don't think twice diary 2.0

dok-s projectなどの活動状況 戯言 エトセトラ。

新生活的な

2019-07-12 06:06:54 | 出口日記
次の食い扶持が決まったのでホッとしてる。
新しい環境は自らホワイトって言ってたから多分そうなんだろう。

もう失望しかなかったからね、
SEなんて。パワハラセクハラ当たり前の世界で
フリーランスになってから収入は倍以上になったけど
もう長く続けるつもりもなかっただけにまあ次で判断。
平和に楽に金が稼げればいい。次に目指すのはやりがいだけど
少なくともSEでは無いよね。

音楽に関しては新しい境地に。
シンセアンサンブルをもう一度やってみたくなった。
DAWでの表現がもうつまらなくなってきたからね。

一応モジュラーシンセと、デスクトップアナログシンセを持ってて
それだけで何かやりたい。
ただ音はどちらもモノフォニックなんでなんとかせねばと
カラオケを考えた。

中国製の安いmp3プレイヤーを買って、これを流そうかと
注文したけど、待てよと。これ楽器じゃねえぞ!みたいな。
一応モジュラーのミキサーにぶっさすつもりだけど
再生ボタンを押すときの情けなさを考えたら、却下。
注文しちゃったんだけどね。まあ普通のプレイヤーとして
使うことにします。

なんであれやこれや代案を1日考えて
結果MTRを買うことにした。

今時MTR!みたいなアレだけど、これが一番な結果になった。
見た目も楽器ぽいし、かの冨田勲氏もライブの時はMOOGを持たずに
マルチトラックを流していたらしいからね。

今やモジュラーシンセなんて、2段積みすればそこそこの
音楽は出来るけど、自分はそんなに買えないし
たくさんパッチお化けを揃えることに魅力も感じてない。

MTRが届くのは今日?明日かな。実験してみたいと思う。

過去のgmail履歴を2000件近く消した。
今のうちに掃除をと思って。
色々忘れていることとかもあって懐かしかったな。
あほなメールもあったりしてね。
あほな人生だったよ。




若い加藤和彦のように

2019-07-10 07:16:15 | 出口日記
そうですか。半年ぶりだ。

4月にバンコク、5月にアメリカメキシコ、6月に沖縄でライブしてきました。

この辺都内で色々やりづらくなってきたけど
まあそれでも、秋くらいにぼちぼち予定はすでにありますので。

そんな春の国内外ツアーについても近くまとめておきたい。
色々面白いこともあったからね。
私の記憶のあるうちに。

https://www.mixcloud.com/doksproject/live-in-the-volstead-austin-texas-20190513/
音悪いけど、オースティンでのライブの様子です。

次のアルバム完成しました。
Crash Symbolsというレーベルから発売予定。
トラックダウンに思った以上に時間がかかった。きつかった。ノイズが消えなくてね。
まあ曲もノイズみたいなもんだけど、気になってしまって。
1週間トラックダウンだけでかかった。
ノウハウがあればこんなことにはならなかったけど。でももうわかった。
ヒントはDAWで出来ることは全て完結しておいたほうがいいってことだね。
マスタリングソフトはあれど、所詮は違うソフト。
相性もあるし、芝をそろえる程度にとどめておいたほうがいい。


さて。

「若い加藤和彦のように」ってご存知だろうか。
加藤和彦氏の遺作に、北山修氏が詩をつけて、自殺した加藤氏が嫌がる曲にしたという。
愛を感じる曲なんだけど、それが発売された2013年に同名のラジオ特集やってて
それまでも、たまに聞いていたんだけど。最近暇に任せて、全てmp3化した。

mp3化したきっかけは
「アーサーのブティック」の新録を聞いたから。
原曲もアシッドフォークで良いんだけど、最新2013年版は今風のしゃっきりした音響で
でもそれに曲が負けていない感じでびっくりしたのだ。
本当にびっくりした。坂崎氏の加藤和彦に似ているんだけど外さないボーカルで
曲が改めて完結されたというか、、こんなに良い曲だったとは。
10年ぶりの加藤ショック。が復活した。

全部で8時間近く。曲は抜いても。そのくらい。
https://youtu.be/FpXQ5RZWM8g
全て加藤和彦の話題で8時間。このボリュームは改めて、たまらないと思う。
天才だけど、本当に情報の少ない人だからね。
この情報量は満足。

加藤和彦氏は、ずっとファンだった。30年近く。
でもあの自殺がショックで消化できなかった。
死んだ日のこともはっきり覚えている。
自分もそれなりに失意の年だった。
またその死が自死だったから忘れるわけがない。
ショックが大きすぎて、その死に方が許せなくて
その後の「若い加藤和彦」も無視していた。

その無視も、加藤氏の曲で解除されたから皮肉なもんだ。
自分の心境も変わったのだと思う。誰にも理解されない苦しみ
居場所のない寂しさ、そんなこんなで大変だったと思う。


ついでに1973年の「4人の会」のライブ音源もアップされていたので
それもmp3化した。
https://youtu.be/yIblKQqzgmk
グラムロック期のトノバンが髪の毛を紫に染めて歌う「悲しくてやりきれない」
もちろん、結成間もない頃のガレージパンクなミカバンドの演奏も。
もう最高だ。

悲しくてやりきれないこともあるけど、基本前向きなので
まあ、やることもあるけん
来年はヨーロッパツアーのお誘いも。。リリースも近いのでね。
死ぬのは早い。なのでもうしばらく音楽は続けます。
何度も舞い上がるよdok-s projectは。