一昨日、僕の所属している派遣元のひとと会った。
場所は僕の部屋から歩いて行ける駅の改札で
行ってみると強風で電車がだいぶ遅れていると電光掲示板に書いてあった。
約束の時間まで少しあったから駅の本屋で時間をつぶした。
電車がこれだけ遅れているから間にあわないんじゃないかな・・・
でも、遅れるっていう連絡も全然ないし・・・・
約束の時間の少し前に本屋から出て改札のなかを眺めていても
それらしきひとの姿は見られなかった。
僕のいる改札の外にはくたびれたサラリーマンがひとりいた。
約束の時間寸前でそのひとが電話をかけた。
僕の携帯が鳴った。
どうやらもうとっくに来ていたらしい。
とりあえず、駅の喫茶店にふたりで入った。
そして話を聞く。
内容は今まで10何年、『請負』として委託契約していたものから
会社が厚生年金や健康保険を折半する本来の契約社員としてのものに切り替えるとのことだった。
これで待遇がよくなれば言うことなんかないが
決してよくなる内容ではなかった。
折半するといっても今まで自己負担していた年金や保険料よりもずっと負担が増すことになる。
しかも病院で2割負担になるわけでもないし
65歳になって支給される年金額が少し上がるだけで
メリットはほとんどない。
要するに今まで手つかずだったグレーの契約を正すことで
会社の体裁を保つことと派遣先への配慮からなされているだけで
この契約をした場合、月々結構な金額を天引きされる以外
賃金の上昇もないし有休ももらえないし当然賞与もあるわけがない。
しかも僕に残された選択肢ははいと言って契約するか
いいえと言って仕事を辞めるかの二者択一しか残されていない状況。
今後はさらに賃金は低下するだろうし
場合によっては即解雇というケースも十分にある。
一応、契約する以外現状はないから
とりあえず納得はしたけど完全に限界寸前だ。
がっかりして家に帰りネットを見ていると
あれ。
前に僕が出したシナリオが1次審査を通っている。
少し嬉しい。
来月、2次審査の発表があるらしい。
そのときもそのあとも通ってくれたらかなり嬉しい。
けど、今までずっと1次審査以上通ったためしがないから
希望的観測は抱けないけど通ってほしいと強く願う。