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たかじん委員会「民主党」「韓国に学ぶ」

2008-02-18 13:42:01 | テレビ等
この週末,京都に帰宅して久々に『たかじんのそこまで言って委員会』見ました。
メインのパートではそれほど目新しい情報や新鮮な切り口は出なかったですが歯切れのいい丁々発止のやりとりが面白かったです。

たかじんのそこまで言って委員会
「民主党に必要なものは何か」


宮崎哲弥・三宅久之「司令塔」 
 「大連立の話で党内がまとめられないからって辞めるって
  言い出したところで世間の多くは見放したと思う。
  そこを強引にまとめる,引っ張っていく資質を買われたからこその
  小沢党首じゃないのかと」

勝谷誠彦 「小沢さんと話をして,ドブ板選挙の話で
  主旨としてなるほどと思ったのは,かつての地縁・利権団体がらみの
  組織票じゃなくて,有権者が言いたいことがあったら直接政治家に
  言ってくれという新しいパイプを作るという意味でのドブ板なんだと。
  そういう意味であればね,いいと思うけどね」

宮崎 「民主党の場合,世代間のギャップが大きすぎる」

崔 洋一 「岡田・前原のトップがなんであんなに短命だったのか
  僕たちにはさっぱりわからないし,何の説明もない。
  ちゃんと総括すべきだよね」
 ※直接的な原因というか,きっかけはイオンケンシュタインの岡ちゃんの場合選挙で勝てないってレッテルが貼られちゃったのと,前原は永田メールでの失態ですよね。あそこまで情報センスのない人がネクスト防衛長官だったりネクスト総理だったりではやってられないのは確かで,正直再チャレンジもしてほしくない。まぁ,与党閣僚のボケっぷりも相当なものがありますが…

村田晃嗣 「広告からしてひどすぎる。
  党のトップ3人が帆船のかじを持ってて吹き飛ばされそうになって
  何もしてないのに嵐が通り過ぎただけじゃないかってCM,
  その(前の)前の岡田党首のときの『日本をあきらめない』
  ってコピーも,小さな定食屋のオヤジでも毎日一生懸命やりくりして
  切り盛りしてるのに一国の政権をとろうって党の党首が
  日本をあきらめないって,何考えてるんだ?!って。
  こんなこと言ってる党を支持できるかって宣伝ですよ」
※ですよねー。

勝谷 「若手が党内をよくしようと頑張ってるのに
  変えようとしない抵抗勢力がいる。CMにしたって,
  どういう流れか知りませんが(胸ポケットに手を出し入れする
  ジェスチャーをしながら),もっといい代理店にしようという
  声があっても,どうしようもないどこやらの代理店が
  継続して引き受け続けることになっているわけですよ。
  党内官僚も御せない党が,霞ヶ関の官僚に太刀打ちできるのか
  って話ですよ」

ねぇ?ネクストキャビネットの総務大臣。
原口一博 「本当に今週来るんじゃなかった…
  僕も新進党で国会議員になって4期目,36人いた仲間がことごとく
  討ち死にして今3人ですよ。自民党や社会党の残党を排除しなきゃと
  一生懸命やってきたんだけれど,それをやると,
  あっち(与党)を利するだけなんですよね…」

 「ただ,誉めたいのは,地方議会の議員,
  自民党ばっかりだったのが,民主が増えてきたこと」  

宮崎 「これは将来の財産になりますよね」


「今,韓国に学ぶべき点は何か」
韓国の次期大統領に李明博(イ・ミョンバク)氏が当選,
大阪生まれで「未来志向」を標榜する彼が率いていくこれから,
反日・嫌韓といった対立構図から一歩踏み出し
いい意味で競い合う時代の始まりにしていくべきでは…
不景気と言われながらも経済成長率は4%台を維持
スポーツでもハンドボールなどいくつもの競技で日本を圧倒,
映画なども今アジアで一番勢いがあると言われる韓国,
などといういかにもとってつけたようなイントロで
(先日焼失した南大門も「国宝第1号なのに警備が無人ですごい」
 とか明らかに褒め殺しの紹介してましたし)
とってつけたようなテーマを掲げておりましたが
バリバリの反日ノムヒョンにしたって歴代大統領は皆就任当初は
「未来志向」過去にはこだわらないって言ってたわけで
内政が苦しくなったら日本を悪者にするのがお決まりのパターン。
そこにわざわざツッコミを入れてもしょうがないですが
ゲストで登場したのがあの朴一氏ですからどうなるか…

●愛国心
「反日・反米で国内をまとめている面もある」
金「いえ,反日・反米とかいう以前に韓国の人は
 純粋に自分の国を愛していますよ。
 日本は愛国という言葉を口にしてはいけない,
 タブーにされていた時期が長かったから…」
※韓国のアメリカなど外国への移民流出の度合いは
 日本とは比べものにならないほど多いですけどね…。
 出ていった先では地元に溶け込まない,
 WBCなどで見られたようにスポーツの国際大会での
 露骨・過激な韓国応援などのナショナリズムを見せつける
 といった出来事が多々見られますが。
 ただ,教育現場などで「国の将来のために勉強する」
 といった子は明らかに日本より多くて,これは健全だと思うし
 うらやましいですけど。


●外国人参政権
朴「国政じゃなくて地方自治ですね。
  日本に生まれて生活して税金をおさめてる以上,
  ゴミ処理場をどうしようとか生活に関係する決め事とか
  参加する資格がほしいってことですね」
※ちょっと聞くと「ああなるほど」と思うようなことを
 さらっと言うわけです。

崔「僕もね,親父が苦労して働いて,僕も一生懸命稼いで
  税金を納めてるから投票権は欲しいかなとは思うよね」
金美齢「ここで混同してはいけないのは,納税と人権・参政権は別ということ。
  未成年は参政権ないけど人権ないですか?」
勝谷「日本の参政権がほしいなら日本の国籍をとればいいんですよ。
  まずそれが筋で,それをしないで外国籍のままどうこうって」
朴「やってますよ。毎年1万人くらい帰化しています。
  まぁ,一番いいのは二重国籍なんですけどね」
※さらっと何ふざけた事言ってんだこいつ?!
  こんなんが大阪市立大学,日本の公立大の教授ですから。

金「私も在日外国人で,参政権がもらえるかどうかってことに
  とやかく言ってもと思いますけど,在日の外国人には
  反日の人が多すぎるんですよ。朴さんも反日大好きでしょ?」
朴「愛するからこそ嫌いだったりもするわけでね…ゴチョゴチョ」
崔「俺も日本って嫌な国だなと思ったり,日本に生まれてよかった
  と思ったり,参政権にしても要らないとも思うし
  やっぱ欲しいなと思うときもあるし,揺れ動いてるのよ」
宮崎「民主党が公約に掲げている外国人参政権の法案,
  党内でも意見が割れてるんだよね?」
原口 (党内のまとめ役にいるので自分の考えは言えない)
 (最終的には党議拘束を外して自由投票ということも?
  そういうこともあるかもしれない)
  「与党でも意見は割れてる。公明党の冬柴さんはできるなら
   すぐやってほしいと言っている」
勝谷(公明は創価学会票が…)
朴「昔は創価学会に在日韓国人の会員が多くいたってことは
  ありますけど,今はそうでもないですよ」

勝谷「まずはっきりしないといけないのは,三重県伊賀市で
  在日韓国人の税金免除が何十年も続いていた問題!
  こういう在日特権,問題にはっきりけじめをつけない限り
  外国人参政権なんか絶対認められない!」
崔「本当にそんなことあったの?!そりゃダメだ…
  一生懸命やってきた人間からしてもそれは許せないね」
金「総連とか集団で押しかけて無理を通してきた,
  役場はそういう圧力に抵抗しなかった歴史があるのよね」
三宅「勝谷くんは言ってることが過激でね,
  そうガチャガチャ言ってるばかりだと通らないから」

一番保守側の三宅さんが押さえ役に回ってたしなめ発言することで
丸くおさまりつつも,全体的なトーンとしてはやっぱり
思いっきり右寄りで終わりましたとさ。
そりゃ在日の人たちも異国の地で頑張って生きているわけで
何もないのに一方的に「嫌なら帰れ」ってのも酷い話ですが
ずっと住んでて国籍をとらない,年金をおさめないでもらえないのは差別だ
と勝手なわがままを主張されて差別と言われてもね…。
朝鮮(韓国)系日本人でいいじゃないですか。
祖先からの文化は誇りで持ち続けつつ日本の法を守り
日本社会の一員として共に頑張りましょうよ。
パチンコ・サラ金・ヤクザ・通名報道といった闇をなんとかしてほしいですよね…。

偽装国家II~底なし篇~ (扶桑社新書 22)

勝谷 誠彦 /扶桑社 (2007/12/22)

1冊で1000冊読めるスーパー・ブックガイド

宮崎 哲弥/新潮社 (2006/11/16)

「在日コリアン」ってなんでんねん? (講談社プラスアルフア新書)

朴一/講談社 2005/11

『マンガ嫌韓流』のここがデタラメ―まじめな反論

太田 修 (著), 朴 一 (著, 原著) /コモンズ (2006/05)


こういったメインのテーマの間に
「たかじんのVS(ばぁーさす)」と題して,
対立する2つの人やモノに対して各パネリストがどちらを支持するか
という新企画。これまでの通常のテーマでも「どっち?」的な
お題はよくありましたけどね。よりシンプルというかテレビ的というか。
今回のテーマは次の3つ。
・次期アメリカ大統領,日本にとって望ましいのは
 オバマ氏とヒラリー氏,どっち?
・倖田來未「羊水が腐る」発言騒動,
 勝谷氏と2ちゃんねらー,どっちが悪い?
・遅刻発言騒動,
 橋下新大阪府知事とNHK,どっちが悪い?


アメリカ次期大統領に関しては2週ブチ抜きでやってもいいくらい
重要な問題ですけど,ほかの2つについてはどうでもいい話で
パネリストたちもそういうスタンスですよね。
羊水問題だって勝谷氏も言ってるとおり
「2ちゃんねるでの書き込みはゼロをどれだけ集めてもゼロなわけで
 それにマスコミが追随したりスポンサーが萎縮することがいけない」
※不正や反社会的言動,世間をなめた態度をとって反感を買うと
 たちまち過去のソースを探し出されたり,自宅を特定されたりする
 ところはすごいと思いますけどね。発言自体はそれに踊らされる奴が
 バカというところでそんなに力があるわけじゃない。

NHK問題にしても,まあ,こういうことがありましたという
ニュースのおさらい程度だと思って見ればという話ですね。

たかじんのそこまで言って委員会(よみうりテレビ)

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たかじんのそこまで言って委員会

講談社 2004/04

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