こんにちわ。
今回はWindows10のサービスオプションについてまとめておきます。
Windows10から「Current Branch(CB)」、「Current Branch for Business(CBB)」、「Long Term Servicing Branch(LTSB)」という3種類があります。
上記3種類の内容ですが以下の通りです。
①「Current Branch(CB)」
・お試し版を経て、正式版としてリリースされた最新のWindows10
・Windows Updateからの提供と併せて、ボリュームライセンスからISO形式のインストールメディアでも提供される
②「Current Branch for Business(CBB)」
・CBのリリースから4ヵ月経過後にリリースされる安定化したWindows10
・リリース済みの更新プログラムが適用されており、Windows Updateで公開されているモジュールはこの時点で更新適用済みのモジュールに置き換えられ再公開される
・CB、CBBともに同じOSを使用
③「Long Term Servicing Branch(LTSB)」
・特定のBuildを機能固定し従来のWindowsOSと同様に10年のサポートを提供
・同一BuildCBBのサポート終了に伴い基本的にセキュリティ更新のみとなる
・LTSBリリース後の新しいチップセットへの対応なし(CB/CBBは追随可能)
→以下の「Ready for Windows へようこそ」サイトでWindows10に対するISVの対応表明(アプリの対応)を確認することができる。
・Microsoft EdgeとCortana、Windowsストアが使用不可
・すべてのセキュリティ更新と重大なバグフィクスの更新プログラムが提供される
→CB、CBBはすべてのセキュリティ更新と通常のバグフィクスの更新プログラムが提供される
次にWindows10のリリースライフサイクルですが、最新2世代をサポート(2世代後のCBBリリースによりサポート終了)し、最終移行措置として60日間のサポート延長になります。
最後にLTBSの品質更新プログラムについてですが、CBがリリースされてから10年間更新プログラムが提供されます。(仮に1507だとすると2015年7月にCBが公開されているため、2025年7月までサポートされます。)
▼参考URL
「Ready for Windows へようこそ」
https://developer.microsoft.com/ja-jp/windows/ready-for-windows#/
「Windows 10 のリリース情報」
https://technet.microsoft.com/ja-jp/windows/release-info.aspx
以上。