛らかった。
以前から、邦夫さんが道糸が細かい。太い糸に替える様に言っていたが、現在使用している６号でも、根掛かりした時、体にテグスを巻きつけたり、手にタオルを巻きつけて、引っ張っても、中々切れない。そんな大きい魚が釣れる訳が無い。と思っていた。だがしかし。。。。
竿先がピクピク動いていた。「来ているな！しばらくの辛抱だ」と思っていた瞬間、竿が途中から９０度に曲がり、竿先が海中へ入りバシッと音をたて道糸が切れてしまった。ハンマーで叩いて打ち込んだのだが、岩に打ち込んでいたピトンの挿し方が甘かったのか、ピトンが、ひっくり返ってしまった。何と言う恐ろしい力。
昨夜は、釣具や仕掛けの点検をしてブログが書けなかった。只今３時５分。昨日のウニが３０個ばかり残っているので、これから、別の餌も準備して、朝の内糸を垂らして来ようと思う。
