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携帯機器用燃料電池が2007年に発売・2008年に普及へ

2006年05月31日 21時00分31秒 | ケータイ・PHS
皆さんこんばんは。

携帯電話の電池が切れたので、近くのコンビニへメタノール
カートリッジを買って来て交換する光景が2年後の2008年
には当たり前になるかもしれません。

japan.internet.comによると、5月30日にイギリスの
ロンドンで開催された携帯機器向けの燃料電池に関する
セミナーの席上でKDDIの村上理事が超小型燃料電池
の商用化が2007年に本格化し2008年までに普及が
進むと講演を行った模様です。

また、以前このブログでもお伝えした日立製作所・東芝
と共同開発している携帯電話用小型燃料電池
の他に
基地局の予備電源としての燃料電池も開発していることも
発表し燃料電池が普及する上で課題となっている燃料の
メタノールに対する規制も、国際航空運送協会(IATA)で
27年の経験を持ち、法規制の専門コンサルタントとして
活動する Jean Abouchaar 氏がまもなく変更されると明言
した模様です。


携帯電話は多機能化が進み・Webサーフィン・ゲーム・
音楽・ビデオ・デジタルカメラ・GPS・テレビ・・・
などなど、どんどん機能を追加していますが、今後現在
主流となっているリチウムイオンバッテリーの飛躍的な
性能向上が見込めないため、将来は燃料電池、または
リチウムイオンバッテリー+燃料電池のいずれかを選択
する事になることを考えると、今回の発言はかなり信憑性
が高い物と考えられます。


ただ、現在、燃料電池は各メーカーがバラバラに開発
しており「統一規格」が作られていないため、燃料と
なるメタノールのカートリッジの種類が乱立した結果
燃料電池本体はまだ使えるのに、カートリッジが発売
中止になって使えなくなってしまったという本末転倒
な事態になるのを避けるために、個人的にはメタノール
の濃度とカートリッジの大きさを乾電池のように統一
して欲しいと思います。


関連リンク
携帯機器用燃料電池の商用化が2007年に本格化~PolyFuel などが発表(Japan.internet.com)

ケータイに燃料電池搭載へ(でじたるな部屋)




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2005年5月31日の記事

「ワイヤレスUSB」今年中に登場

ウィキペディアによると、この記事を書いた時点では
Wireless USB Specification 1.0の仕様が完成したの
ですが、その後初回接続手順に関する部分の標準化が
難航し、決定したのが今年の3月になってしまったため
登場は早くても今年の後半以降になってしまい、windows
Vistaでも別途ドライバのインストールが必要になる
ようです。





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