イーアクセス株主総会開催

IT mediaによると６月２８日に開催されたイー・
アクセスの株主総会の席上で千本倖生社長が
FTTH（光ファイバー回線）は外国でもあまり
行っていない事や、経営的に赤字になってしまう
という持論を展開し、FTTHへは進出しない方針を
明確にした模様です。

たしかに100Mbpsの回線速度はいらないかも
しれませんが、FTTH回線はADSLのように
突然リンク切れを起して回線が切断される
ということは滅多にないはずです。

電話局から近い一部の人にしか効果のない
回線速度を上げることばかり考えるのではなく
もっと電話局からの距離が長くても、リンク
切れを起さず、回線をいかに安定して接続
できるかを考えて欲しいです。

さらに新規事業企画部の諸橋知雄本部長が
ソフトバンクがTD-CDMAの実証実験を始めた
事について「今ですか。」と発言した模様です。

TD-SCDMA（MC）方式の実証実験を先に開始して
いる事から、余裕があるのでしょうか？
または何か隠し球があるのかも・・(^^;

その他にもモバイルIP携帯電話サービスについて
下記の発言をしています。

「うちはやはりモバイルADSLというコンセプト。
IPベースのサービスを提供しているうちに、当然
の流れとしてVoIP（モバイルIP携帯電話サービス）
も乗ってくるだろうということ」

上記の発言から、少なくともドコモ等既存の携帯
電話会社より通話料の安いまたは「定額制」の
モバイルIP携帯電話サービスを行う可能性が高い
ことが考えられます。

関連リンク
イー・アクセス株主総会、幹部たちの思いは？（IT media）