昨日の午後の事です。15時過ぎに一人のじっちゃまがスーパーのビニール袋を持って
来店されました。嫁が接客して話しをしてましたが、私を呼びます。
何事かと思ってお会いすると、先日嫁の実家関係者と宴会をした居酒屋のご主人でした。
なんでも、先日のご利用のお礼に仕入れの一部なのか、お魚を頂きました。
こんな事されて嬉しく無い筈は有りませんね。丁重にお礼を申し上げて頂きましたよ。
貰ったのは小振りの鯛2尾と手のひらサイズの連子鯛5尾と烏賊も入ってました。
今晩の夕食にと思ったのですが、生憎嫁さんが「ぶりの切り身」を昨日買って来てたので、そちらを先に調理する事になり、翌日食べる事になりそうでした。
丸のままで内臓も出してないので、取りあえず腹わたとえらを取り、連子鯛は鱗も落として、下処理終了です。
さて、どうしたものかと思案するも量が多いので、お向かいの「床屋のお姉さん」に
鯛1尾と二人暮らしなので連子鯛を2尾お裾分けです。
すると、お姉さんが「酒蒸し」にすると聞いたので、ヒントを頂き連子鯛3尾は酒蒸しにしました。
嫁と1尾づつ「YUZUSUKO」をかけて美味しく頂きました。
夕食時、娘はぶりの煮付けを食べると思っていたら、予想に反して連子鯛の酒蒸しを食べてました。娘は鯛が大好きなのです。
下処理のすんでいる鯛をどうしょうかと考え「鯛めし」を提案すると家族みんな大賛成でした。
しかし、ここでまたまた困った問題が発生です。じつは一昨日の炊飯器の修理のため貸し出した炊飯器がたまたまですが、顧客宅で故障して我が家の炊飯器を貸し出し中で炊飯器が有りません。
土鍋で焚く事も出来ますが、面倒ですし、失敗すると悲惨な結果が待ってます。
仕方なく、在庫の炊飯器をおろしました。
次回の炊飯器の故障時の貸し出し炊飯器として活躍する事になりました。
では、鯛飯の調理行程を少しだけ(笑)
お米は5.5合炊きなので3合仕込んで、昆布を入れて準備しておきます。
朝4時に定時起床したので、昨晩塩焼きにしておいた「鯛」を冷蔵庫からだしました。
生のままより塩焼きにした方が味が良くなり、生臭さも消えます。この鯛は鮮度が良かったので、生臭さはほとんど無かったですけどね。
お釜が小さいので半分に切って昆布の上に乗せて炊飯します。昆布が下に有るので
焚いた後の取り出しにも苦労しませんよ。
炊きあがりです。
綺麗に炊けてますね。これから鯛を捕りだして、箸を使って身だけをご飯と混ぜます。30分ほど格闘した後です。
残った骨とアラは棄てずにみそ汁のダシに使いますよ。
ご飯とよく混ぜて5分ほど再度炊飯したら美味しい鯛飯の出来上がりです。
塩味と昆布と鯛の出汁だけのシンプルな味付けですが、美味しいこと間違いなしです。