素足にアンクル

今日のひとこと:新学期始まりましたね。今年はなんかやる気に満ちております。といいたいところですがフワッフワしてます。

有終の美

2006-08-28 10:58:53 | プロレス全般
また一人のレスラーがリングに別れを告げた

昨日の全日本プロレス両国大会で馳浩が20年の現役生活に別れを告げた。
最後まで馳らしく笑顔で・・・といきたかったところだが、愛娘・鈴音ちゃんに労をねぎらわれると涙が止まらなくなった。試合ではいつもどおりの馳だった。ジャイアントスイングでブラザーを45回転、健介も登場し合体技を披露し「馳健タッグ」が復活。最後も北斗原爆固めで勝利を奪った。
しかしVMも黙っていたわけではない。ブラザーはリングサイドで観戦していた森前首相にツバを吐きかけ暴言を吐き、TARUはSPを挑発した。これに激怒した森前首相がイスを手に取り立ち上がるというハプニングも起こった。まさにVMあっての引退記念試合だった。

しかし、いつまでも引きずっているわけにもいかない。三冠戦ではケアが川田を破り初防衛に成功したとともに真の王道王者となった。ムタとTAJIRIの試合もこの2人にしか出せない世界を演出した。近藤がカズを破り全日ジュニア制覇を明確にした。そこには未来の全日本プロレスがあった。

今回の全日本両国大会は、過去、現在、未来、そして未知が全て詰まった最高の大会に思えた。これこそがまさにプロレスの醍醐味である。どの試合とかではなく僕は胸を張って全世界に叫びたい。いや、プロレスファン全員でこう叫ぼうではないか

「プロレスは最高だ!」と!!!

例を見ない面白さ

2006-08-22 23:18:57 | その他のスポーツ
いやはや、実に面白かった。
何かといえば今年の高校野球である。
大体決勝というものは今までの疲れからか、
「えっ?これが決勝??」
という試合になりかねない。実際それが多かった。
決勝といって思い出すのは(本当は思い出したくもないが)1999年の関西対桐生第一である。地元の関西を応援していたものの14-1の惨敗である。
しかし今年は最初から最後まで面白かった。逆転劇も多く、何より決勝まで力を残すほどタフな選手が多かった。だから決勝再試合でもたとえ4連投でもそれを感じなかった。最後は斉藤投手を擁する早稲田実業が優勝したが、三連覇を最後まで狙い続けた駒大苫小牧、初出場でベスト4に輝いた鹿児島実業、しっかりといつもどおりの力を見せ付けた智弁和歌山、日本最南端の八重山商業・・・どのチームも死力を尽くして戦ったように思える。

最後に最も輝いた選手にデジガマン選定MVPを送りたい。
MVPが2人というのはおかしいかもしれないが、早実の斉藤と駒大の田中。今年はこの2人に尽きるだろう。2人とも今月始まる日米の高校野球に招聘されている。こちらの活躍、そしてプロで投げ合う2人の姿を早くも想像している。

STONEDバンザイ!

2006-08-17 17:16:46 | その他のプロレス団体
今のみちのくプロレスのヒールであるストーンドのやり方にはっきり行って僕は満足している。
というのも初期のストーンドにははっきり言って中途半端さが目立っていた。去年の鉄人優勝者である景虎が中心となったのでどうしてもエースとして見られてしまい歓声が集中。つまりヒールになりきれていなかった。過去にヒールとしての実績があればそんなこともなかったのだろうが、それまでヒールの経験がないもの(景虎はメキシコではあるが日本ではなし)ばかりだったので客も反応しづらかったのだろう。勝負を度外視した、明らかにヒールという試合をすべきだったのにそれをしなかった。だから僕からしてもなんとも反応しづらかった。
ただここ最近の試合振りを見るとヒールとしてはあっぱれである。義経のマスクを切り刻み、客にビールをぶちまける。一見やりすぎなようだが、これが駆け出しのヒールのやるべきことである。
プロレスは正義対悪の抗争がひとつの見どころである。それが明確になった今、みちのくはまた面白くなる。

甘~~~いタッグマッチ

2006-08-10 11:25:55 | その他のプロレス団体
甘~~~いといってもスピードワゴンじゃありません(当たり前)

8月27日UD:CASAで組まれたタッグマッチがとにかく甘いんです。
これはスラムローズのブログに書いてあったんですが、とりあえずカードを紹介
チョコ&アップルvsバナナ&チェリー
・・・どうですかこれ。決して「どっちの料理ショー」のデザート対決ではございません。
チョコボール向井&アップルみゆきvsバナナ千賀&チェリーって事なんですが。
これにサルセロスとか入ってきてパイナップルとマンゴーが入ってくればいうことなしだったんですが解散しちゃいました。
しかも甘そうに見えてミックスドマッチってのがミソ。
バナナはああみえて堅い男っぽいから大丈夫としてチョコがどう出るか。チェリーのコスチュームってケツのとこに細いけどスリットが入ってるからな・・・暴走注意!

仙女旗揚げ戦に見えた希望と?

2006-08-08 23:05:06 | その他のプロレス団体
今日GAORAで放送されたセンダイガールズプロレスリングの旗揚げ戦を見ました。

率直な感想としては、かなりいい旗揚げ戦だったのではないでしょうか。新人4人それぞれが新人らしく個性を発揮し、特にセミの奥田は尾崎魔弓相手に好勝負を展開、金成(姉)は試合前の気迫そのままで関西に玉砕覚悟で向かいボディスラムで投げきるなど健闘。その健闘はアジャも
「一年くらいでものになるやつが出てくるんじゃねぇの?」
と認めるほどのものでした。
そしてメインではエース里村がアジャを破り団体として最高のスタートを切りました。

さて、その一方で僕が注目したのは観客の反応でした。やはり最近の女子団体は東京以外で興行を打つことが難しく、デビュー戦に立ち会えない地方の現状なのか、エネミーチームと銘打たれたベテラン選手の一挙手一投足にブーイングが飛んでしまう光景が気になりました。まあセミの尾崎くらいの戦いなら致し方ないところですが、デビュー戦特有のプロの厳しさを教える展開にもブーイングが飛んでしまう始末。それは異質とも言うべきものでした。チームと名づけられた時点で、旗揚げ戦にもかかわらず、対抗戦という意識がでて来てしまったのがひとつの原因かもしれません。

しかしこの光景もファンが慣れてくれば自然と変わってくるものでしょう。ともかく、団体として最高のスタートを切った仙女には当初の予想以上の期待が持てます。

亀田タイトル奪取

2006-08-03 00:37:43 | その他のスポーツ
あまりプロレス以外の格闘技に関して話はしたくないのですが、何せネタがないもので・・・

さて、今回のタイトル戦で亀田選手が世界タイトルを奪取した。しかし、なぜかすっきりしないような試合だったように見えるのは気のせいだろうか。少なくとも第9ラウンドまではペースはチャンピオンにあった。そこから徐々に盛り返し、なんとか12ラウンドにラッシュを仕掛けたように見えた。最終ラウンドが終わった瞬間に王者が両手を挙げたのも序盤から中盤にかけての積み重ねがあってのことだった。しかし、残念ながらレフェリーの目は最終ラウンド、そしてなにより日本の異常なほどのフィーバーに影響されてしまったように感じる。なにかにつけてKO決着にこだわり続けてきた亀田家が、2-1の判定で涙を流して喜んでいる。取った物は取ったという結論に落ち着いてしまいそうだが、これからは圧倒的な強さを見せてのKO勝ちが要求されるだろう。

そしてなぜか亀田兄弟が出場する試合には、なぜか女性ファンの姿も見られる。別にそのことに関して文句を言う筋合いはない。だが完璧なガードをして、相手のラッシュが終わったときに仕掛けようという駆け引きも知らずに連打を浴びてると勘違いし「返せ返せ!」だとか「キャー!」だとか叫んでいることに憤りを覚える。まあいわゆる「にわかファン」というやつだ。これほどばかばかしいものはない。選手を応援するなら、ルール、その裏にある駆け引きなどをある程度承知した上で会場に足を運んでほしいものだ。