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【406】千手寺 河内

2012年07月21日 | 【 近畿の古刹 】

【406】千手寺 河内

住所 大阪府東大阪市東石切町3-3-16
宗派 真言毘盧那宗
山号 恵日山
開山 役行者
本尊 千手観音

備考 河内西国10

 笠置山の千手窟で修行していた役行者が、神炎に導かれ当地に来て千手観音の出現に出会い一宇を創建したのがはじまりとされています。後に、弘法大師が当寺の守護神善女龍王の願いによって千手観音像を刻み体内に古い像を納め本尊とした。以後、一宇を光堂とよび、この地を神並の里と呼ぶようになったようです。
 その後、維喬親王の乱で、堂宇が灰燼になった折り、本尊の千手観音が深野池に自ら飛入り避難した。その観音の光を見た在原業平が奉出し再建したと伝えられている。しかし、維喬親王の乱が史実ではないことや本尊が文化財指定されていないことから何らかの失火により焼失したみるのが自然かもしれない。

 


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