チャネリンの日常

大胆かつ繊細なチャネリン。思春期を迎えた自閉症の少女チャネリンの日々を綴ってみます。

現在のチャネリン

2009-04-19 05:41:50 | Weblog

卒業して、四月から社会人になりました!

事業所にて、「就労移行支援事業」の対象として就労を目指して訓練を受けています。
ハローワークにも求職の届けを出すことになります。

今のところ、朝は学校の時と同じ時間に出て、帰りもほぼ同じ時間です。
仕事内容は、内職や車に乗ってとある施設に掃除に行ったりしています。
これは、そのうちにどんどん変更になると思われます。

事業所が作ってくださった個別支援計画書のチャネリンの将来の希望には、「料理を作るような仕事につきたい」と書かれてました。
本人が希望を言ったのだそうです。
 チャネリン、カップめんも即席ラーメンもレトルトカレーも作れません!
 ヤケドしそうで怖いと言います。
それでも仕事で料理するのかよっ!

今のところ楽しそうに通所しています。
朝はテンション高いです。
でも帰宅すると疲れが見えます。
今までほしがらなかった甘いおやつを食べるようになりました。
それで元気復活して、ネットしたり、ゲームしたり、晩ご飯まで楽しんで、
晩ご飯は一時間くらいかけて結構な量を食べています。

この間の水曜日は、母の布団類を干して洗い立てのシーツをかけて敷いた直後に帰宅しました。

お日様のにおいをすぐさま嗅ぎつけたのか、
「あー、気持ちいいーーー
横になって布団とたわむれながら、
「おかーさーん、手を振って~~~。」
洗濯物を干す手を止めて、振り返って手を振ってやりました。

その数分後、
やけに静かだわと覗いてみると、写真の状態になってました
あどけない顔で眠っていました。
思わず添い寝をしたくなったけど、起こしちゃかわいそうとぐっとこらえた母でした。

学校とは違うものね、気を使っているんだろうね。
事業所は元々は精神障害の方の通うところで、知的障害は少ないのです。
チャネリンみたいな子を他の利用者さんはどのような目で見てるんだろうか。

ある時、聞いてみました。

母「困ることはないの?」
チ「全然ないよー。」
母「嫌なこと言われたりしないの?」
チ「そんなことあるわけないやーん
母「お昼ご飯は(一緒に入所した)3人だけで食べるの?」
チ「3人一緒やけど、他の人も一緒に食べゆうよ。」

ホッ・・・受け入れてもらえてるみたい・・・。

頑張って、(ただし度を過ぎないように)早く事業所に慣れてね、チャネリン。
そう思った母でした。

現況報告でした。








長らく放置しております

2008-07-06 13:21:07 | Weblog

mixiに入り、そちらで日記を続けております。

「ちび丸」で書いております。

チャネリンのこと以外の内容が増えてきてしまいました。

ここはそのまま置いておきます。

また書き込みするかもしれません。


二学期終了

2007-12-22 19:45:20 | Weblog

イベントの多い二学期、慌しくも終了した。
最大のイベントは職場実習。
今回は少し高いスキルの要求される作業所だった。
電車とバスを乗り継ぎするのが不安だった。
事前に練習に連れて行ったが、路線図や時刻表を見て自分で納得。
一度の練習で一人で行ける自信がついた。
チャレンジャー精神も旺盛になったようだ。

ハプニングはあった。
バス停で待っていてバスが通り過ぎてしまい乗れなかったのだ。
「次のバスに乗るけど遅刻になるから電話してほしい。」
そう連絡してきた。
(携帯電話を持たせてある)
予期せぬ事態にも対応できてほっとした。
でも、今度は実習先の電話番号を携帯に入れておいて自分でかけさせるようにしようと思う。
もちろん母にも状況を連絡させる。
それはまた一つスキルが上がることにつながる。

実習も終わりに近づいた頃、参観をした。
特に問題ないとのこと。
ひとまず安心したが、何か気づいた点を教えてもらえたらそれは次回に生かせるので、少し厳しい目で見てもらってもよかったなあと思った。
帰りのバスの時間まで、コンビニで立ち読みして時間をつぶすこともできた。
1度コーラを買って飲もうとしたが、店外に出ると寒くて飲めず持ち帰ってきた。
(店内では飲まないようにと言い含めておいた)
そんなことも収穫になった職場実習だった。

次回はもっと高いスキルの要求される職場が検討されている。
実現したら、きちんとした服装で実習に臨むことになる。
受け入れ実績のありノウハウもある職場だが、障害者はそこには一人もいない。
そんな初めての環境に身をおくことになる。
服装の準備もそうだが、ビジネスマナーを身につけさせるよう家庭で日々心がけなければならない。
親のスキルも問われることになる。
正念場を迎える。

肩に力を入れすぎてもいけない。
倒れない程度に頑張ろう。

食べすぎ注意

2007-09-10 20:04:46 | Weblog

夏休みはだらだら過ごしてしまった。
なにせ今年の夏は暑かった。
残暑も厳しい。

夏休み前、チャネリンは給食の後片付けの時、嘔吐した。
鼻から、トマトとオクラが出たそうな。

そして、今日、また嘔吐した。
鼻から、玉ねぎと人参が出たそうな。

連絡帳には、無理して食べたのでしょう、そこまでにならないようにチャネリンと相談しながら気をつけます、というようなことが書かれてあった。

養護学校は給食指導もゆるやかだ。

小学校時代に約一名鬼ババ教師がいた。
そいつは、先輩の障害児教育のプロをさしおいて幅をきかせてやがった。
徹底的に給食指導をされた。
やんわり「無理させないでほしい」旨伝えると、以降私をシカトしやがる性格の悪いやつだった。
(おっと汚い言葉になってらあ)
それがいまだに悪影響を与えているのだろう。
出されたものは全部食べきらないといけないと思い込んでいる。
家では「もうお腹いっぱい、残すね。」を言えるけど、
外では決して言えない子になってしまった。

今の先生たちなら「もう残します」を言っても大丈夫だということをじっくり教えてやらないといけない。




実習も無事終わって

2007-06-18 04:57:18 | Weblog

体調を崩すこともなく二週間の実習をやりとげることができた。
チャネリンにとって充実した日々を送って、達成感に満たされていた。
すこぶる機嫌が良かった。

今回の作業所は利用者が多くスタッフも充実したところ。
「ピンチ・下請け科」「陶芸科」「印刷科」がある。
一週間目は「ピンチ・下請け科」で、二週間目は「陶芸科」で実習を受けた。
参観に行ってみたところ、独り言やおしゃべりもせず、身体が動いてしまうこともなく、静かに座って集中して作業に取り組んでいたので、なんだか家でのチャネリンとは全然違う・・・大人みたい・・・と安心したり驚いたり。
チャネリンなりにその場にあった行動がとれるようになってきたんだなあ・・・。

私に気づいても、会釈して、利用者さんや指導員さんに「母です」と言うくらいで、私のところに来て~~~なんて言い出す事もない。
学校の参観日とは違うということもわかってるんだ、すごい、と思ったり。

成長したなあと実感してしまった・・・。
寂しかったりうれしかったり。
もちろんうれしい方が大きいんだけれど。




頑張るチャネリン

2007-06-13 10:52:40 | Weblog

陶芸はなかなか力仕事のようだ。
チャネリンにとっては疲れる作業内容らしい。
今週は疲れ顔、朝も寝起きが悪い。

昨日は、私が朝から調子が悪く夕方になると頭痛がしていた。
なんだか気分が悪くてふらふらするので横になっていた。

チャネリンも午前の作業中に気分が悪くなり検温すると35.0度だったそうだ。
体温が下がりすぎていた。
少し外の風に当って休ませていただいたそうだ。
その後復活してまた作業に戻ることができた。

食欲も落ちていて、頭が痛い、と言い出した。
あら、チャネリンもなの?お母さんもなのよー。
・・・なんて話して、早めにお風呂に入れたら血行が良くなったのか元気が戻ってきた。

毎朝起きるのがつらそうだけど、頑張って作業所に行っている。
あと三日、頑張れチャネリン。


実習一週間過ぎて

2007-06-11 05:40:34 | Weblog

チャネリンは毎日張り切っていた。
休憩中にゲームをしたりおしゃべり相手になってくれる利用者さんもいらっしゃるそうで、一人ぽっちになることはないそうだ。
そういう配慮もありがたいこと。

作業の内容は、牛乳パックの汚れを布で拭き取ったり、洗濯ピンチをばらしたり組み立てたり、花市で販売のお手伝い(主に呼び込み、お客さんへの声かけ)など日替わりで飽きがこず、明日は何をするのかと楽しみにしていた。
牛乳パックはニオイが嫌じゃないかとひそかに心配だったが、平気だったようで結局マスクももたせなかった。
連絡帳には「集中してできています」と書かれていたのでほっと安心した。

今週は陶芸をやる予定になっている。
チャネリンは苦手なのだけど、わくわくしているようで、やる気もあるのでなんとかなりそうな気がする。


いよいよ実習始まり

2007-06-04 10:12:20 | Weblog

うれしいことに、今日は朝早く起きて元気一杯。
風邪も治って実習初日を迎えることができた。

今朝は私もご挨拶するために一緒に出かけた。
車を停めたら、進路の先生が来て下さっていて、今日は一日ついていてくださるそうで、よかった~~~安心。

作業所の玄関に入ったら早速利用者さんが出迎えてくださって、チャネリンとお互いに自己紹介&握手。
歓迎してくださった。

担当の指導員さんに、くれぐれもよろしくお願いします、と母はご挨拶&お願い。

チャネリンは緊張している様子もなく室内に入っていった。

後姿を見送って、母は一気に脱力、肩の力が抜けちゃった。
なんだか、たくましくなったなあ・・・なんて感じた。
二週間、母もお弁当作り頑張るよ。
お互い頑張ろうね、チャネリン

また風邪を引かせてしまった

2007-06-01 10:52:15 | Weblog

日曜に障害者スポーツ大会があった。
運動でもらえるとは思わなかったけど、メダルを2個もらえた。
その夜はスポーツ大会の話題で盛り上がった。

ところがその後、喉の痛みを訴え顔色も悪くしんどそうになり、日に日に悪化。昨日はついに欠席。
病院に連れて行ったら風邪だと言われてしまった。

来週月曜からは二週間の職場実習に入る。
前回も直前に風邪を引かせてしまい、今度は気をつけようと思っていたのに、結局引いてしまった。
ああ、なんて間の悪い。
高熱時の頓服も出ているので熱が上がる可能性もある。
まいったまいった。

今度の実習ではピンチの製作をするらしい。
椅子に座っての作業なので少し体はラクだろうけど、その分神経を使う作業になる。
頭がぼーっとした状態だと辛いだろうな。

この週末でなんとか全快してーーー


チャネリン突然の腹痛におそわれる

2007-05-07 17:52:47 | Weblog

GW明けの初日、チャネリンと父はいつものように電停で電車を待っていたそうな。
すると突然「お腹が痛い、うんちがしたい!」チャネリンは腹を抱えてしまったそうな。
父はそこに電車の運転士さん用のトイレがあることを知ってたので、そこに連れて行き事なきを得たそうな。
路面電車なので、電停といっても、コンクリートの台で電車を待つ。
とてもトイレがあるなんて誰も思いつかないだろうが、そこは我が家の父の本領発揮。
しっかりトイレがあることにチェックを入れていたのです。

父は昔から「下痢症」なのです。
何か飲んだり食べたりするとほどなく便意をもよおす人。
それも本人が言うには「ピクっときてすぐチャーと出る。」のだそうで、一刻の猶予もならぬ状態に陥る。
昼食を店で食べるとそこでトイレに入れるが、車で移動中に飲み物を飲むと悲惨だ。
脂汗を流しながらトイレを探し回るのが常だったのです。
そのため父は市内のトイレのある場所を網羅していたのです。

1度、下半身うんちまみれで仕事中に帰ってきたこともあります。
その時はもよりのトイレまで間に合わなかったそうです。
私は大変な思いをしました。
子供のうんちとは格が違いますゆえ・・・。

最近は少し車を走らせるとすぐにコンビニがあるので、だいぶ気が楽になったそうでよかったことです。