だいぢのEasyBassing

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熊本県民になりました。

茨城県指定史跡 「府中愛宕山古墳」 (茨城県石岡市)

2016年01月24日 | 散策記
「常陸国分尼寺跡」を見学した後は、茨城県指定史跡「府中愛宕山古墳」へ行ってみた。


近くにある「舟塚山古墳」と共同の見学者用の駐車場が完備されている。   古墳は工場の裏にある。 2016.01.24

「府中愛宕山古墳」は、舟塚山古墳群の一つで、全長96mの前方後円墳である。
築造時期は、6世紀初めごろと推定される。


北側から。墳丘はだいぶ変形しているが、前方後円墳だとすぐに分かる。 茨城県の史跡に指定されている。

(現地解説板)
県指定史跡 府中愛宕山古墳
     所在地 石岡市北根本六九四番地外
     指定年月日 昭和四十六年十二月二日
 府中愛宕山古墳は、舟塚山古墳の北東約三〇〇メートルに位置する前方後円墳である。
霞ヶ浦に舟を乗り出す形なので出舟といわれ、舟塚山古墳は入船と呼ばれる。
明治三十年東京大学の坪井正五郎が発掘調査し、無文素焼の壷七個を発見したといわれる。
 昭和五十四年の周溝確認発掘調査により、全長九六・六メートル、後円部径五七メートル、
前方部幅五七メートル、後円部高八・五メートル、前方部高七・五メートルの規模を持つことが明らかにされた。
その墳形は応神天皇陵(大阪府)に類似している。かつて、墳丘から形象埴輪が出土したといわれるが、詳細については不明である。
 この古墳は、舟塚山古墳群の中でも規模が大きく、築造年代は、六世紀初め頃に位置づけられる。
     平成二十六年三月  石岡市教育委員会


後円部から前方部を眺める。古墳南側は住宅が迫っている。  前方部から後円部を眺める。

【文化財データ】
名称:茨城県指定史跡「府中愛宕山古墳」
所在地:茨城県石岡市北根本694番地外
時代区分:古墳時代後期(6世紀前半)
形態:前方後円墳
駐車場:有(無料)
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