国指定史跡 「姥山貝塚」 （千葉県市川市）

千葉県市川市散策の最後は、国指定史跡「姥山貝塚」を訪れた。



「姥山貝塚」は、縄文時代中期から後期にかけて形成された、大規模な馬蹄形貝塚である。
また、縄文時代の竪穴住居跡が日本で初めて完全な形で発掘された遺跡、１軒の竪穴住居跡から５体の人骨が折り重なった状態で発見された遺跡としても著名である。
これまでに発掘調査が繰り返し行われ、現在までに竪穴住居跡が３０箇所以上、人骨は１４０体以上発見されている。

現在は、姥山貝塚公園として整備されており、これまでの発掘調査地点ごとにその調査の成果を示す解説板がある。


規模は東西約１３０ｍ、南北約１２０ｍ。



【史跡データ】
名称：国指定史跡「姥山貝塚」
所在地：千葉県市川市柏井町
時代区分：縄文時代中期～後期（約4500～3000年前）
形態：貝塚