Ｗｈｙ ｃａｎ’ｔ ｗｅ ｂｅ ｔｈａｔ ｔｅａｍ ？

◇日本のプロ野球からＭＬＢに挑戦する旨のニュースが最近多くなりま
したが、他に「日本人絡みではないけども気になる」移籍の報道は無い
か、といろいろ漁ってみました。

☆デトロイト・タイガース
→若手選手たちとの交換トレードで、ＮＹヤンキースからゲーリー・シェフィールドを獲
得。更に、ＦＡだった一塁手ショーン・ケイシーと１年契約。
…シェフィールドか～チームとしては、長打力のある選手が欲しいと感じたのでしょう
か。僕は打線にパンチ力が足りないとは思わなかったのですが。
ケイシーとの再契約は大きいですね。ポストシーズンでの活躍も記憶に新しいところ
ですし…そうなると、一塁はシーズン序盤は好調だったクリス・シェルトンとの併用な
のかな？リーランド監督の采配が見ものです。

☆アルフォンソ・ソリアーノ：ＷＡＳ→シカゴ・カブス
→シーズン中にもトレードの噂はいろいろありましたが、新天地はカブスになりました
ね。ソリアーノ曰く、「チームには既にマーク・デローサという素晴らしい二塁手が居る
けども、自分は内野に戻る準備も出来ているよ」
ＷＡＳで外野を守る事になった時は渋々と云った感じでしたし、内野で行きたい！と
いう気持ちが常にあるのだなぁ、と。カブスは確かルー・ピネラが監督になるんですよ
ね。ピネラとソリアーノ、上手く行くかなぁ。。。

☆ミルウォーキー・ブリュワーズ
→１１月２９日にアリゾナから、内野手クレイグ・カウンセルを獲得（２年契約）。カウン
セルは０４年以来のＭＩＬ復帰。
「（パドレスやインディアンスからもオファーがあったが）移籍は難しい決断だったが、
若い先発選手たちのバックアップを務める事で、チームに大きく貢献できると思って
るんだ」と語るカウンセル。
フロリダ（９７年）とアリゾナ（０１年）でＷＳ制覇を経験しているベテランですが、個人
的にはアリゾナ時代の印象が強いです。身体は飛び抜けて大きくはありませんが、
堅実な守備とねちっこい打撃でチームに貢献する、チームに一人は居て欲しいタイプ
―僕の中ではデビッド・エクスタイン（ＳＴＬ）を左打者にした様な―そんな選手だと思
っています。

「ＷＳを制したＳＴＬだって、レギュラーシーズンの勝ち星はウチより８勝多かっただけ
なんだ。そしてＷＳに進出したＤＥＴの様に、躍進できるチャンスはウチにだってある
さ。ウチは１９８２年以来ポストシーズンから遠ざかっているから、進出できれば凄い
事になるね」と語る３６才のベテランが、チームに経験のみならず勝ち運をももたらす
のか…この辺も興味深いところです。

Ｃｒａｉｇ　Ｃｏｕｎｓｅｌｌ