赤門記者のメタボな日々

笑いの街・大阪で、笑えることも笑えないことも追いかける因果な商売。明日は笑っていたいなあ…。

可憐な猛虎

2008-09-13 02:21:16 | Weblog
 昨日は里田さんの話を書かせて頂いたので、
今日は石川さんの話を書かせて頂きたいと思います。

 テレビで見る笑顔が印象的だったのですが、
実はこのインタビュー開始時は、その笑顔が若干影を潜めておりました。
「思いのほか気難しかったらどないしよか」などと考えたのですが、
取材が進み出すと、いつもの笑顔で応じてくれました。
やはりアイドル。笑顔が似合うし、笑顔の出し方も心得たもの。
取材はテレビの生放送前のあわただしい時間でしたので、
さすがに緊張もされていたでしょうからね。

 「モーニング娘。」加入後は、常にエース格として活躍。
「ハロプロ」内のユニットにも積極的に参加し、
「全部で13個だったかな…。メンバーの中でも一番多いと思ってたんですけど、この間テレビで矢口さんと話してたら、矢口さんの方が多かったみたいで…」
と若干悔しそう?に話していました。
それだけ引っ張りだこだったということは、
やはりハロプロ内でも“鉄板”の存在だったということなのでしょう。
里田さんがデビューしたユニット「カントリー娘。」にも、
里田さん加入前から参加していたということで、
お2人が極めて自然に仲良く接していたのも、そういった背景があるのだろうなと思った次第です。

 そんな石川さんにとって特別だったのが、先日解散した「美勇伝」。
石川さん+三好さん、岡田さんという“新人”2人という形態から、
「すごい不安でした」といいます。
「私1人が目立つのもイヤだったし、私もまだ20歳でしたから…。モーニング娘。のライブツアーに出るのも複雑な気持ちがあったし、慣れるのに2年かかりました。3年9カ月しかやってないんですけどね」
と冗談めかして話していましたが、かなりの部分本音だったのではないでしょうか。

 その他、ハロプロ内、モーニング娘。内における
「ボケ」と「ツッコミ」の分析、
「キャラクター」というものに対する考え方、
今後の活動における思い、
人生設計などなど、
様々な話をして頂きました。
独特というか斬新というか、私にとっては想定外の考え方もちらほら見受けられましたが、
何にしても感じられたのが「よく考えてはるなあ」ということ。
これまで石川さんに対してファンの方、そうでない方が
どのような印象を持たれていたかはわかりませんが、
少なくとも、私の中ではだいぶ見方が変わりました。

 そして、我らがデイリースポーツとしては捨て置けないのが、
石川さんの虎党ぶり。
噂には聞いていたのですが、
「音楽ガッタス」の新曲のジャケット写真で来ていた衣装(オレンジ&黒の“ジャイアンツカラー”)に、
自ら「阪神ファンはこれ着ないですよね…」と苦笑いでツッコんでいたのを聞いて
「本物だ」と確信しました。
神奈川出身なだけに、横浜スタジアムや東京ドームにはよく観戦に訪れていたそうです。
最近はなかなか時間もないようですが、
「近いうちにちょっと見に行こうかと思ってます」とのこと。
その“熱さ”に、横で聞いていた里田さんが
「私、野球はあまり知らないんですけど、なんか阪神が好きになりそう」
と話したほど。
それに対して石川さんが
「スポーツ好きなら絶対盛り上がるから、見に行こうよ!」
とアプローチしていた姿は、
阪神の勝敗が死活問題にもなりかねないデイリースポーツ社員として
大変に頼もしく見えました。

 そしてこの日の写真撮影で、
ダメ元でこちらが用意したタイガース法被&メガホン着用をお願いしたところ、
あっさりOKして頂きました。
グッズ一式はお持ち帰り頂いたので、
今度の観戦に活用して頂ければ幸いこの上ありません。
その写真もできればこちらに掲載したいと思っております。

 石川さんのインタビュー記事は、10月8日または15日付け関西版朝刊の
「なにわShow劇場」に掲載する予定です。
そちらでは間違いなく「虎法被」の写真が載ると思いますので、
そちらも合わせてお楽しみ頂ければ幸甚でございます。
 
 毎度毎度の長文で恐縮ですが、今宵はこの辺で。