これぞトップアナリストの真髄！？

本日のネタ元は、ある総合商社の中間決算決算説明会から。

資源高で最高益を更新した絶好調な決算ではありましたが、
粒々に見ますと実は純利益で増益したセグメントは金属くらいということで、
手放してで喜ぶほどの内容ではなかったのかなぁ、という印象ではありました。


で本題に入ります。

今回は一応、ステップを踏んでご覧いただきたいので、
読み飛ばさないで下さい。
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【step１】
 
まず、昨年度決算の説明会でこの会社がプレゼンで用いた資料をご覧下さい。

細かいところは結構ですので、それぞれパラパラっとご覧ください。

　　06年3月期　決算公表参考資料
http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/ir/meetings/060509/20060509_b.pdf

　　 中期経営計画
http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/ir/meetings/060509/20060509_a.pdf

よろしいでしょうか。


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【step２】 

続いて、本日配布された資料。

こちらもパラパラっと眺めてみてください。

　　07年3月期中間決算　プレゼン資料
 http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/ir/meetings/061102/20061102j_a.pdf



で、これら資料を見てきた業界トップアナリストが質問。

どんな質問だと思います？


（少し考えてみましょう）




よろしいでしょうか。質問はこれ。






「どうでもいい質問なのですが。
　今まで御社のプレゼン資料は青が基調だったのに、今回は黄色。
　これは利益に変調を来たしたとメッセージが込められているのですか？」




場内大爆笑。
やっぱりトップアナリストは見るところが違う！！

因みに会社側は、「資料作成担当者の趣味でたまたまこうなった」と弁明。



しかし私は、さらに「こちら」に注目しました。
これもパラパラとめくって下さい。

　今回の中間決算時に発表された公表資料
http://www.mitsubishicorp.com/jp/pdf/ir/finance/earnings/20061031j_c.pdf


実は、もっと厳しい局面が来るのではないか・・・・・と怯えるのは私だけでしょうか。