緊急融資速報、政策公庫赤字

　　豊島区池袋の税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士・FP・中小企業診断士　第一経理グループ

　　緊急融資速報…Ver４８

　国の緊急融資この１週間７月２３日～７月２９日の保証受諾２．１６０億円
月末融資に向けて予想どうり、急増しました。累計で２１兆２．５０４億円まで来ました。
来週から、お盆休みに向けては融資は中だるみで、伸びて来ないでしょう。

　緊急融資の期限も２３年３月３１日。残された期限はあと８ヶ月のみとなりました。
東京の区段階の低利緊急融資の打ち切りも少し目だって来ましたので、秋以降の情報が
一番重要な情報になります。国もその時期に新たな施策を打ち出します。注視が必要です。

　先日日本政策金融公庫は四半期４月～６月の実績と、７月～９月の中小企業の景況感
発表しました。ここ数ヶ月景気持ち直し傾向が新聞報道されていますが、それは、全体の話で、しかも大企業など売上が過半を占めますからそれらの話です。

　公庫の資料を見るとやや持ち直し感はありますが、旧国民生活金融公庫、現在国民生活事業部の資料は全業種で景気が持ちなおしていると解答した企業は約２５％強です。７月から９月のみとおしは、景況感が良くなると解答した企業は２３，５％です。１０人、２０人未満の企業の圧倒的大多数が、厳しいという解答ですから、例えて言えば、試験の点数が１００点満点で２５点の人が３０点になったようなもので、これを景気回復とは喜べない。

　日本政策公庫の決算書を見ると、約１兆１，１２０億円の赤字になっています。この１年相当焦げ付きが発生しているのが数字からも読み取れます。
　公庫の最近の立会い経験からも、慎重審査が伝わります。
来週以降はお盆まで重要な報道は少なくなると予想されますが、今週の情報です。

公庫事業部は慎重審査

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　　公庫事業部は慎重審査。緊急融資速報ほか…Ver47

　昨日は落雷で、近所が4時間以上停電となり今日の発信になりました。

　２２年７月16日～7月22日の国の緊急融資保証受諾この1週間も割りと緩やかで１.０６６億円でした。来週は夏休み前、月末の駆け込みがあるのでもう少し伸びてくるでしょう。
そして夏休み期間の中旬は一休み状態でしょう。

累計で国の緊急融資総枠36兆円の内、21兆３４4億円に達しています。
　
　国の緊急融資自体は今のペースでは30兆円にはるかに届かない状態になるでしょうが、同様の趣旨の、日本政策金融公庫のセーフティネット貸付の融資利用状況は7月21日現在で7兆６．９１０億円にまで達しています。同趣旨の商工中金の累計貸出額は2兆7.042億円。

　これらをすべて足すと31兆4,2９6億円と膨大な数字で戦後最高を更新しています。
日本の国家予算の4割位の利用状況です。

　貸し倒れが相当発生していましたし、緊急融資関係の返済の相当な金額が、1年あるいは最近のものは2年据置ですからこれから来年以降返済が本格的に始まります。
それもあってか、政策公庫の中小企業事業部では、無担保で貸すこともあり、審査が慎重になっています。

　先週初めも顧問先に頼まれて、公庫の中小事業部に行って立会いをし、経営改善計画書の説明をしてきました。以前の立会いより厳しくなっている実感です。

　公庫などは融資を利用しませんかという案内は来ますが、審査部はこれと違う部署ですから、案内がきたから融資が即OKと言うことではありません。業績が良い会社は別ですが、慎重審査の傾向は強まりそうです。

　国の緊急融資も始まってから1年延長されて、21ヶ月目を終えようとしています。
資金需要が旺盛になる暮れに向けて、秋以降大きな改正がいつもあります。その動きを
見落とさないように、顧問先指導をしていきたいです。

　今週を振り返って。

先週の「みのクイズ」の解答です

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　先週の気分転換、息抜きクイズの解答遅れましてすいません。

第３問は　Bグループです。
　　　　Bグループの共通は　昭和、とまと、さわやかは
　　　　このような名前の金融機関があるのが共通項。
　　　　昭和→昭和信用金庫。とまとは　トマト銀行というのが岡山が本店の銀行がありま　　　　す。さわやか→さわやか信用金庫があります。
　　　　…と言うことで正解はBグループでした。

第４問の読み方の正解は
　　　　途中下車でした。、
　　　　車が　「途中」の文字の下にありますので下車になります。
　　　　　それで　「途中下車」と読んでください。

第５問　てんとう虫と兄弟の飲料水は正解は４番で　午後の紅茶です。
　　　
　　　　てんは→１０です。とう→とうも１０と書きます。
　　　　てんとう虫の頭のてんとう→　１０という同じ数字が並んでいます。

　　　　午後の紅茶
　　　　午後→５，５と同じ数字の読み方になります。
　　　　
　　　　読み方に同じ数字が並んでいるので、解答は上記　午後の紅茶の４番でした。

　　　　　月末もまた頭の体操のやさしいクイズ用意したいと思います。

緊急融資速報

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　緊急融資速報…Ver４６

　国の緊急融資この１週間７月８日から１５日までの保証受諾１．０３２億円と割と緩やかでした。累計で２０兆９，２７８億円です。政策公庫のセーフティネット貸付はこの１週間は６０２億円で、当初からの累計で７兆６，４４３億円です。この２つの融資合計だけでも２８兆６，７２１億円にまでなっています。

　この１週間は比較的上旬ということもあり、比較的緩やかでしたが、来週以降は下旬にかけてこの数字を上回っていくでしょう。

　例年夏場は融資はあまり伸びませんが、東京の区の緊急融資先日紹介しましたが、９月で打ち切るところが多いので、利用を考えている方は見落とさないように注意してください。

　緊急融資の広がりで倒産は減少傾向ですが、５人未満の零細のところは各種データが示すようにそこに倒産、廃業が集中しています。

-低利緊急融資利用は早めに-期限迫る

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　-低利緊急融資利用は早めに-

　中野区の『緊急経営応援資金』５０００万円まで２年間実質金利０％。２年経過後金利０，２％の大型経営緊急融資制度は６月３０日をもって打ち切りました。

　他の区でも９月まで延長というものも幾つかありますが、緊急融資の期限がそろそろ迫って来ましたので、打ち切りになる可能性が大です。

　板橋は３月３１日で、練馬のスーパーサポート貸付は４月３０日ですでに打ち切られています。

　低利の緊急融資を受けようとしている方は、申込み期限に注意してください。
　参考までに下記に記載します.緊急融資金利は区独自の利子補給がありますので実質金利　です。

　中央区の小規模企業緊急運転資金、金利０，１％は２２年９月３０日まで。
　台東区夏季特別資金金利０，３％は金融機関の受付７月２８日まで。
　世田谷零細資金緊急特別融資（緊急特別小口）５年以内金利０％。　９月３０日まで。
　世田谷景気対応策緊急資金　０，５％。　９月３０日まで。

　新宿区商工業緊急資金、融資限度１，０００万円　金利０％。　９月３０日まで。
　新宿区小規模企業資金、融資限度　７５０万円　金利０５％。　９月３０日まで。
　江東区景気対策資金、融資限度７５０万円　金利１年目０％。２年目以降０，２％。９月　３０日まで。

　以上緊急融資情報です。

緊急融資速報ほか

　豊島区池袋の税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士・FP・中小企業診断士　第一経理グループ

緊急融資速報ほか

７月2日から7月７日までの国の緊急融資798億円の受諾と、少ない金額でした。
6月末の月末保証の反動と思われます。累計では20兆8,246億円です。
　
政策公庫のセーフティネットなどさまざまな融資枠拡充枠50数兆円ありますので、国の緊急融資は36兆円の枠が大幅に余ると予想されます。

しかし、今週から8月のお盆休みにかけて、…お盆前は駆け込み需要です…またじわじわ緊急融資の申し込みが増えると予想されます。

東京の区の緊急融資で目黒区の経営安定資金特別融資（経安）をひとつだけ紹介します。
3年間無利子です。4年目以降0.3以内です。保証料も9割区が補助です。
問い合わせ０３－５７２２－９８８０　目黒の商工相談所です。

久しぶりに息抜きみのクイズです

　豊島区池袋の税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士・FP・中小企業診断士　第一経理グループ

　久しぶりに頭を休めるために、みのクイズを出します。解答は来週出します。

第３問
　　次のグループには共通するものがあるグループがあります。
　　どちらのグループに共通するものがあるでしょうか

　　Aグループ　　江戸、みかん、あっさり

　　Bグループ　　昭和、とまと、さわやか

第４問
　　次の文字はなんと読むでしょうか？

　　途中　
　　　　車

第５問
　　てんとう虫と兄弟の飲料水は次のどれ？

　１．コカコーラ
　２．ボスコーヒー
　３．ポッカコーヒー
　４．午後の紅茶
　５．ソーダ水

国の 緊急融資状況、低金利情報

　豊島区池袋の税理士・社会保険労務士・司法書士・行政書士・FP・中小企業診断士　第一経理グループ


　国の 緊急融資状況、低金利情報

　この１週間６月２５日～７月１日の国の緊急融資（景気対応緊急保証）保証受諾２，５７４億円と急増しました。

　月末の資金繰りに合わせて、資金が急増したものと推測されます。
累計で２０兆７，４４８億円に達しました。

　日本政策金融公庫のセーフティネット貸付も当初からの累計にしますと７兆５，４７１億円にまで達しています。こちらもこの１週間で１，７９６億円の保証受諾と急増しています。

来週は月初ということもあり、それほど資金保証受諾は伸びないかもしれませんが、
７月も資金需要は伸びそうです。

　借入金が連日、戦後最高を更新して、じわじわ残高も増加していますので、これだけの膨大な借入金が一気に返済を始めるときに（国の緊急融資最近のものは、据置期間最長２年になっていますので）ばたばたと中小企業が倒れるかもしれないと想像すると、日本の国はどうなってしまうのかと頭がよぎってしまいます。

　※　それと、緊急融資の有利なもの先週に続いて、一つ、２つだけ紹介しておきます。
東京の中央区は、東京都の経営緊急の融資制度を、中央区で申し込むと（２０人以下の製造業、小売サービス業等では５人以下という縛りはありますが）東京都が行っている保証料半額補助の残りの半額を補助しています。…つまり保証料がゼロ円になります。
東京の港区では、緊急支援融資、融資限度２０００万円までのもの、実質金利０，１％を実施しています。

　世の中、ほとんどのものが規制緩和の中で動いていますから、格差もさらに進み、ネットを通じたグローバル化社会の中で、不安定な世界が出現しています。
　プラスの面もあると思いますが、マイナス面のほうが大きいと思っています。
いずれにしても、力のない企業や、金融機関は容赦のない再編に組み込まれるのでしょう。

　今週を振り返って。