TAOの憂国烈士道

心と道の探求者
TAO。
I live for LOVE
and
I'll die for LOVE.

超えられない存在

2019-02-18 23:00:45 | σ(゜∀゜ オレ的日記
僕の父は僕が23歳の時に死んだ。

当時僕は自衛官で演習場で演習中だった。

何の親孝行もできないまま逝ってしまった。

父の存在の大きさを知ったのは死んでから。

いろんな人からの伝聞で。

男性からも女性からも、年齢の上下を問わず真の尊敬を集めていた人物だった。

「真の尊敬」

僕が父に抱く存在感。

そんなに愛想がいい人でもなかった。

口数が多い方でもなかった。

お金があるわけでもなく、人付き合いがマメでもない。

そんな父が「真の尊敬」を手に入れていた。

なぜだろうか?

人々の評価は一貫している。

それはさながら映画の主人公のような評価。

無口で渋くて正義の味方で弱いものに優しく権威に屈しない。

そんな評価。

チャラついた僕なんか超えるどころか追いつけるはずもない。

かといってコンプレックスに感じているわけじゃない。

僕にとって真のHEROなんだ。

永遠の目標。

永遠の尊敬。

そして永遠の存在。

どんなに僕が成功しようと何しようと

けっして超えることはできないだろう。

それでいいんだ。

生き続けている間中ずっと父を目標に生きていける。

死ぬ間際に「やっぱ、追いつかなかったわ。」って笑って死にたい。

だから、命懸けで自分の人生を生きようと思う。

こんな思いにさせてくれて

心から感謝してるよ。

ありがとう。父さん。

おれ、父さんの息子で本当によかったよ。

愚息でごめん…

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