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【525】大威徳寺 岸和田市

2012年11月21日 | 【 近畿の古刹 】

【525】大威徳寺 岸和田市

住所 岸和田市大沢町1187
宗派 天台宗
山号 牛滝山
開山 役行者
本尊 大威徳明王

重文 多宝塔

 修験道の開祖役行者が牛滝山に山岳寺院として開いたのが始まりです。古来、葛城修験道の霊場として尊崇を集めてきた。比叡山の学僧であった恵亮が、境内の三の滝で修行中に滝の中から牛に乗った大威徳明王が現れたのを見て、その姿を彫って本尊として祀ったことから牛滝山とされている。
 空海も当山で修行をし、多宝塔などを建立したと伝える。多宝塔は室町時代に再建された後、戦国時代の兵火を潜り抜け重文に指定されている。真言宗と天台宗の兼学寺院であったが、真言系の本坊と、恵亮の流れを汲む天台系の穀屋坊との間で開基をめぐる争いがあり、明治に天台宗となった。
 無住では無さそうだが、管理を門前の住民が行っているようで朝7時前から1時間も山門で待たされた。8時から開門しますので注意しましょう。撮影ツアーと同行して少し早めに開門してもらった。坊さんが居ないので御朱印も無しです。


 第十番経塚を探すこと数十分。いつもは白い杭があるのだが、ここには無く塔婆だけが不動明王の横にあった。帰りに確認するとやはりこの岩がそうらしい。

牛滝の 大威徳明王 現れる
錦流れし 蒼き滝かな 

 

 

 


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