入学シーズンに想い出す女性

入学シーズンに想い出す女性と言っても、恋のお話ではありません。

高校入学時に隣の席に座っていた女性Ｍさんの話です。

共学で保健の授業も男女一緒だったのですが、性教育のちょっとエロい話になると（とは言っても先生は真面目に話しております）、肩を大きく震わせながら、必死に笑いを堪えているのです。『エロ話が好きな女だな』それが第一印象でした。

英和辞典の内側の部分にインデックスとしてＡＢＣＤ、、、と書くのですが、彼女の場合あいうえお、、とマジックで途中まで書いてしまい、それをマジックでグチャグチャと線を入れて消して脇にＡＢＣＤと書き直していました。何故あいうえお？あかさたなならまだ許せるのですがあいうえおだったのです。『どうやって鶴南に入って来たんだろう？』それが第二の印象でした。

ちょっと彼女の事がわかってきました。古典の時間に給う（たまう）という言葉を古語辞典で調べていると、奇跡的な言葉を発見→玉ぶりぶり。絶対にこれは彼女に喜んでもらえると思い。蛍光ペンでアンダーラインし、その言葉を無言で彼女に見せると、今までに無いほど大きなアクションで必死に笑いを堪えていました。『やはりエロ好きだ、、、』入学から数週間で答えが出ました。

ちなみに彼女は今、鶴岡市内で教師をしています。