【308】須磨寺(福祥寺) 神戸
住所 神戸市須磨区須磨寺町
宗派 真言宗須磨寺派本山
山号 上野山
開山 聞鏡上人
本尊 聖観世音菩薩
重文 宮殿、仏壇 木造十一面観音立像
備考 新西国霊場24
須磨寺は通称名で、正式には「福祥寺」と言います。光孝天皇の勅命を受け聞鏡上人により、この地に七堂伽藍を建立し、和田岬の海中から引き上げられ北峯寺に安置されていた聖観世音菩薩を移し祀ったのがはじまりだそうです。
海側から中門を通り、竜華橋を渡ると、運慶、湛慶の作といわれる金剛力士像の仁王門があります。裏の駐車場から入ると仁王門を通らない。参道に唐門があり本堂がある。毘沙門天、不動明王と一緒に祀られています。奥の院への道を行くと十三仏と七福神が祀られ奥の院太子堂があります。道は、そのまま駐車場へとつながっています。
新西国 御詠歌
世にひびく 青葉の笛の 名にぞきく
すまのみ寺の 松風の声
(西国愛染 御詠歌)
世にひびく 青葉の笛の 名にぞきく 須磨の御寺の 松風の声
本堂
福原の 砂浜に散る 血の涙
須磨の御寺に すがる清盛 団子