2004年7月、自分の(自分の妻の、という言い方が正しい :-))結婚披露宴で弾くために、ピアノを買ったのが同年5月であった。
昨年の年初に、ショパンの幻想即興曲を弾けるようになることを目標にして、特訓を始めた。始めの1ヶ月は、主旋律の1小節すら全く弾けなかったが、3ヶ月目くらいに指が突然動くようになり年末には何とか一通り弾きこなせるまでになった。つい先日、妻が電子ピアノの自動演奏と私の演奏を聴き間違えてくれたのには感動すら覚えた。
今年も何か1曲をマスターするのを目標にするべく、選曲を始めた。始めは手持ちの楽譜にあるドビュッシーの「アラベスク」にしようと思ったが、職場のTさんの薦めで、ラベルのクープランの墓の一曲、「リゴードン」にすることを決めた。今の自分の腕で何とか弾けるのではなかろうかという第一印象と、リズミカルで技巧的なフレーズに惹かれた。
で練習を始めたのが2月。楽譜を見ると、聴いた印象とは大違いで、難しい。いきなり左手と右手が交差しまくっている。何度練習しても、左手の親指が右手を越えて目指すべき地点に着地できないのだ。これは選曲を誤ったかと冷や汗をかいたが、前回の幻想即興曲のときと同様にはじめは非常にゆっくりと指の動きを追うように練習していったところ、今では何とか普通のテンポで弾けるようになった。これなら何とか今年中にマスターできそうだ。
ピアノで得られるこの大きな達成感は、小さい頃に楽器を習っていたときにはなかったものだ。限られた時間で成しえたという満足感が大きいのかもしれない。
昨年の年初に、ショパンの幻想即興曲を弾けるようになることを目標にして、特訓を始めた。始めの1ヶ月は、主旋律の1小節すら全く弾けなかったが、3ヶ月目くらいに指が突然動くようになり年末には何とか一通り弾きこなせるまでになった。つい先日、妻が電子ピアノの自動演奏と私の演奏を聴き間違えてくれたのには感動すら覚えた。
今年も何か1曲をマスターするのを目標にするべく、選曲を始めた。始めは手持ちの楽譜にあるドビュッシーの「アラベスク」にしようと思ったが、職場のTさんの薦めで、ラベルのクープランの墓の一曲、「リゴードン」にすることを決めた。今の自分の腕で何とか弾けるのではなかろうかという第一印象と、リズミカルで技巧的なフレーズに惹かれた。
で練習を始めたのが2月。楽譜を見ると、聴いた印象とは大違いで、難しい。いきなり左手と右手が交差しまくっている。何度練習しても、左手の親指が右手を越えて目指すべき地点に着地できないのだ。これは選曲を誤ったかと冷や汗をかいたが、前回の幻想即興曲のときと同様にはじめは非常にゆっくりと指の動きを追うように練習していったところ、今では何とか普通のテンポで弾けるようになった。これなら何とか今年中にマスターできそうだ。
ピアノで得られるこの大きな達成感は、小さい頃に楽器を習っていたときにはなかったものだ。限られた時間で成しえたという満足感が大きいのかもしれない。