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2011/07/16【弥山-八経ヶ岳】1915m

2011年07月17日 | 【山なんか大嫌いだ】

2011/07/16【弥山-八経ヶ岳】1915m

坪内林道1250⇒栃尾辻1382⇒金引道分岐1479⇒高崎横手1676
⇒日裏山1725⇒明星ヶ岳1894⇒八経ヶ岳1915⇒弥山小屋1880
⇒弥山1895⇒狼平小屋1614⇒坪内林道終点1250
10時間10分 18.4㎞ 35932歩

地図 登山コース  
標高-距離
(標高は明星ヶ岳以前を100mずらせて修正してあります)

天河神社から坪内林道へ入り終点に5時到着。
標高1250mありここからだと行けると思っていたら
大間違いだった。
距離が長くて弥山までは大丈夫だったが
下りになってから足全体が痛み大変だった。

稲村ヶ岳を昇る朝日を見ながら登る。


大普賢岳





栃尾辻に小屋があり川合からと坪内からと合流する。
坪内林道は 川合からの道の途中にあるので帰り注意。

落葉樹の林の中を歩く。


金引道との分岐は 分かりづらい。


標識に手書きで書かれているだけだ。

更に頂仙岳を標高確認しながら目指して行くと
気がつくと高崎横手出合に到着した。


ここで初めてASGの標高が100mずれていることに気づく。


ここで修正せず先に進み日裏山から弥山を望む。

大台ヶ原のような景色も見えます。
奥駆道に合流して明星岳へ行く。
明星岳からの景色は良かった。
ASGの標高をここで修正する。


八経ヶ岳に到着。
人で一杯だ。おばはん3人組が頂上を独占して

どうみても奥駆けの南方面を見て
「こっちが大阪であの山の向こうが大阪や」と
方向感覚もないおばはんが訳の分からないことを
大きな声でしゃべって 色々な人に教えている。
ウソばかり教えているこのおばはんは
ヘタをするとこれは殺人行為ではないのかと
いや このおばはんも誰かに教わったのでは
そして ウソが真になっていくのかな。
と思いながら
こっちもちょっと腹が立って
「そこどいてくれませんか」
やっと三角点を写真におさめる。



すぐに弥山に向かい本日の目的である菩薩様に会いに行く。

途中 登ってきた道を眺め 弥山から下る道を眺める。

五條市の金剛寺の大山蓮華
http://blog.goo.ne.jp/dangonotare/e/592c86e230b6b1f2597361ea6ef9d48b
よりはるかに小さな大山蓮華だ。
花びらの中の菩薩さまも黄色くて
可愛い天女の様子に伺える。

弥山小屋に着くと行者還トンネルから来た人で一杯だ。



実際 川合坪内方面で出会った人は少ない。
行きは高崎出合でレンゲ道から下りてきた人が1人だけで
帰りは 高校生のワンゲル部2組を除くとわずかな人たちだ。




ここで昼食をとる。





鳥居を通り弥山頂上へお参りする。
八経ヶ岳より天川辨財天の居られる弥山の方がメインの様だ。

石がごろごろした道を下り
途中 いつかは来ることになるであろう双門峡の谷を眺める。
木の階段へ変化して下りきった所が狼平になる。


吊り橋を渡るとすぐに双門峡へ下りる道がある。
覗いてみると下から2人が登ってくる様子が見え
2人がロープで結んでいる様子が見える。
確かに危険そうだ。くわばらくわばら。

ここからの登りが疲れている足に応えた。
高崎出合に着いて カメラをバッグにしまい
歩くことに専念する。
健脚な男性2人に抜かれて
足を痛めている様子の山ガール2人に抜かれ
抜かれ抜きつつのほぼ一緒の男性1人
とにかくこちらは 足が痛くてゆっくりと下る。
しんどくはないので休息はなしだが
とにかく足が痛い。下り楽だけど足に応えるね。
金引分岐で 
休息中の山ガール2人と男性1人を置いて抜き返して
栃尾辻へ 林道が見えた所で林道に下りて
足の負担を考えて 林道を下ることにする。
ものすごい岩が何個も崩れ落ちていて
確かに 通行止めだ。
地図にあるヘリポートの確認はできなかった。
駐車した林道終点に着くと車が6台駐まっていた。

結局 10時間歩きづめだった気がする。
ほとんど休息を取らなかった。
帰りの足の具合で 時間がかかったが
それにしても下りが疲れた。
痛めていたアキレス腱を守る為に踏ん張るので
太ももの筋肉がパンパンだ。
ほんとに 疲れた登山だった。

ちなみに坪内林道入り口の天川温泉は
土曜日で一杯で入る気がせず 
帰宅途中の自宅近くのスパー銭湯へ行く。

下界では花のつぼみも無いのにヤマジノホトトギスが咲いている
 
ハルカラマツが大山蓮華の近くで咲き乱れていた
  
下界よりこぶりのアカショウマ

倒木に寄生するツルアジサイ
 
毒があると言われているバイケイソウ
   
苔の間から顔を出している・・・ショウキラン「鐘馗蘭」
 
天女の舞か菩薩の舞か大山蓮華
   
   
大峰に 大山蓮華 咲き誇り
天女の舞に 菩薩奏でる 



ちなみに 双門の滝は
    なかなかですね。
いつかは登ってみたい双門峡ルート。


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16 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
天女の舞、綺麗ですね (アンニョン)
2011-07-18 18:10:00
距離が長く、足の痛み大丈夫ですか。
オオヤマレンゲのいい写真が撮れましたね。
次は弥山川の双門の滝ですか。その際はぜひ誘ってください。
私は、同じ日、弥山から10kmほど北東の大普賢岳に登っていました。いい天気でしたね。
この日は帰りに上北山まで足を伸ばし薬師の湯につかってきました。
土日、淡路島に行っていたのでコメントが遅くなりました。
返信する
ちょいと大声をかければ (団子)
2011-07-18 19:02:05
ちょいと大声をかければ届く距離に居た訳ですね。ほほほほ

双門峡ルートは 何時になるか・・・ね!

ショウキランを初めて見付けました。
もう少しピンク色が濃ゆくでると良いんですが 岩湧山には無いんでしょうね。たぶん。
1900mクラスの山に登ったご褒美だったんでしょうね。(笑)

101回目の登山は 初心に戻って上醍醐と決めています。
ちなみに 足の方は 
浮腫み アキレス腱の痛み 太ももの筋肉痛
の三点セットで苦しんでます。ハイ

返信する
100回登山おめでとう (アンニョン)
2011-07-19 07:01:57
思い出に残る登山になりましたね。
上醍醐って京都の山ですか。
私は、しばらく大峯山系です。
返信する
ブヨかまれ痕 (団子)
2011-07-19 08:12:03
ブヨかまれ痕が とてつもなくかゆいです。

上醍醐は京都の山です。
返信する
ロッククライマー (ろくろう)
2011-07-20 21:04:33
長野松代のろくろうです。
紀伊山地は行ったことはありませんが台風がよく通るところですね。『大型の台風6号 紀伊半島を通過し時速15kmで東へ 東海道沖を東南東に進む見込み 18時32分』おかげで雨が降って曇りと風で暑さがしのげます。

『紀伊山地は、紀伊半島のうち中央構造線以南の大半を占める山地。和歌山県、奈良県、三重県にまたがっている。脊梁の方向はおおむね北東-南西に走り、1500m前後の尾根が連なる。最高峰は八経ヶ岳(八剣山)で1915m。

侵食が著しいため、険しい地形がよく発達している。そのため、平安時代以降、山岳仏教や熊野信仰、修験道が紀伊山地において非常に栄えた。こうした歴史を背景として、2004年には紀伊山地の霊場と参詣道として世界遺産に登録された』四国山地も同じですね。

長野善光寺の裏山、大峰山に戦国時代、上杉謙信がここから武田勢の動きを探ったといわれる「上杉謙信物見の岩」があります。県警山岳救助隊のトレーニング場所です。
http://blogs.yahoo.co.jp/astaac132/34862384.html

地附山地滑り地は隣。
http://jisuberi-chubu.org/main/jidukiyama%20.pdf#search='長野 地附山'

この時の地滑り災害の地図を大急ぎで作りました。すぐ空撮し徹夜で図化、夜明け前に県庁へ図面を届け測地班はメットをかぶりポールを持って地滑り地へとんで行きました。
その後、長野県西部地震があったり、災害時は測量屋はすぐに先発すね。東北の震災応援も世代が変わりました。
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ろくろうさん (団子)
2011-07-21 05:03:19
おはようございます。

大峰山系は 雨が全国一多いところです。
太平洋からの湿った空気が紀伊山地にぶつかって雨がふるのでしょう。
だからでしょうが 地滑りや土砂崩れの多い地域でもあります。

大峰山の岩場は 聖地とされて「覗き」と言う悪行を正す行が行われる所とされています。
返信する
私も土曜日に登りました (深山)
2011-07-21 11:12:41
行者還トンネルに朝3時頃着いて、車で仮眠し5時頃から登りはじめて9時過ぎに八経ヶ岳へ到着しました。
弥山小屋まで引き返して、10時頃お弁当をいただき11頃に下山をはじめました。
もしかするとお会いしたかもしれませんね。

> 大峰に 大山蓮華 咲き誇り 天女の舞に 菩薩奏でる 

確かに菩薩様で美しかったです。かすかな甘い香りを漂わせて、ほんとうに天女の舞を見る思いでしたね。
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深山さん (団子)
2011-07-21 18:58:46
弥山小屋あたりでお会いしたかも知れませんね。

このコースの「天女の舞」と言われている草原が栃尾辻と金引尾根との間にあるらしいんです。
残念ながら 入り口が分からず行けませんでした。
なかなか綺麗な草原らしいので 機会があれば今度こそ見付けたいと思っています。
返信する
Unknown (rokurou)
2011-07-21 19:12:20
紀伊山地は全国一雨量が多い所なのですか。知りませんでした。

穂高連峰が大好きな若い人のブログ紹介
   今回は白馬三山
http://blog.goo.ne.jp/kengo920
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ろくろうさん (団子)
2011-07-21 19:31:01
ろくろうさん自身は ブログされておられないのですか?


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