ひたむきってどっち向き?

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茨城県私学フェアに行ってきた(その1)

2015-07-06 12:02:00 | 教育
【茨城県私学フェアとは】
茨城県内の私立小・中・高校が一堂に会した合同説明会のこと。7月4~5日の週末に水戸・つくばのショッピングモールで開催されたので行ってきた。

【私学フェアのメリット】
まさに研修病院の合同説明会と同様で、私立学校が一堂に会するので、気軽にブース相談できることで、第一志望校の選択や学習方法、部活動の相談と併せ、「ここも受けてみる?」とか「こんな学校あったんだね」という感じに選択肢が増える。
学校個別の説明会やオープンスクールに参加するためのきっかけ作りには最適。まずはどんな学校なのか、特色(メリット)は何なのか知ることが大切。



会場では、全私立中・高の概要が載っているガイドブックが配られていた。これは県内公立中学校の3年生全員にも配布されているそう。詳しくは各学校のブースでという、まさに臨床研修病院合同説明会と同じパターン。


各学校のブースもデコレーションされ、否が応にも盛り上がる。


水戸女子高等学校の校長で、茨城県私学協会の会長でもある鈴木康之先生にもお話を聞いた。
茨城県では5年前から私学フェアを開始したが、他県ではそれ以前から様々な方法でPRに取り組んでおり、茨城県でも私立学校の魅力を発信していく必要があるとのこと。

今年から水戸・つくば同時開催のため、鈴木先生は午後からつくば会場へ向かうとのこと。少子化が深刻な社会問題となっている昨今、私立高校の生徒数は増加傾向にあるが、現場の先生方の頑張り、取組みの賜物だろう。

茨城県の受験事情は「県立指向」と言われ、まず県立高校が第一志望で、県立落ちたら私立というイメージが強かったが、授業料の公的支援も重なり、私立学校の独自性を持った特色ある教育の魅力が認知され始めたということだろう。

そもそも、県内高校生の約4分の1は私立に通っており、公教育の一翼を担っていると言っても過言ではない。最も大切なことは学校と行政が連携し、未来を担う子どもたちのため「選択肢を増やしてあげる」ことが必要なんだと思う。


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