去年読んだ本

製作が続きます。

工房は年始からフルスロットルです。


夜な夜な布団中読書を続けているのですが、去年読んだ本の中から、数少ない完読した本を紹介します。

・八甲田山死の彷徨　　新田次郎

日露戦争に備えた日本軍の雪中行軍訓練中に、軍隊が山岳遭難します。山岳遭難事故としては世界最大の犠牲者を出した、本当にあった話を題材にした内容です。　後に映画「八甲田山」になった。
雪山とか自然の恐ろしさを改めて感じると同時に、軍隊と言う特殊社会の人間模様の描写が面白かった。


・家族と言う病　　下重暁子

内容はあまり覚えていないのですが、面白くて一気に読みました。「家族写真入りの年賀状は幸せの押し売り」など、分からなくもないけど普段あえて言わない様な事がズバズバ書いてあります。リビングのテーブルの上に置いていたら、妻が目を皿の様にして読んでいました。　


・カエルの楽園　　百田尚樹

橋下徹さんがツイッターで「これは読むべし」とツイートしていたので新書の単行本を買った。
百田尚樹の本は読みやすさが特徴ですが、この本はその中でも読みやすく子供向けの様な描写が続きます。
しかし内容は辛辣で、領土侵攻とか戦争、殺戮などアジア強国と日本との関係がもし本当にこうなったらと言う視点で、カエル社会になぞらえて書かれています。　



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