80才のハツラツ日記

愈々名実共に80才を迎え、人一倍好奇心を燃やして、元気な行動の随筆日記です。

岡本太郎美術館へ

2010年01月06日 | シニア日記
昨5日は良い天気でしたね。
此処川崎は朝から快晴で風もなく穏やかな小春日和。散歩日和と言えましょう。
3月中旬の温かさだったそうです。「寒の入り」を忘れましたね。


早速、近場の岡本太郎美術館に出掛けました。

自宅から約1時間で小田急向ケ丘遊園駅に到着。
そこからバスで専修大学前終点で降り、
後、歩いて15分で目指す美術館に到着。
(写真中央やや左に見えるのは、屋外にある「母の塔」です。)

直ぐ館内のカフェテリアで昼食にビーフシチューを注文しました。
値段の割に結構美味しかったです。

館内の展示場はかなり複雑な構造で、至る所に
岡本太郎の絵やオブジェの作品が置かれています。
参観客は少なくて、ゆっくりと観る事が出来ました。

岡本太郎は随分と「赤」に執着していたのですナ。
その赤は激しい血の赤さでした。
「脈動する心臓の血の色、生命を凝縮した太陽の色」と
彼は言っています。


正に自由奔放に描き殴り、しかも巨大な絵画が多いのです。
「芸術は爆発だ」と言わしめました。

勿論、完全な抽象画ですから、もう観る方も普通の絵画を観る眼ではなく、
直感的に体感するしか方法がありません。

子供連れの参観者もいましたが、子供には無理でしたナ。

この地の丘陵地帯の静かな中に彼が住居を構えたものを、
後から美術館にした訳ですから、多少交通の便が悪くて、
少なくとも10分は歩かなければなりませんが致し方ないでしょう。

午後2時過ぎから北風が吹いて、急激に気温が低下し、「小寒」に戻りました。






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