☆の四方山話

☆の日常を切り取って紹介します。ずぼらですが最初くらいは頑張ってみる。

ヤイ

2009-01-07 01:31:52 | Weblog
※硬いのが好きな方には、この1つ下の(古い)記事を推奨する。
 
娘が、私や妻の言うことをかなり理解するようになってきた。
私は依然として娘の言う言葉をよく理解できないが、会話らしきものが成立するまでになった。
 
(テレビでニュース番組を私が見ていると)
 
娘「ヤイ」
私「スポーツニュースが終わったら、ポニョ見せてあげるね」
娘「ヤイ、ヤイ」
 
(私、仕方なく、「崖の上のポニョ」の主題歌を歌う女の子の、録画を見せる)
 
娘「!、!、!」(画面に向かって踊っている)
私「画面に近いよ、この椅子に座りなさいね」
娘「ン」
 
(娘、床に置いてあるベビーチェアに向かって後ろ向きに歩き、画面を見たままつまり後ろを見ずにどすんと座る。しばしば的を外して、床に尻餅をつく)
 
娘「アッカ」
私「ハイ」
 
(もう一度同じ動画を見せる)
 
娘「ンー、ヤイ」
私「しょうがないな、これで終わりだよ」
娘「ン」
 
(私、別の録画を見せる。娘、喜ぶ)
 
娘「ヤイ」
私「今日はもう、テレビの時間終わりだよ」
娘「ヤイ」
私「目が悪くなるからね」(と言ってテレビを消す)
娘「ヤイ!アー、ナァーンデー!」
 
絵本を読んであげるときも大体この調子だ。さらに娘はせっかちなのか、私があるページを朗読していると、どんどんページをめくって先にいってしまう。パーパに最後まで読ませて下さい。

超曲面

2009-01-07 01:10:55 | Mathematics
※ほのぼのしたい方には、この1つ上の(新しい)記事を推奨する。
 
今日、論文誌に掲載された論文の別刷りが手元に届いた。
昨年AIやApplied Mathの国際会議に出したが、いずれも査読者が全く理解できないようであった。Applied Math と銘打っておいて、あの程度の(と自分でいうのもなんだが)数学の論文を読めない、という査読者を、私は理解できない。
 
この論文誌の査読者は、いずれもかなり丁寧に査読したことを伺わせるコメントをしてくれた。ともかくも、読んで理解してくれたことだけで非常にありがたかった。
やはり目先のことだけを考えるのではなくて、「あるべきところに置く」ことが大事だと実感した。
 
その結果を拡張した内容をまとめた論文を、年末年始で執筆し始めた。ところがここにきて、数日前にうまくいったと思い込んでいたアイデアが、ごく限定された条件でしか動かないことに気がついてしまった。
或る条件を満たすRn内の超曲面を見つければ問題が解決するが、なかなか見つけられない。
この「存在するかしないかがわからないものを調べる」という、研究の緊張感を満喫できるというのは幸せなことだ。仕事が始まったので、この幸せもそう長くは続かなさそうだ。仕事で幸せでないというわけではないが。