さいたま市指定史跡 「茶臼塚古墳」（埼玉県さいたま市）

今日は、あいにくの雨模様だったが、大宮付近に出かけるついでに、さいたま市指定史跡「側ヶ谷戸古墳群」を散策した。
「側ヶ谷戸古墳群」は荒川の支流の鴨川に沿って分布しており、6世紀後半～7世紀後半に築造された古墳群である。
現存する古墳は４基のみである。

訪れた、「茶臼塚古墳」は径３０ｍ、高さ３ｍの比較的きれいな形を保っている円墳であった。

さいたま市内には確認されているだけで、１００基近くもの古墳が存在していた。
しかし、開発が早くから進んだ地域がゆえ、破壊消滅したものが多く、現存する古墳の数は少ない。
「茶臼塚古墳」のすぐ西側にも、この古墳群の主墳と考えられる前方後円墳「井刈古墳」があったが、破壊消滅している。


全景　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　現地解説板

【史跡データ】
名称：さいたま市指定史跡「茶臼塚古墳」
所在地：埼玉県さいたま市大宮区三橋４丁目
時代区分：古墳時代終末期（７世紀代）
形態：円墳