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EOS 7Dは私が監修した(ような)カメラ(かも)?

2009-09-01 20:32:22 | Weblog
キヤノンからEOS 7Dが発表になりました。
噂された日の発表で、
かつ噂通りのスペックだったことが最初の驚きです。

さて、このスペック、要は私の主張がほぼ100%採用されています。
まるで私が監修したみたいです。
(もちろん、私はキヤノンとは全く何の関係もありません。)

事実、HPに出ている特長を見てみましょう。

(1)約1800万画素CMOSセンサー(APS-Cサイズ)
<-- まずはフルサイズではなく、私の主張通り、APS-Cだということです。

(3)最高約8コマ/秒連写。約126枚の連続撮影JPEG(ラージ/ファイン)
<-- コマ速は秒6コマが最適と言っていたので、十分です。
(50Dと同じく、コマ速は多分調整出来るでしょうから。)

(4)高画素と高感度を両立。常用ISO感度100~6400
<-- 高感度はまあいいとして、ISO=100があるというのが良い。

(5)AIサーボAF II、オールクロス19点AFセンサー
<-- 画面全体に散らばった全点クロスセンサーの要望通りです。
  数が多くても中央だけに密集してたのではダメです。

(7)視野率約100%&倍率約1.0倍の光学ファインダー
<-- 100%ファインダーとD300S並の視野を要望してました。
(D300Sの倍率は0.94倍なので、それ以上です。)

(13)新設計の高画質キットレンズ/EF-S15-85mm F3.5-5.6 IS USM
<-- レンズのことはあまり書いてませんが、
50DのキットレンズはF4-F5.6だったので、
明るくなって欲しかったものです。

なお、以下は特にこだわっていません。
(2)高速・高精細画像処理を可能にするデュアル DIGIC 4
(6)63分割デュアルレイヤー測光センサー採用iFCL測光システム
(8)マニュアル露出対応、フルHD動画記録機能・EOSムービー
(9)ソリッド構造で反射を原因から抑制。3.0型クリアビュー液晶II
(11)水平・アオリの2軸に対応。デュアルアクシス電子水準器
(12)マグネシウム合金製ボディ・防塵防滴構造の超流体デザイン


どうでしょうか、7Dはまさに私が要望した通り、まるで私が監修したみたいです。
(もちろん、私はキヤノンとは全く何の関係もありません。)

ここまで要望通りのフラグシップを出してくれた以上、7Dは買うしかありません。
キヤノンに感謝です。
そしてD300Sとの比較が、今から楽しみです。

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ところで、7Dをもっと誉めたいこと、つまり非常に重要な点が1つあります。
それは、動画をメインの特長にしていないことです。
カメラは写真を撮る機能がメインですから、そんなことは本来当然のはずです。

ところが、ニコンD300Sの特長は以下の順番なのです。(ニュースリリースから抜粋)
(1)「D300」をさらに進化させた、DXフォーマット最高レベルの基本性能
(2)外部ステレオマイク対応、動画編集機能を備えた「Dムービー」
(3)CFカードとSDメモリーカードを同時にセットできるダブルスロット
(4)有効画素数12.3メガピクセル、ニコンDXフォーマットCMOSセンサー

これではまるで、ニコンD300Sはビデオカメラみたいですよ・・・

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ともかく、D300Sの218,000円に対し、7Dは188,000円と3万円も安い(別途それぞれポイント10%)のだから、
このままでは7Dの圧勝でしょう。
従って、遅くとも10月からはD300Sは同じ価格にせざるを得ないでしょう。
やはり、商売巧者なのはキヤノンですね。