After Effects CS4の「3Dチャンネルエフェクト」には、新しく「EXtractoR」と「IDentifier」エフェクトが追加されています。
これは、マルチチャンネルのOpenEXRファイルを読み込みができる、サードパーティプラグイン「ProEXR」が標準で搭載されたからです。
実際に、3DソフトでOpenEXRファイルを作成して、After Effects CS4で開いてみました。
<Lightwave v9 からOpenEXR出力>
3Dソフトによっては、標準機能で対応できる物もありますが、Lightwaveでは、市販のプラグイン「exTrader」が必要です。
ライセンスキーが届いたところで(ディストームでは、3営業日後に届く)、わからないままとりあえず出力をしています。
すべてのチャンネルを含んだファイルを作成して、After Effectsへ・・・
<After Effects での設定>
メニューは、こんな感じですが、読み込んだ時点では、真っ黒の画面かもしれません。
EXtractoR のRGBAチャンネルの設定をすれば、何らかの画像が出てきます。
今回テストをすると、EXtractoR の「ブラックポイント」「ホワイトポイント」を設定すると強制終了する異常が出てしまいました。
この現象については、「fnord」サイトでプラグインをダウンロードして上書きインストールをする事によって、正常動作に戻っています。
このファイルには、「OrphExtrack」と「ProEXR Comp Creator」いう別のエフェクトが新しく追加されるので、問題が起こらなくてもこのファイルを使ったほうが良いと思います。
ProEXR Comp Creatorは、ファイルメニューにあります。
チャンネルをレイヤーに分割できる
ダウンロードしたファイルには、「OpenEXR_channel_map.txt」も含まれており、After Effects CS4のマニュアルによると、これも使うと便利なようである。
チャンネルの名前が羅列されているけど、もう一度、Lightwaveのプラグインメニューを見ると、チャンネルの名前が変更できるようになっている。
どちらかの名前を合わせれば良いような気がするが? まあ続きは、正式にバージョンアップしてからという事になりそうです。
<script type="text/javascript">
</script>
<script type="text/javascript" src="http://pagead2.googlesyndication.com/pagead/show_ads.js"> </script>