ありがとうって伝えたくって

「同軸コリニアアンテナ研究会」でgoogle検索するとHPをご覧いただけます。研究成果がまとめてあります。

JUMA PA100の完成近づく

2017年04月02日 01時08分04秒 | JUMA(TRX2,PA100)

3月30日に到着した部品でコントロール基板を完成させた。

いよいよ、火入れをした。電源投入前に電源ケーブルの±端子をテスターで計測しショートがないことだけは確かめた。

で、いよいよ電源スイッチを入れてみた。色んなトラブルがあったので・・順番に書く。

①スイッチ入れてもLCDさえも点灯しなかった。ただLCDバックライトが微かに光る。

⇒この状態じゃ打つ手なし!と思った。一応コントール基板の電圧チェック中にバックライトが点灯するポイントがあり、コントロール基板上のレギュレータのGNDのハンダ付け不良と判明。

※このトラブルいや全く動作してないので投げ出したくなる、4時間かかった。

②各ボタンを押すとキー音はするが、LCD上で変な文字がランダム?に表示される。

⇒MCUのハンダ付け不良を疑い再度ハンダをやり直す。

③変わらず。

⇒TSOPのMCUが飛んだのか?とも思ったが電源スイッチでON,OFF(長押し)を認識している。のでMPUは動作してると考えた。

⇒一応、LCDのハンダ付け不良を疑ったら・・あれれ2ピン怪しいハンダ付けが・・

⇒それを手直しすると見事にLCDに表示が出た。

※これで3時間。

④出力のCURRエラーメッセージが(電流エラー)が出続ける

⇒電流センサー回りの回路をながめる。バイアス調整をやるが電流も変化しない。

⇒電流センサーICを確認すると・・ハンダ付け忘れが2ピンあった。手直しするとエラーが止まる。

⑤最新ファームを導入しようとRS232Cポートにケーブルを差すが応答なし。

⇒ICの方向は問題なし。またまた、RS232CコントロールICでハンダ付け漏れを発見。

⇒またまた、SOPだ。そこでSOPのIC全部品の確認を行った。4個のICでハンダ漏れが見つかる。

⇒途上、SMDリレーにもハンダ付けに漏れが・・

するとついにファームの全メニューが表示された。それが下記の写真だ。スイッチング電源の上に乗っているのはJUMAとPC間の通信ケーブル(自作)

⑥それでも通信が出来ないので、もしやと思いUSB-Serial I/F基板を別のものに変えてみた。

⇒変えると通信が出来るようになったが・・ファームの更新方法が分からない。

問題点が少なく思えるだろうが・・①~③までは全基板及び回路図とにらめっこで、あらゆる部分を疑ったので、これだけで実働7時間くらいかかった。

以降は、問題点が絞れるようになったので・・それよりは早かった。とはいえ各項目1-2時間かかった。

で深夜までに及ぶ。

それでもSMD部品のキットをほぼデバッグ修正、完成?に近づいたので、またまた作業レベルが向上したか??

残りは、バイアス調整だが・・いろいろ問題が出そうだ。

しかし、おかげで今後どんなトラブルがあっても部品がある限り自分で修理可能だ。

SMDは作るのが楽だと思った。

KX3と比較しても高さは同じ、つまみ類をいれるとKX3の方が高い。

- Dimensions: W182 mm, D164mm, H60 mm. Wieght 1.2 kg

一部動作テストも行って「Auto band tracking 」(自動バンド切り替え)も軽快に動作した。

既にJUMASHOPでのパワーアンプは1KWPA以外はOUT OF STOCKなってしまっているのは残念だ。

出来上がったら・・もう一台mcHF(自分で部品をフル実装)を買って固定免許を取るか?