はしぞう氏とF氏と、今期2度目の某ダムへフローターバス釣行した。
現地に到着すると、まずは前途を祝して缶チューハイで一人乾杯だ。
そして、今回は我先に入水するが。釣れない・・・。
後から入水して自分の対岸を攻めていた、はしぞう氏は、すでに2匹を釣り上げている。エビフレーバーのワームであるが。
仕方なく、自分は、早くもここで日本酒を投入した。アルコールパワーに頼るのである。
いつものように、酔って訳の分からないことを叫びながら、対岸のはしぞう氏を威嚇し、その前に割り込んだ。
そして、すかさず3匹ゲットである。腕の差ではないのだ。
その後は、二人とは別れ、一人で別方向へ進路をとった。
そして、オーバーハングした木の下にワームをスキッピングで入れていく。
岸ギリギリを狙ってキャストをしていると、奥の木に引っ掛かってしまった。たまにはこういうこともある。
木の下まで進み、枝に巻き付いた針を外した。フィールドを汚さないように回収に努める。基本である。
しかし、水中の障害物に進路をふさがれてフローターが戻れなくなってしまった。
酔った勢いで強引に脱出すると、フローターの横から折れた竹が浮かんできた。
その後は、順調にキャストも決まり、元気のいいバスが続々と釣れてきた。
しかし、釣り上げた1匹のバスから「シュー」という音が聞こえてきた。
「えっ?」バスに耳を近付けると、鳴いているようだ。「なんだこいつは!」
不思議に思ったが、「スポーニングの時期にはそういうバスがいるのかも。」くらいに思ってリリース。
ここまでで13匹である。今日は調子がいい。
そして、やっと気がついたのである。
バスをリリースしても「シュー」という音が消えなかったのである。
「ガビーン!」
鳴いていたのはフローターだったのである。さっきバスに耳を近付けたちょうどその付近である。
強引に障害物から抜けだした時に穴があいてしまったらしい。タイヤチューブタイプを過信していた。
即行で、はしぞう氏に連絡をして上陸地点へ急いだ。
あいにく、空気が漏れているのは少しづつのようであった。
上陸地点付近でフローターの様子を見ながら、釣りを再開してみた。
すると、立て続けに釣れるのである。トータルは24匹になった。
しかし、フローターが柔らかくなってきたのが実感できる。
このまま沈没したら・・・。怖くなってきたので上陸することにした。
上陸して、かなり離れた車までポンプを取りに戻り、再度空気を入れてみた。
今度は、また抜けるのを想定し、普段よりも余計に入れてみた。
そして、様子を見ながら再入水し、体重を掛けてみると。
「バリッ、バリッ、バリバリバリッ!」
静かな湖畔に衝撃音がこだました。
空気を入れ過ぎたために、カバーが破けたのである。
「翼が折れた・・・。」
終了である・・・。
まだ、9時半である。今日は13時ごろに上がる予定だったので、まだ3時間以上も残っている。
「自分は陸っぱりから釣りをするから・・・。」と、二人には釣りを継続してもらった。
しかし、このダムには陸から釣りができるところが非常に少ない。木々の隙間から適当にワームを投げてみる。
釣れる気がしない・・・。
それでも延々とキャストを繰り返して2匹を追釣。トータル26匹になった。
いい加減飽きてきた。
時計を見ると、すでに12時半を過ぎている。二人の姿はまだ見えない。
はしぞう氏に上陸催促の電話を掛けると「上陸地点に向かっているけど、まだ13時じゃないから。」との返事。
3時間も独りぼっちで二人の上陸を待ちわびているのに。全く気遣いがないのである。
しかも、はしぞう氏は、上陸地点付近で「ヒット!ヨッシャー!」などと大きな声を響かせている。26匹目だったようだ。
「自分に追い付いたぞヨッシャー!」だったのである。翼と心が折れた自分に、その一部始終を見せつけたのである。
イヤな奴だ。
しかも、上陸した後、自分が1時間近く粘っても釣れなかった見えバスがいることを教えると、エビフレーバーのワームを投げ、一発で仕留めやがった。自分は目の前が真っ白になった。
はしぞう氏は、自分のヘコんだ姿を見て、自分に勝る釣果をあげ、久しぶりに上機嫌であった。
「今日は楽しかった。」とかまで言う始末。
自分の倍近い時間もフローターで釣りをして、しかも反則まがいのワームを使っても、釣果は自分とほぼ同じだったくせに・・・。
結局、自分が26匹。はしぞう氏が27匹。F氏が10匹であった。
帰宅後は、すぐに酒をあおり、インターネット通販でフローターの注文をした。
現地に到着すると、まずは前途を祝して缶チューハイで一人乾杯だ。
そして、今回は我先に入水するが。釣れない・・・。
後から入水して自分の対岸を攻めていた、はしぞう氏は、すでに2匹を釣り上げている。エビフレーバーのワームであるが。
仕方なく、自分は、早くもここで日本酒を投入した。アルコールパワーに頼るのである。
いつものように、酔って訳の分からないことを叫びながら、対岸のはしぞう氏を威嚇し、その前に割り込んだ。
そして、すかさず3匹ゲットである。腕の差ではないのだ。
その後は、二人とは別れ、一人で別方向へ進路をとった。
そして、オーバーハングした木の下にワームをスキッピングで入れていく。
岸ギリギリを狙ってキャストをしていると、奥の木に引っ掛かってしまった。たまにはこういうこともある。
木の下まで進み、枝に巻き付いた針を外した。フィールドを汚さないように回収に努める。基本である。
しかし、水中の障害物に進路をふさがれてフローターが戻れなくなってしまった。
酔った勢いで強引に脱出すると、フローターの横から折れた竹が浮かんできた。
その後は、順調にキャストも決まり、元気のいいバスが続々と釣れてきた。
しかし、釣り上げた1匹のバスから「シュー」という音が聞こえてきた。
「えっ?」バスに耳を近付けると、鳴いているようだ。「なんだこいつは!」
不思議に思ったが、「スポーニングの時期にはそういうバスがいるのかも。」くらいに思ってリリース。
ここまでで13匹である。今日は調子がいい。
そして、やっと気がついたのである。
バスをリリースしても「シュー」という音が消えなかったのである。
「ガビーン!」
鳴いていたのはフローターだったのである。さっきバスに耳を近付けたちょうどその付近である。
強引に障害物から抜けだした時に穴があいてしまったらしい。タイヤチューブタイプを過信していた。
即行で、はしぞう氏に連絡をして上陸地点へ急いだ。
あいにく、空気が漏れているのは少しづつのようであった。
上陸地点付近でフローターの様子を見ながら、釣りを再開してみた。
すると、立て続けに釣れるのである。トータルは24匹になった。
しかし、フローターが柔らかくなってきたのが実感できる。
このまま沈没したら・・・。怖くなってきたので上陸することにした。
上陸して、かなり離れた車までポンプを取りに戻り、再度空気を入れてみた。
今度は、また抜けるのを想定し、普段よりも余計に入れてみた。
そして、様子を見ながら再入水し、体重を掛けてみると。
「バリッ、バリッ、バリバリバリッ!」
静かな湖畔に衝撃音がこだました。
空気を入れ過ぎたために、カバーが破けたのである。
「翼が折れた・・・。」
終了である・・・。
まだ、9時半である。今日は13時ごろに上がる予定だったので、まだ3時間以上も残っている。
「自分は陸っぱりから釣りをするから・・・。」と、二人には釣りを継続してもらった。
しかし、このダムには陸から釣りができるところが非常に少ない。木々の隙間から適当にワームを投げてみる。
釣れる気がしない・・・。
それでも延々とキャストを繰り返して2匹を追釣。トータル26匹になった。
いい加減飽きてきた。
時計を見ると、すでに12時半を過ぎている。二人の姿はまだ見えない。
はしぞう氏に上陸催促の電話を掛けると「上陸地点に向かっているけど、まだ13時じゃないから。」との返事。
3時間も独りぼっちで二人の上陸を待ちわびているのに。全く気遣いがないのである。
しかも、はしぞう氏は、上陸地点付近で「ヒット!ヨッシャー!」などと大きな声を響かせている。26匹目だったようだ。
「自分に追い付いたぞヨッシャー!」だったのである。翼と心が折れた自分に、その一部始終を見せつけたのである。
イヤな奴だ。
しかも、上陸した後、自分が1時間近く粘っても釣れなかった見えバスがいることを教えると、エビフレーバーのワームを投げ、一発で仕留めやがった。自分は目の前が真っ白になった。
はしぞう氏は、自分のヘコんだ姿を見て、自分に勝る釣果をあげ、久しぶりに上機嫌であった。
「今日は楽しかった。」とかまで言う始末。
自分の倍近い時間もフローターで釣りをして、しかも反則まがいのワームを使っても、釣果は自分とほぼ同じだったくせに・・・。
結局、自分が26匹。はしぞう氏が27匹。F氏が10匹であった。
帰宅後は、すぐに酒をあおり、インターネット通販でフローターの注文をした。