2012年のALLJAコンテストは、天候に恵まれた開催となった。
今年は、QRP部門の6mで参加した。この部門での本格参加は初めてで、QRPの飛びを試すチャンスとなった。
参加した場所は、首都圏そばの某山域。標高1000mくらいの場所だ。
今回の結果を書くと
【良かった点】
・天候に恵まれた。
・7エリア 岩手が取れた(お互いQRP SSB)。Mクラスでも取れたことはない。
・29日の早朝5時に、高度650mくらいの所に雲海が現れていて、素晴らしい景色を堪能できた。
・昔の無線仲間と再会できた。
・やっとFT817で激しい混信時の使い方を覚えた。単に、IPO,ATTオンだけだけど。
【悪かった点】
・2,3エリアの確保が殆ど出来なかった。そもそも、3エリアが全く聞こえない。
→場所の選択ミスかも。もう少し西側に移動か?
・QRPのせいか?聞こえているのに呼んでも応答して貰えず、20(愛知)、08(新潟)を落とした。SO2Rも出来ないしな。(これ以上、機材を持って来れない)
→これが相当痛かった。こんなことQRP参加では、当然なのかも。
・夕方近くの沖縄のEスポに気づきアンテナ向けたが、呼んでもらえず。
・使ったリグの性能か、CW周波数が近づいたせいか、SSB全域にCWのコツコツ音が聞こえていた。
・重すぎたせいか、酷使したせいか、ついに40+10Lのザックが壊れた。
【場所取りに負けた!?】
いろんな事情で、現地にたどり着いたのは、登山道を歩き始めて5時間後だった。
しかし、近づくと無線家のポールが既に取り付けてあるのが遠目に見えた!!
一足遅かった!!と激しく後悔した。
が、人影は見えない。接近すると特殊な手法で取り付けられていた!!
「このポール、自分のだ!!!」
そうでした、前に移動運用した時の自分の忘れ物ポールでした。このポールが、場所取りをしてくれていたのでした!!
って、誰もこんな所には来ないかも!!
ポールをさかさにすると、中から水がダラダラ流れてきた。
同じポールを二本もっているので、忘れているのに気づきませんでした。もちろん、回収して持ち帰りました。
【結果】
X50P部門 543局 x 15マルチ = 8145点
予想通り、この場所は3エレ一本で関東、東北にはよく飛んだ。
【雲海に浮かぶアンテナ】
【29日朝の雲海】
左端の真ん中付近に薄く島のようなものが見えている。これが、仏果山と高取山。
標高700mちょっとの山頂だけが見えているので、雲海の高さは650mくらいと推定。
7時過ぎには、消えて無くなった。
交信は、下記の表。()は、CWでの交信数を表している。
・21:00から24:00での目標QSO数は、200局。これが目安。Mクラス参加でも変わらない。
→目標には、少し足りなかったが、予定通り。
・24:00以降は、CWも織り交ぜて交信数を上乗せしていく。しかし、大変な忍耐が必要だった。
・QRP部門の厳しさを改めて知った。
交信頂いた皆様ありがとうございます。
また、支援を頂いた皆様、本当にありがとうございます。
そんなオチが待っているとは、思いもしませんでしたよ。
発電機も9割快調のようで!!
あとは、キャブのニードルの絞りの加減かな?
って、ラジコンエンジンではないか。
しかし、西方面には50Wが欲しかった。
これからも宜しくお願いします。
が、写真のロケを見て納得!
車なんかで呑気に移動してちゃ、上位は狙えませんね。hi
それでも入賞は、難しかったです。
今、そんなに休めないので、人の行かない場所で悠々自適で大会に参加してます。